マレーシア機を撃墜したｂｕｋ対空ミサイルの出所

マレーシア機を撃墜したｂｕｋ対空ミサイルの出所ですが、ウクライナ軍のｂｕｋが強奪されてますのでそれかとも思ってましたが、いつのまにかロシア供与一色の報道になっています。今回使用されたｂｕｋがロシア供与であるというニュースソースはいったいどこなのでしょうか？

No.1 回答者： KappNets 回答日時： 2014/07/21 13:17

新聞報道では「タス通信によると、「共和国」幹部は６月２９日、ブクとともにウクライナ軍の施設を支配下に置いたことを明らかにしている。

」とあります。つまりウクライナ軍のブクを支配下に置いたという報道は責任をウクライナ政府に押し付けたいロシア側の宣伝である可能性が高いと思われます。

その後（多少怪しいのですが）ウクライナ政府は反政府組織（親露派武装集団）の通信傍受の音声や、一発を撃ち終えたブクの移送写真を報道しました。またオバマ大統領は「親ロシア派武装集団が実効支配するウクライナ東部から地対空ミサイルで撃墜された」と述べました。（米国の技術力から）欧米ではこちらの方が支持されています。

この回答への補足

御回答ありがとうございます。
ただウクライナ側もＢＵＫを奪取されたことを特に否定はしてないんですよね？

＞一発を撃ち終えたブクの移送写真
これは写真を見ればウクライナ軍のものかロシア軍のものか区別がつくものなのでしょうか？

補足日時：2014/07/21 13:59

No.2 回答者： kusirosi 回答日時： 2014/07/21 13:45

ロシア供与というより、

ソ連解体時にウクライナ軍に分配されたままのももということ。

Buk、ＳＡ１１は旧ソ連で開発され、今日でもロシアしか生産してない。

No.3 回答者： KappNets 回答日時： 2014/07/21 14:37

＜ただウクライナ側もＢＵＫを奪取されたことを特に否定はしてないんですよね？＞

私も少し混乱していましたが、
http://blog.livedoor.jp/tgfuy8371/archives/99465 …
によると当初のウクライナ政府の主張は「武装勢力が奪って使用していた」であり、武装勢力側は「我々はブクを持ってはいない」「マレーシア機を撃墜したのはウクライナ政府所有のＢＵＫである」と主張して対立していました。

その後米国がロシアから２週間前に親ロシア勢力の支配地域に持ち込まれた対空ミサイルが発射された主張しました。

＞一発を撃ち終えたブクの移送写真
＜これは写真を見ればウクライナ軍のものかロシア軍のものか区別がつくものなのでしょうか？＞

写真だけでは（一発がなくなっている）ブクの移送写真という以上のことは言えません。ロシア側はウソの写真ではとかウクライナ軍がミサイルを撃ったのでは、と言っていますが、米国は「使い終わったブクはロシアに移送されつつある」と言っています。

なお、戦況からウクライナ軍には（相手機がないのに）ミサイルを撃つ理由はありませんし、最近ウクライナ軍の輸送機が撃たれていることから武装勢力には撃つ理由があったという意見に信憑性があります。

この回答への補足

再度の御回答ありがとうございます。
状況から親ロ勢力が打ち落としたということには間違いはないでしょう。
ただそのミサイルがロシア供与かウクライナが奪われた鹵獲兵器かは、ロシアがマレーシア機撃墜に直接かかわったかどうかをわける重要な問題と思っています。

補足日時：2014/07/21 14:44

No.4 回答者： KappNets 回答日時： 2014/07/21 14:45

No. 3 が捕捉します。

読売新聞の情報ですが
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140721-OYT1T500 …
に「ケリー氏はインタビューで、米情報機関やソーシャルメディアの情報として、〈１〉地対空ミサイル発射の画像や軌道、〈２〉親ロシア派武装集団が撃墜について話す会話の傍受記録、〈３〉地対空ミサイルをロシアに戻す輸送車のビデオ映像――などを入手していると語った。また、過去数週間で、車両約１５０台分のロケット発射装置、戦車などが、ロシアから武装集団に引き渡されたと指摘。「政権として最終的な結論は下していない」としながら、多くの証拠から、ロシアの関与が濃厚との見方を示した。」とあります。

No.5 回答者： trytobe 回答日時： 2014/07/21 15:31

爆破された破片など、ミサイルを含めた残骸を、親ロシア側兵士が隠し持っているようでは、ロシアが自ら乗り込んで無実を晴らすしか、ロシアの無実を証明するすべはありません。

それをしない、ということは、そういうことです。

No.6 回答者： KappNets 回答日時： 2014/07/22 09:17

No.4 の補足です。

http://www.spiegel.de/international/world/a-dead …
に詳しい経緯がまとめられています。英語です。

この回答へのお礼

たびたびの御回答ありがとうございました。
その後の報道によるとどうやらロシアが持ち込んだ蓋然性が高いだけで、結局ミサイルの出所について確信はないようですね。

お礼日時：2014/07/23 20:06

No.7 ベストアンサー 回答者： KappNets 回答日時： 2014/07/23 21:10

＜その後の報道によるとどうやらロシアが持ち込んだ蓋然性が高いだけで、結局ミサイルの出所について確信はないようですね。

＞

むろんプーチンが認めない限り(#)「蓋然性」の域を出ません。でも被告が有効に反論出来なければ日本の裁判でも状況証拠だけで有罪になる場合もありますよ！
(#) 墜落現場の情報やブラックボックスの情報も重要ですが、墜落破片は親ロ勢力がいじって（切り取ったり）しまっているらしい報道があります。

http://www.washingtonpost.com/world/national-sec …
には米国の情報機関がウクライナに出入りするロシア軍隊の動きについて報告しています。また親ロ勢力の無線通信傍受やインターネット(YouTube)における会話情報から「親ロ勢力による誤爆」であることはほぼ間違いないと言っています。

この回答へのお礼

たびたびの御回答ありがとうございました。

お礼日時：2014/07/30 15:58

No.8 回答者： KappNets 回答日時： 2014/07/23 21:20

No. 7 が補足します。

http://www.washingtonpost.com/world/national-sec …

にミサイル搭載車両の移動を撮影した画像が載っています。