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ど素人の質問で恐縮なんですけど、宇宙の星は全て、恒星の周りを惑星が回っていたり、惑星の周りを衛星が回ったりしているのであって、星が単独で浮いているというのはあり得ないのですか?

それから、夜空に見える星座は全部恒星で、実はその周りには、暗くて見えないだけで沢山の惑星が回っているのですか?

A 回答 (5件)

「星は全て、恒星の周りを惑星が回っていたり、惑星の周りを衛星が回ったりしている」


 その可能性は十分考えられます。
それは、太陽系誕生の経過が考察されるようになり、学説として定着してきたことから、太陽系以外の恒星でも似たような経過が有ったのではないか・・・という類推によるものです。近年の観測技術の発達により、幾つかの恒星が惑星を随伴していることも確認されました。
とは云っても、全ての恒星が必ず惑星を伴うと云うには至っていません。又、太陽系外惑星は発見されましたが、それらが衛星を伴う所までは確認されていません。

「星が単独で浮いているというのは」
 あり得ないと考えた方が良さそうです。
それは、恒星が誕生するのは暗黒星雲と呼ばれるガスや塵の集合の中で、それらが互いの重力で引き合い集結するすることで始まり、やがて固形化した星が生まれ、さらに集合することで自己発熱→核融合反応の始まり、と云う経過を経ていることと、そのような場合には、恒星が密集して誕生し、星団を形成するという天体物理学の到達点からの結論です。自己発熱→発光に至らない単独の星の存在は考えられないのです。太陽系は現在星団の圏外に居ますが、天の川銀河系内で同時的に誕生した兄弟星の存在が類推され、確認の為の観測が続けられています。

「夜空に見える星座は全部恒星で、実はその周りには、暗くて見えないだけで沢山の惑星が回っている」
 肉眼で識別できる天体の数は限られています。何千光年以上も離れた遠方の星は、肉眼や通常の望遠鏡では一個にしか見えない場合でも、実は銀河だったり銀河団だったりします。それらも全て恒星の集まりで、全ての恒星は核融合反応で、熱と光を発しています。自己発光しない冷たい天体は、確認する手段がありません。太陽の数百万分の一程の暗い天体は有ったとしても、現段階では確認できません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。解説は参考になりました。

お礼日時:2014/05/12 09:55

 全ての恒星の周囲を惑星が公転しているわけではありませんが、最初は10個の恒星のうちの1個に惑星が公転していると言われていたものが、惑星の発見数が増えるに連れて比率が高くなっていく傾向があるようです。



 しかし、重元素比率が高い金属過剰星以外では、惑星を持つ恒星の数は低くなるようです。一般に惑星を持つのは金属過剰星だと考えてください。現在のところ、惑星を持たずに単独で存在している恒星の比率は大きいようです。

 自由浮遊惑星と呼ばれている木星ぐらいの大きさの惑星が、恒星の周囲を公転しないで単独で宇宙に存在している例が多く、銀河系の恒星の数(1000億個)と同じぐらいあると考えられているようです。

 夜空に見える星座はほとんどが恒星ですが、アンドロメダ座のように銀河を含んでいる例もあります。今まで発見されていなかっただけで、惑星を持つ恒星の数は予想以上に多いのがわかって来ていますし、恒星が見えない場所にも自由浮遊惑星が数多く存在しているようで、宇宙は惑星が溢れていると考えて良いようです。

 太陽系外惑星:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% …
 太陽系外惑星の一覧:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% …
 自由浮遊惑星:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。なるほど、そういうことだったのですか。参考になりました。

お礼日時:2014/05/12 14:47

物理学上「存在が考えにくい」「存在する可能性がある」という話と


それが「天文学上観測されている」というのは別の話でして。

とりあえず、恒星は「光る」ために遠距離でも観測しやすく、多数が
「存在を確認されて」います。ですので、観測がベースの天文学上
の視点では、「星が単独で浮いている」と言えるんです。

ただ、これも観測上「ほとんどの星は、星雲という星の集まりに所属
して、同じ重心を中心に回転している」とも言えるので、星は「単独
では」浮いていないとも言えますね。

で、「存在する可能性」云々の物理学上の視点では、太陽系は
宇宙規模でみると「ごく普通」のランクに属するために、他の「ごく
普通」のランクの星にも、太陽系のような「太陽(恒星)-惑星-衛星」
の系が存在すると推測できるんです。

ですので、推測を含む物理学上の視点で言えば「(たぶん)星は
単独では浮いていない(であろう)」と言えます。

ただ、星には成長過程があって、そういう推測ができるのは、「太陽と
同じ性格を持った」主系列星と呼ばれる星だけです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%BB%E7%B3%BB% …

他の種類の「白色矮星」「赤色巨星」なんていう星がどういう存在
形態をしているのかは、「物理学上、惑星が存在してもおかしくない」
とはいえ、ちょくちょく惑星が観測されている主系列星とは違って
「観測例がない」ので、何とも言えない・・・というのが現状です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。解説は参考になりました。

お礼日時:2014/05/12 14:43

 参考になりそうなURLを添付します。



 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% …

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2014/05/12 09:51

>星が単独で浮いているというのはあり得ないのですか?


>夜空に見える星座は全部恒星で、実はその周りには、暗くて見えないだけで沢山の惑星が回っているのですか?

太陽系以外はまだよくわかっていないのです。
太陽系のように惑星や衛星がある恒星は見つかっています。

夜空に見える星座は全部恒星です。太陽系の惑星と衛星しか見えません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2014/05/12 09:52

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