1,エネルギーをもった電子はしばしばH+と対になっているのはなぜか。
(参考書からの抜粋によると、
「酸化的な呼吸においてはCH結合の水素原子がグルコースから酸素に渡されるからではなく、価電子の位置が変化するからエネルギーが放出されるのである。」
となっています。水素原子がグルコースから~ではなく、水素原子と炭素原子がグルコースから~でもいいような気がします。なぜ、水素原子に特定されているのでしょうか。)
2,グルコースのCH結合が酸素(電気陰性度がCやHよりも高い)によって酸化され、グルコース中のCやHの電子が酸素に移動する際に、エネルギーを放出する。
一方、NAD+は高エネルギーをもった電子をH+と共にグルコースから受け取り、他の物質に運ぶことができる。
なぜNAD+はエネルギーを受け取った際に、酸素のようにそのエネルギーを放出してしまわずに、運ぶことができるのか。それとも、NAD+も電子を受け取った時点で多少はエネルギーを放出するが、残りのエネルギーを運ぶというだけなのか。
以上の2つの点がわかりません。また、一応この質問は参考書を見ながら書いたのですが、非常に文章が整っていないうえ、間違っているところもあるかもしれません。
どなたか間違っているところも含めて、わかりやすく教えていただけると助かります。お願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
失礼ですが、あなたはお幾つですか?
一応「化学」の専門家ですが、その参考書バカが書いたので「意味分らん」状態、大学院博士課程後期の学生が読んだら「激怒」する。
>エネルギーをもった電子はしばしばH+と対になっているのはなぜか。
意味不明、グルコースの好気的酸化の話しらしいですが、この「提起」は無視すべきです。
だって生物の体内にH+が「無い」場所などあり得ない。
基本的に好気的酸化は、脱水素・加水分解とNAD(P)Hの生成のペアで出来ており、後者のうち還元に使用されない部分が酸素との電子伝達で生まれるATP(ときどきGTP)が身体を動かしています。
>高エネルギーをもった電子をH+と共にグルコースから受け取り
うそ、グルコースの脱水素はエネルギーと無関係、唯の平衡、NAD(P)Hが出来るだけ、上記の様にエネルギーについてグルコースは「俺が知った事か」状態。
>なぜNAD+はエネルギーを受け取った際に、酸素のようにそのエネルギーを放出してしまわずに、運ぶことができるのか。それとも、NAD+も電子を受け取った時点で多少はエネルギーを放出するが、残りのエネルギーを運ぶというだけなのか。
上記の様にこのプロセスは「平衡」(厳密には定常状態)なので、無駄な熱を放出しないと進行しないが、酸素は無関係、忘れなさい。
上記の様にTCAサイクルでNAD(P)HとGTP一個が関わるだけで、ATP生成とはほぼ無関係。
混ぜると「分け分らん」になります。
馬鹿馬鹿しいが2にも一言。
>グルコースのCH結合が酸素(電気陰性度がCやHよりも高い)によって酸化され
電気陰性度など関係なし、だって「平衡なんだもん」、それに解糖サイクルは脱水素酵素と加水分解酵素で出来ており、酸素の出番など無い。
>NAD+も電子を受け取った時点で多少はエネルギーを放出するが、残りのエネルギーを運ぶというだけなのか
何度も言うがプロセスは「平衡」無駄な熱は片方に動かす為に「必至」、もちろん「移動中」にNAD(P)Hは方々で無駄になるが、大した事ない、大問題だったら、生命現象に使われるはずは無い。
最新の教科書がどう教えているか知らないけど、TCAサイクルとNAD(P)Hの酸化とは基本的には関係ない、両者があるから生きて行けるが、互いにのプロセスは「独立」で物理的な配置は近いかも知れないが、純粋に「化学」としてみれば、全く関係ない二つの事象でしか無い。
m(__)m
そうですか...一応医大で使われているレーヴン・ジョンソンという教科書を参考にしたのですが...
私もついこの間まで高校生であったので、私の解釈および書き方が間違っていたのかもしれませんし、レーヴン・ジョンソンは初学年用なので、難しい表現を省いたところ、そのような説明にならざるを得なかったのかもしれません。
ちなみに、2番めの質問は解糖系についてではありません。それぞれ、NAD+による電子伝達と酸素によるグルコースの酸化のところを別々に読んでいて、なぜ違うのか?と思っただけです。
多分、質問が意味不明になったのは参考書のせいではなく、私のせいだと思います。(笑)
こんな質問にわざわざ回答してくださってありがとうございました。
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