私には中国人の嫁がいます
結婚して嫁が初めて大きく泣いた姿を見ました。”ホタルの墓”というアニメです。
中国での戦争映画と言えば、731、南京を中心とした反日(抗日)映画なので、非常に嫁には新鮮だったようです。
当時、中国人は反日感情があり、日本人が戦争で苦しむのは、むしろ喜ぶと思っていたので、意外でした。
さらに”男たちの大和”など、日本の戦争映画を立て続けにみせて、ユーチューブの特攻隊の映像を見せた時・・。
嫁が一言「何で、日本の20代前後の若者は、死ぬと分かっていて爆弾を抱えて敵艦に突っ込むの?と」
私は「当時の日本は、国民の命よりも、国家の命運のほうが大事だった・・そういう時代だったんだよ」と。
嫁は興奮して泣きじゃくりながら「それ、絶対におかしいよ!」、「国家と言うのは、国民がいてこそ国家でしょ」、「20代前後のこれから日本を作っていく若い人が、死ぬなんて、私、絶対に理解出来ない!」、「日本人、絶対におかしいね!」
これを読んでいる人に、お願いがあります。
私には、嫁の疑問に答える事が出来ません、どなたか、私の嫁に、なぜ?特攻隊が死んでいったのか?教えて欲しいのです・・。
A 回答 (25件中1~10件)
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No.25
- 回答日時:
中国人の嫁に、特攻隊員の気持ちを説明したい! 質問日時:2013/04/30
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8067005.html
2年前に こんな質問して、それなりの回答もらって、未だに説明できてないなら無理だと思います。
というか、同じ質問を思いついたように、また投稿するあなたの意図がわかりません。
No.24
- 回答日時:
#15です。
お礼ありがとうございます。「国家」と「国民」について補足します。
国民が主権者となる民主主義国家というのは、実は古代にも存在しました。一番有名なのは古代ローマで、対外的な国名を「元老院ならびにローマ市民:Senatus Populusque Romanus」とよび、貴族階級の元老院(ただし裕福であれば元老院に入れたし、貴族でも貧乏なら入れなかった)と市民が投票する代表とで成り立っていました。
つまり、ローマ市民(男性のみ)であれば国政に参加する権利があるかわりに、国家を守るために徴兵に応じる義務があったということです。元老院があったのは、当時は貴族でない限り教育を受けるのがむずかしかったこと、同時に軍事訓練(戦略や戦術、馬術など)を受けられる費用を出せるのが主に貴族(そしてお金持ち)だったからです。元老院の構成員は指揮官として戦場に赴くことも多く、そのかわり死傷することも市民より多かったため、発言権が大きかったといえます。
このように、古代の民主国家は、国家運営参加=徴兵義務であり、国民であることと国家を守ることは同じことであったといえます。そのため女性・市民権を持たない者・奴隷などは戦争にでる権利がありませんでした。(奴隷は貴族のお供についていき、何らかの軍功をあげると解放されたり市民権を得たりした。今のアメリカ軍などは不法移民であっても選抜徴兵制に登録が必要で、徴兵されれば市民権を得ることも可能になります)
時代が下り、ローマの領土が広がり、市民が働いて得られるGDPよりも属州などから得られるGDPのほうが大きくなると、国家運営参加=徴兵義務は形骸化し皇帝制に移行するなどして民主主義の原則が崩れていきます。
そして6世紀のローマの崩壊をもって、各地の有力者が王や貴族を名乗って、その土地を支配するようになり、フランス革命まで封建制度が続くということになります。封建制は前回にも書いたように「封建領主や貴族が戦争に対する責任を負い、庶民は徴兵されることはあっても、政治に参加する権利は有しなかった」といえます。このような人々は庶民(臣民)と言っても「市民」とはいいません。
国民主権である、ということは「国民が主体的に国家を守る」ということであり、日本人はほとんど意識しませんが「国民が国家の存続のためにありとあらゆる努力をする」ということなのです。
ローマの時代はローマの市民であるか、そうでないか、は大きな違いがありました。異民族を征服してもローマ人(ローマ市民)になれる、ということはプレミアがついたようなものでしたから、挙って参加し、兵士として義務を果たしたのです。
しかしフランス革命以後の民主主義は必ずしも「国家=国民=ひとつの民族」と意識があったわけではなかったため、国民が国家を守る、という意識を作るのに非常に苦労しました。
