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従という字は漢文で書き下す時、ひらがなで書き下す時と漢字のまま書き下す時があるのですか⁇
また、どのように使い分けたら良いのでしょうか⁇
よろしくお願いします( ^ω^ )

A 回答 (3件)

URLが長すぎて受け付けられません。

「高等学校古文/散文・説話/故事成語」で検索してください。

( )の中に読み仮名をつけたもの。

其の剣、舟中(しゆうちゅう)より水に墜(お)つ。遽(にはか)に其の舟に刻(きざ)みて曰く、是(こ)れ吾(わ)が剣の従(よ)りて墜ちし所なり、と。

 読み仮名を外すと

其の剣、舟中より水に墜つ。 遽かに其の舟に刻みて曰く、是れ吾が剣の従りて墜ちし所なり、と。

 前回述べたとおり、「助動詞」・「助詞」以外は、漢字を生かして書き下す。しかし、これは原則で、必ずしもそうは行かない場合があります。(それは、「漢文法」というものが、学問的に成立したものでなく、過去の日本人が慣習化したものであるから、あまり厳密ではないためです)

「自」は「より」仮名で書き、「従」は「従りて」と漢字を残したのは、「従」を「従る」という動詞にしたからです。
(すなわち、助詞ではないから)と考えてください。いってみれば、日本語の都合でそういう扱いをしています。
「従りて」は「ここから」というような意味を持たせています。 

 本来は「自」も「従」も同様の働きをします。地点・場所の起点や方角を表します。
   例 風従西来 → 風西より来たる  従西 のような順番になるのが本来で、返り点が必要になります。
     剣自舟中堕 →剣舟中より堕つ  自舟中    同上
 違う点と言えば、「自」(より)は対応語として「至」(いたる)を持つことがあります。
  例 自8月15日 至8月30日
また、「出自」という語があります。「~より出づ」と読んで「出身」とか「ルーツ」という意味だと分かります。
しかし、本来は同じ意味だと考えます。
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質問の意味がよく分からなかったのですが、次の質問と合わせると、「従」を「より」と読む場合に、書き下し文で「従り」と書くか、「より」と仮名で書くかという質問のように思います。


 漢文を書き下す場合は「出来るだけ漢字を生かす」という原則はあるようです。しかし、その一方で国語の助動詞・助詞にあたる助辞は仮名に改めるという決まりもあるようです。であれば、「従り」でなく「より」と書く、ということになります。

 このような質問の場合、原文をあげてもらえば助かります。このサイトでは「返り点・送り仮名」などは入力不可能なので、漢字のみの原文(白文といいます)を入力すればいいのです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

補足ですが、わからないことは2つあります。
(1)従の書き下し方
(2)従と自の違い
(1)については質問の通りです。
ひらがなでかくか、漢字でかくか、という質問です。
(2)については普通に違いを教えていただきたいです。

白文をお載せします。

其剣自舟中堕於水。
是吾剣之所従堕也。

補足日時:2014/08/15 17:42
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名詞は音で、動詞は訓で、接続詞や前置詞はかなで読むのが原則になります。



A.音読み
名詞1.「ジュウ/ジュ」
1)つきしたがう人。主⇔従。
2)親族で次の位置の人。従兄(ジュウケイ)。
3)官位で次席。従(ジュ)三位。
名詞2.「ショウ」
縦(たて)。南北。従⇔衡。

B.訓読み
動詞「従(したが)う/(したが)える」

C.かな書き
接続詞「したがって」
前置詞「より」
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