アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

理論系で生物を研究したいと思っています。

研究者の方、大学院生の方で、研究日誌をつけていらっしゃるかたがいたら、研究日誌を書く上で気を付けるべきこと、コツなどを教えて頂けないでしょうか?

A 回答 (5件)

大学院生です。



わたしはメモ用紙が実験プラッテ、机などあちこちにおいてあります。
やったこと、おもったこと、実験結果に対する感想、予定、かきなぐります。とにかく書きます。

そして一日の終わりにノートに書き写す、あるいは貼り付けます。
全部、黒ボールペンで書き、何か変更を加える必要があったり、後日に付け加える必要や、考察の考え直し、実験のやり直しや追加が必要だと感じた場合、赤で書き加えます。

そんなわけでわたしのノートは私以外は解読不可能です(笑。なんというか、ノートというよりはメモ集になってますな(激笑。
で、私は実験結果集とでも言うべきノートは別に作って、それに結果、条件、この結果をうけて次にやるべきことを書きます。(やるべきことをやったらその結果をメモっておきます。)これは実際に論文に投稿することを念頭において、ある程度まとめたものにその実験状況を細かに書き込んでいるものと考えてもらうとよいです。
生データと整理されたデータが対応しているので私以外の人が見ても、わかるはず…です。

たまにノートの書き方を異様にこだわる人がいますが、ノートが従、実験が主であることは当然です。(実験科学の場合)ノートだけが綺麗で、実験結果がろくでもない人はどこの研究室でも1人はいるものでして、そういう人がノートの大切さを力説するのを見ると、滑稽ですので要注意です。
    • good
    • 0

製薬会社で分析方法の開発をやっている者です。



自分が専門学校で教わったことと、今までの経験からですが、
・サイズはA4、リングノートやバインダー形式はさける
・ボールペンなどの消えない筆記用具で記入
・修正ペンなどは使わない。間違えたら斜線などで消し、どういった内容を修正したか明らかにしておく
・日付、ページNo、指示内容、実験内容、実験結果、考察など自分にわかりやすく書く
・メモやデータなども貼り付ける
・後日さかのぼっての記入は、いつ誰が記入したかわかるように書く

こんなところでしょうか?
自分はノートのページを縦に二つに分け、実験内容と感じたことなどを別々に書くようにしています。
また、上司からの指示メモや、アドバイスなどのメモも貼り付けています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

専門家の方の非常に参考になるアドバイスをありがとうございます。

とくに、
●メモやデータなども貼り付ける
●自分はノートのページを縦に二つに分け、実験内容と感じたこと
 などを別々に書くようにしています。
●上司からの指示メモや、アドバイスなどのメモも貼り付けています
は、まったく考えていなかったです。

単なる記録というより、研究生産の基地みたいですね!

質問ですが、リングノートやバインダー形式はさけるのはなぜでしょうか?

お礼日時:2004/06/04 01:10

研究日誌というのは研究結果をまとめたノートのことでよろしいですか?



私が院生のころは以下のようにやっていました。
1.実験をする。
2.やったこと、出てきた値、思ったことをとりあえず雑でもなんでもいいからとりあえず(雑記ノートに)書く。
3.書いたその日(もしくは翌日)に別の清書ノートに丁寧に書いておく。

最初からきれいに書くのがベストですが、
それは難しいし、肝心の実験の効率が遅くなってしまうので私はこのようにしていました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

さいきん、ちょっと試してみて、
「書きっぱなし」ということが多かったので、
たしかに、「清書する」というのは良いですね!

お礼日時:2004/06/04 01:06

研究日誌は自分が何をどう考えて何を実行したかを記録するものです。

ひらめいたこと、考えたことは必ず書き記します。アイデアがひらめいたら、何でもすぐに手帳にメモするという話はご存知かと思います。あんな感じです。「考えがまとまったら書こう」となりがちですが、それは間違いです。アイデアや考えが「まとまるまでの経緯の記録」が研究日誌です。ただし、メモではなく日誌ですから、文章としてはまとまっていなければなりません。読んだ本、雑誌、論文感想も書いた方が良いでしょうね。とにかく、あなたが研究活動を通して感じたこと考えたことはなるべく書くようにすべきです。

疎かにされがちな注意事項は

・ペンで書くこと。私はそのために一本万年筆を買いました。
・日付を書くこと。意外と忘れるものですが、絶対にぬかしてはいけません。
・詰めて書くこと。書き加えは不可です。アイデアを修正するときなど、ついつい前に書いた文章の脇に書き加えがちですが、それはいけません。必ず最新の日付で最新のページに「○月×日のアイデアは~の理由で困難がある。××を考慮すれば~」などと書きます。
・製本のしっかりしたノートを選びます。バラバラになると大変なことになります。糸でしっかり綴じてあるノートにします。

研究日誌の主な読者はあなた自身です。考えに詰まったとき、考え方の筋道を確認したいときに開きます。また、将来、特許絡みの裁判が起きたときに弁護士やら裁判官やらも読者になります。日誌の大切な役目の一つですね。

マイケル・ファラデーの研究日誌は、そのまま論文になりそうなくらいしっかりとしたものであったそうですね。出版されているなら是非お目にかかりたいものです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

> 研究日誌は自分が何をどう考えて何を実行したかを記録するものです。

肝に銘じます。

> 「考えがまとまったら書こう」となりがちですが、それは間違い
> です。アイデアや考えが「まとまるまでの経緯の記録」が研究日
> 誌です。ただし、メモではなく日誌ですから、文章としてはまと
> まっていなければなりません。

思考の経緯を丁寧にまとめる、ということですね。

> 読んだ本、雑誌、論文感想も書いた方が良いでしょうね。

なるほど。

> ・詰めて書くこと。書き加えは不可です。アイデアを修正すると
> きなど、ついつい前に書いた文章の脇に書き加えがちですが、そ
> れはいけません。必ず最新の日付で最新のページに「○月×日の
> アイデアは~の理由で困難がある。××を考慮すれば~」などと
> 書きます。

書き換えが不可、というのは目から鱗でした。
思考の過程を残すことが重要なのですね。

ファラデーの日誌が、きちんとしていた、というのも非常に参考になります。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/04 01:05

記録はとにかくとって置く、


ってことだと思います。
あとから削除は出来ても付け足しは出来ませんから。
なんでも。
体裁考えて「少ないからよそう」なんて考えずまず記録。
その場の判断はしない。あとで考察するとき、無駄だと思ってた記録が役立つことも少なくありません。
記録がなければなにもできないです。
日々のクオリティの差など気にせず
「記録はとれるものはとれるときにとれるぶんだけとって置く」
これにつきます。

このあと専門家の方からもっとエレガントなご指導があると思いますが、とりあえず。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

●記録がなければなにもできないです。

●「記録はとれるものはとれるときにとれるぶんだけとって置く」

これ、肝に銘じます。
ありがとうございました!

お礼日時:2004/06/03 21:04

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!