たとえば、皮肉なことにローマがあったイタリアでは中世に小さな領主国家に分断されていたため、イタリア半島を「ひとつの国家」と見なすのに相当な抵抗があったようです。それがムッソリーニの全体主義的な手法でようやく一つの国家になったともいわれています。日本の幕藩体制によく似ていたのです。
その点、日本は明治期に廃藩置県を行い、さらに県も合併させて整理しました。これらの動きは「近代国家」になった、という意識を庶民に植えつけ、国民を創造するのに役立ったといえます。
イギリスが今、スコットランドの独立に苦労しているように、ユーゴスラビアが構成している3民族の国家に分裂してしまったように「国家」という概念は意外にもろく「国家を守る」という市民意識を教育するのは非常に難しいのです。
そのため、多くの国で「国民化教育」は今でも行われています。アメリカなら小学校には黒板の上に星条旗をかかげ毎朝「忠誠の誓い」を行いますし、多くの国で黒板の上には大統領とか国家元首の肖像が飾ってあるでしょう。戦前の日本の教室に天皇の写真が飾ってあったのは実に普通のことであったといえます。
さらに、タイは朝夕に国歌が流され、その時は直立不動で聞くことが国民の義務ですし、反日を強調することで愛国心を教育してる国もあります。
逆をいえばこれぐらい強烈にやらなければ、ほとんどの国では「国民が率先して自分の国を守る」ということにはならないからです。なぜなら、大陸で国同士がつながっているため、(国の事情は別にして)自分に不利なことがあれば逃げてしまえばいいからです。特に中国人は華僑を通じて世界中にネットワークがありますから、つてがあれば「中国を死んでも守る」という意識は育たないのです。
日本という国は、国家も国民も「自分がヤバければこの国じゃなくてもいい」という考え方をほとんどしません。中国の華僑だけでなく、韓国の韓僑・インドの印僑など外国に「リトル○○」を作る民族はたくさんありますが、日本人はほとんどそういうことをしません。また、つてを使って海外移住して、またそのつてでその国に日本人の拠点を増やして、発言権を増していく、ということもほとんどしません。
これほど災害が過酷で、住みやすいとは言えない国なのに「日本人は日本以外に住むところはない」とほとんどの人が思っているからです。
これが、近代化の時に「国家を守るのは国民」という意識に加速度を与えました。ほかの国の人なら特攻などという馬鹿馬鹿しい攻撃は考えないでしょう。アメリカ人が特攻を受けてパニックになったのは、そういう意識の違いがあるからです。将軍レベルでも「まさか国民=国家だと思って戦える将兵が本当にいるなんて」と思っていたと言われています。(だからこそ、天皇を処刑すると一気に国民の連結力が弱まって、日本が瓦解する→共産化する、とマッカーサーは考えたと言われています)
>「国家と言うのは、国民がいてこそ国家でしょ」
じつをいうと違います。現代でもアラブ首長国連邦のような国には国民はいません。便宜上、国籍者を「国民」と表現しますが、民主国家の国民と同じでありません。このような国であれば、王族貴族たちだけが生き残れば、近隣よりも豊かな生活(石油が出るから)にあこがれて人口はすぐに増えるからです。このような国は「貴族だけが国民」であって多くの仕事を成り立たせている庶民は(貴族や王族から見れば)交代が効く消耗品でしかないのです。もちろん、彼らがいないと国家経済が回りませんので、適時かれらの要望は聴いて生活に不満が出ないようにしますが、必要なくなれば捨てます。
(そういう意味では、曲がりなりにも10億人の「国民」を作ろうと努力している中国共産党は、相当な努力をしているともいえる。反日を利用するのは困るが・・)
若干、とりとめなくなりましたが「国家」と「国民」についてまとめると
・国家=国民といえるのは民主主義国家だけである。
・国民主権であるということは、国民は国家を保全する義務を有する
・近代国家が革命(または独立戦争など)で国民主権を勝ち取った以上、国民が「自分たちの命を犠牲にしても国家を守る」ということを選択したといえる。
・立憲制ではない君主国家は「国民」は本来存在しない。いるのは「臣民」であり、必ずしも国家保全の義務を有しない
ですから、前回にも書いたように、戦前の日本は行き過ぎるほど国民教育が行きわたっていたことと、そもそも「自分の命を捨ててもよい」という価値観があったために、特攻攻撃ができた、ということです。
そこには「国を守りたい」ということがそのまま「家族や大切な人を守りたい」ということにつながっていて、だからこそその攻撃に意味がある、と見いだせたから、といえるでしょう。
今の日本人はどうか、といえば戦術に対する批判はあるにしても、3.11の連帯力をみれば、必要な特攻する軍人はでてくるでしょう。
そうそう、3.11の後、放射能が降っているかもしれないのに、東京から逃げ出す人々は非難されましたね。あれも同じような「国民の連帯=死をもっても守る」の表れだと思います。
特攻の当時、今と、日本人はなにも変わっていないと、思います。
No.23
- 回答日時:
僭越ながら回答致します。
また、あくまで私見ですので、異なる見解も当然あると考えます。その点のみご了承ください。
まず、前提ですが、軍隊の性質上、軍人は時に危険を顧みずに行動しなくてはなりません。そして基本的に上官の命令は拒否できません。
日本の場合、どこまでが真実か定かではありませんが、この軍隊の基本的性質に同調圧力も加わっていた、という話もあります。
上記に加え、他国と比較してどうであったか等、当時の真実は時とともに失われつつあります。
前提が長くなりました。次に、特攻隊ではありませんが零戦のパイロットだった方が以前、「兵士は死ぬ時に独身の者はお母さん、妻帯者はその名前を言って死んでいった。」と語られていました。
また、靖国神社の隣にある遊就館には戦死者が遺した家族宛の手紙が沢山残されています。いずれも家族の身を案じるものが多かったと記憶しています。
そして、多数出版もされている特攻隊員の手記をまとめた書籍には、同じような内容が記されている手記がこれも数多くありました。
以上を踏まえて考えると、「国家は国民がいてこそのものだ」という発言は正しい認識です。
しかし、当時の日本人は国家のために死んだのではないと、思います。
家族を守るためであったと考えます。というのも、もし侵略されれば何が起こるか分からない。家族も殺されるかも知れない。そうさせない為に戦う。
それはすなわち範囲を広げれば国民を守ることであり、国家を守ることに繋がると思います。
つまり、逆から見ると、彼ら軍人は国家を守れば家族が守れたわけです。
現代でも、家庭を持つ、例えば父親は企業の業績を上げる為に必死で働きます。それを怠ると、下手をしたら企業は潰れます。
ではなぜ潰れないよう働くのか?それは企業が潰れたら稼ぎがなくなり、家族を養えないからです。企業を存続するよう守ることが、自分の家族を守ることになるのです。
戦争という殺し合いと普段の生活の為の仕事ではかなり相違点はあると思いますが、この点に関しては構造的に同一だと考えます。
長々と駄文乱文、失礼いたしました。
回答ありがとうございます。
>「国家は国民がいてこそのものだ」という発言は正しい認識です。
嫁の認識は正しかったんですね。
>国家を守れば家族が守れたわけです。
言い換えれば、家族を守るために、国家を守る。
何やら、卵が先か?鶏が先か?に似ている気がするのは、私だけ?
No.22
- 回答日時:
現代の常識からいえば、ほとんどの日本人も理解できないと思います。
わたしも理解できません。国民がいてこその国家というのは、まっとうです。
ではなぜ若い人が死ぬことになったのか。
それは、理論的に考えれば、そこまで追い込まれていたからではないか、と思います。
特攻が開始されるのは、サイパンが陥落し、本土決戦などを具体的に考えなければならなくなったときです。今でも多くみられるように、戦地になると、現地民への虐殺、略奪、強姦は当たり前ですから(それが現実的な戦争です)、自分の家族がそんな運命にさらされるなら、自分の命をなげうってでもとめたいという気持ちは、今の我々でも少なからず持つと思います。
そして当時は、欧米列強が植民地の現地民を奴隷化し搾取していた時代です。リアルにそうなるとイメージできたはずです。
そして、片道切符の戦略を担わされるのは、現実的に考えるとまだ戦力としては未熟な、若い戦闘員です。自爆テロをみても戦力とはならない、女性や若者だったりします。
これも冷徹に今後の本土決戦を考えたときに、どの戦力を割くかを考慮したことです。
特攻にかかわっての戦死者は、約15000名とのことです。やはり下士官が多く、責任を感じで自ら飛ぶ高級士官もいたようですが、わずかです。
大戦の戦死者は軍人で約210万名ですので、割合とすると0.7%です。
学徒出陣や国家総動員法という、今の常識では通じないことが現実としておきた時代です。
個人的には、当然死ぬのは嫌だったでしょうし、文句も言っていたと思いますが、実際志願を募った隊では、不足が出なかったということです。また「英霊の言霊」という靖国神社が発刊している戦没者の遺書集にも特攻隊員の遺書がありますが、親の状況を心配したり、家族を心配したり、日本を憂う内容だったり、すがすがしいものが多いですね。
私的な感情と、公的な役割を若いうちからしっかり持った人材が多かったともいえるかもしれません。
軍人である以上、常に死とは隣り合わせ、だったら流れ弾に当たるより、自分から家族や故郷を守るために死ににいく、という死生観もあったのではないでしょうか。
回答ありがとうございます。
>そこまで追い込まれていたからではないか、と思います。
その時代の勢い、雰囲気、空気ですかね?
>個人的には、当然死ぬのは嫌だったでしょうし、文句も言っていたと思いますが
>実際志願を募った隊では、不足が出なかったということです
この2つの文、矛盾してる気がしますが、葛藤していたと言う事でしょうか?当時の若者は・・・・。
>・・・死生観もあったのではないでしょうか。
なるほど、参考になりました。
No.21
- 回答日時:
中国に神風特攻隊に似たものはありませんが爆弾三勇士に似たものはありますよ。
爆弾三勇士も自己犠牲のもと味方を優位に導こうというものですので、それの中国版が董存瑞です。中国語サイトですので奥さんに読んでみてもらってください。董存瑞で検索すれば中国サイトが沢山ヒットします。董存瑞は「捨身為国、永垂不朽」で中国共産党は中国共産主義の英雄扱いです。教科書にも董存瑞が爆弾を高々と掲げた挿絵で紹介されています。知りませんかねぇ。http://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%91%A3%E5%AD%98% …
この自己犠牲のもとに闘うという行為は日本、中国にとどまりません。古くはテルモピレーの戦いがあるのをご存じないですか?少数のギリシャ軍が200万を超えるペルシャ軍と戦い散華した史実です。ギリシャの英雄レオニダスの像は、今もテルモピレーニ建っています。
これは神風特攻隊ですが、米空母バンカーヒルに特攻をかけた英雄の戦いの模様をケネディー米駐日大使の従兄弟が本を書いています。こういう英雄たちに支えられたからこそ今の日本があるのだと思います。
日本人はこの様な英霊を慰めるべく靖国神社を参拝するのです。そのことを奥様経由で中国人民に知らしめて欲しいと思います。
回答ありがとうございます。
>董存瑞で検索すれば中国サイトが沢山ヒットします。
その中国サイト、嫁に見せてみます。
>日本人はこの様な英霊を慰めるべく靖国神社を参拝するのです。そのことを奥様経由で中国人民に知らしめて欲しいと思います。
やってみます。
さまざまな情報、ありがとうございます。参考になりました。
No.18
- 回答日時:
平和ボケという勘違いを引き起こす現代日本国・・・
特攻隊がなぜ100%死を覚悟して出撃したかに
疑問が湧くというのは花畑思考の典型。
生きるか死ぬかという選択など微塵も無い状況。
在るのは100%の死だけ。
兵士に出来たのは死に方の選択だけだった・・・
地上で銃撃や爆撃で死ぬのか?
性能が劣る戦闘機で撃墜されるのか?
栄養不足で病気で死ぬのか?
兵士は死に方の選択として特攻攻撃に参加した。
当然死にたく無い気持ちが在るだろう・・・
自分らが爆散しても指揮官は生き続ける事も承知。
周囲の状況が100%の死を強制した時、死に方の選択
が起きる。現代なら海に飛び込むか、線路に身投げか・・・
当時の兵士は人間爆弾を選んだ・・・選ばされた・・・
知ってると思うけど人間爆弾より護衛戦闘機の方が何時間
も先に殺されて行った・・・戦場とは100%の死が前提なのだ。
遠足じゃー無いんだから厳しいものだよ・・・
中共国の嫁さんにどう理解させるかの方法だよねー
現代中共国において生活が破たんし財産を奪われ生存の
道を閉ざされた農民や貧乏人が100%殺されるのを承知
で暴動という自分の命を捨てて激しい行動をしてると説明。
ある意味で、神風特別攻撃隊より勇気と度胸を要する。
戦闘機と爆弾なんて無いんだよ。徒手空拳、こん棒と包丁を
手に装甲車や機関銃の兵士に突撃する。
神風に死はあるが中共国暴動は死は勿論あるが何日も拷問
されるという追加事項が在る。それでも人々は死の抵抗をする。
親族含めて拷問と死が強制されるのを承知で身を捨てる・・・
これも立派な神風と想う~~~
No.17
- 回答日時:
基本は、家制度子供は、食わしてくれる者は、自然に守ろうとするのです。
それが生きる為に必要だから親は、子供を守り暮らしてますからそこから守るコロニー作りに進化するのでしょう。親の無い子は、産み落とされ守る親のい無い生活をさせられます。これが奪い合い生活を求めるのでしょう。そしてぶつかり合う そして交流すると強い国に進化して行く強い者が生き残る民族とは、生活を守る者でしかないのではないでしょうか。自由に動けると戦争とは、豊かさを奪う戦い何処を奪うのかわから無い世界に変わってきます。結局生きる共同体作りに戻るのではないでしょうか。No.16
- 回答日時:
難題です。
こういうことは、どんなに想像しても、実体験しないと当事者の感覚は分からないと思います。
しかし、死にゆく若者の中にも、祖国のためときっぱり覚悟を決めた者もいれば、命に未練たらたらで泣く泣く発って行った者など、さまざまいたとか。
ただ、当時、戦争に勝つことが正義であり、そこに疑いを持つ人はほとんどいなかったようです。
私の祖母は97歳で、戦時中は満州にいましたが、当時はやはり戦争に疑問など抱いておらず、日本が勝つものと信じていたそうです。
もちろん、特攻隊を考え出した軍の幹部は、もう完全に常軌を逸したロクデナシですが、
受ける若者の側は、そういう空気の中で、どんなに嫌でも「国のために仕方ない」という共通の意識がつくられていったのだと思います。
たとえば、家族を救うために炎につつまれた家の中に飛び込むケースは、多くの人が理解できると思いますが、失われるものの重大さを知り、それを守る目的で命をかける、と言う点では特攻隊も同じ意識だったかもしれません。
今でこそ、祖母も、特攻隊の映像を見るたび「ほんとにかわいそうなことをした」と言いますが、情報が限られた同じ状況に放り込まれれば、私も当時の日本人と同じ感覚になったと思います。
以前、北朝鮮の工作船とみられる船が、日本の巡視船と銃撃戦になり、捕まりそうになったところで自爆して沈み、自らの命を絶ちました。
北朝鮮の体制は完全にイカレていると思いますが、船員は何かを信じ、何かを守るために自分たちの命を投げ出したのだと思います。
蛇足ですが、大事なことは、日本人でもアメリカ人でも中国人でも、同じ条件の中では同じことをする可能性が高いということ。
理解できなくとも、そういうものだと認識して、危険を未然に防ぐことだと思います。
回答ありがとうございます。
>こういうことは、どんなに想像しても、実体験しないと当事者の感覚は分からないと思います。
その通りだと思います。
>日本人でもアメリカ人でも中国人でも、同じ条件の中では同じことをする可能性が高いということ
つまり同じ人間って事ですよね?
参考になりました。
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多くの投稿、非常に感謝しております。
後ほど、個別にお礼コメントを入れます。
実は、嫁と特攻隊の話しをしたのは、数年前の話なのですが・・・。
ふと、急に、特攻隊の質問がしたくなり質問しましたが、偶然にも、今日、今井雅之さんの訃報がありました。
お礼コメントにも書きましたが、私、ウインズ オブ ゴッドと言うお芝居が大好きで、3度ほど劇場に行き、2度ほど映画館に行きました。
同じお芝居を複数回見るのは、このお芝居だけです。
内容は、現代の売れない漫才師が、タイムスリップして特攻隊員になってしまうというお話でした。
当時見たときのおお芝居の漫才のネタが自衛隊のPKO法案に関するネタでした。今、みても何とも面白くないですが、当時は、それこそ、毎日、ニュースでそればっかりという状況で、まさに、時代・・・ですね。特攻隊の時代とは、別の意味で・・・。