アメリカの植民地ともいえる韓国、日本、西ドイツなど大体は繁栄しています。
すごく繁栄している感じがします。本当は植民地とは恐ろしい虐待拷問を受ける世界のはずなのに、アメリカは黒人を奴隷にしていた国でもあるのに、アメリカは戦後急にやさしくなったのでしょうか?うるおぼえですがアメリカの母国ともいえるイギリスの植民地支配はオランダとかと比べると割とましで、比較的やさしいものだったと聞いたことがあります。イギリスの植民地政策も気になるところです。
昔大日本帝国の要人の伊藤博文とかが西洋に留学してどんなことを学んだのか、産業以外も、植民地支配の手法について学んだのではないかと思うのですが、詳しくお聞きしたいです。
よろしくお願いします。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
長くなってしまいましたので、植民地の基礎的な話に限定しての回答します。
主に植民地とは、二種類あります。
①搾取しか行わない。親鳥も小鳥も無計画に搾取。
②最終的に搾取は行うが、まず親鳥を太らせ、卵を沢山産ませるような環境を作り、卵を搾取する。
①は、イギリス人のタスマニアの政策や、スペイン・ポルトガル人の南米の政策、ヨーロッパ人のアフリカの政策でしょうか。あなたがイメージする「植民地」だと思います。
②は、現在で言う海外投資です。未開の僻地に投資し、生産都市を育て、原料調達や国内の過剰に生産された製品を売りさばく市場開拓などを行っていました。イギリスのインド、シンガポール、香港はその成功例でしょう。オランダのインドネシア政策などは、失敗例でしょうか。
日本の朝鮮、台湾統治は、①と②のどちらに該当するかと言うと、どちらとも該当しません。
当時の日本が朝鮮、台湾に行った事は、植民地政策ではなく合邦政策です。
イギリスで例えるなら、インドは植民地。アイルランドは合邦に該当します。
何が違うと言うと、例えば、合邦だとその「外地」の人を人間扱いします。具体的には、憲法を適応します。そして、帰化も認められます。(日本人はイギリスは憲法がないと思っている人がいますが、イギリスにも憲法はあります。憲法典という条文がないだけです。イギリスは不文の慣習法が憲法になっています。)植民地の人は、どんなに本人が望んでも、不可能です。
イギリス議会では、インド人は議会に一切入れませんが、アイルランド人は帰化が認められていますので帰化後、選挙で選ばれれば議会に入る事が可能です。日本の帝国議会も朝鮮人や台湾人の帰化を認めていますので、帰化後に選挙で選ばれれば議会に参加できます。実際に、朝鮮人の貴衆両院議員が誕生しています。
これが合邦と植民地の違いです。
まとめますと、大きく違う点は、
「植民地=人間扱いされない。(発展した地域と衰退した地域の違いは、家畜を大事に育てたかどうかの違い。)」
「合邦=外地として差別(当時は区別に該当)はされるが、人間扱いはされる。」
と言うものです。
日本人は歴史的に、植民地を持った事がありません。当時の日本人も、一部では「植民地を獲得した!これで大国だ!」と思い上がっていましたが、やっている事は植民地政策ではなく合邦政策と言う有様でした。日本人は歴史上、植民地支配を受けた事もないですし、した事もないので(自分では、したつもりだが)現在の日本人も、植民地を理解していません。
そしてお人よしなので、相手から「お前は植民地支配と言う、野蛮な政策を行った!」と言われたら、「あぁ、そうなのですか」と鵜呑みにしてしまう。
それが、一番問題なのです。
参考文献
『嘘だらけの日韓近現代史』著:倉山満
No.3
- 回答日時:
イギリスの植民地と言えば、世界中たくさんあり過ぎて地名を挙げるだけで骨が折れそうな程ですが、インドもありますね。
イギリス植民地下のインドと言えば、「セポイの乱」が世界史の教科書に載ってましたね。西洋列強の植民地となった国々がどういう目にあったか、代表的な事例として「セポイの乱」をうっかりお忘れですね。イギリスの植民地政策に反旗を翻した反乱インド人は、イギリス軍の大砲の砲口にしばりつけられ、大砲をぶっ放され、体をこっぱみじんにされました。1850年代、日本ではペリー黒船が来て欧米とつきあうか、つきあわないか、どうするか侃侃諤諤(かんかんがくがく)やってる頃です。
20世紀になってからも、反乱インド人を棍棒で叩きつけるイギリス軍の映像が記録されています。これはNHKとBBCが共同制作した有名なドキュメンタリー『映像の世紀』で放送されました。機会がありましたら御覧になってみてください。DVDになって販売されていて、図書館で見られるところが多いですよ。(朝鮮関係の部分は、北朝鮮支持の在日朝鮮人著述家らが制作陣に入っているため偏向していてお薦め出来ないのですが。)
ベルギー王国がアフリカの植民地で、数十万人から100万人といわれる現地黒人の手足を切り落としていたことは習われましたか?
西洋列強の植民地になるとはそういうことでした。
「日本の朝鮮統治は人類史上類を見ないほど苛酷だった」という、大げさ大好き隣国民が創った、事実とかけ離れた文章を鵜呑みにしていらっしゃるのではないかと憂慮いたします。
また、伊藤博文は朝鮮総督に就任してすぐに暗殺されました。伊藤博文を悪魔中の悪魔と教える隣りの国の人々の書いた、かたよった文章に影響されていらっしゃるようにもお見受けいたします。
伊藤博文は1860年代にイギリスに密航留学しました(「長州ファイブ」)。昔ですから当然船で行って帰ってきました。船ですから途中の港みなとに寄り、燃料・水等を補給します。立ち寄った港みなとは、皆イギリスの植民地でした。そこで植民地の実際を目にします。1850年代に起きたセポイの乱の情報も入ってきます。日本がこんな目にあってはいけない、と思います。
伊藤はイギリスで政治、経済を始め、幅広く勉強します。詳しくは伊藤博文に関する本を手に取られるのをお薦めいたします。
ちなみに、マレーシアにマハティール首相という有名な首相がいました。彼に関する本を手に取られることもお薦めしたいと思います。今のマレーシア一帯の広い地域もイギリスの植民地でした。
公用語は英語。英語が出来ないとろくな就職口がありませんでした。田舎の小さな役場に就職して、イギリス統治の手先となって事務員でもやろうと思っても英語が出来ないと就職できません。お父さんから英語を習ったマハティールは上の学校に進学して政治を勉強したいと思いますが、イギリスはマレーシア地域に現地人が通う高等教育の学校を作らなかったので学校自体がありませんでした。しかたなく、シンガポールの大学に進学します。
イギリスは植民地現地人の教育なんてほとんど考えていませんでした。勉強したければ宗主国英国に留学しに来いよ、で終わりでした。
日本がかつて全統治地域で学制を施行し、おびただしい数の学校を作ったのと対照的です。朝鮮には最高学府、京城帝大まで作り現地朝鮮人も学べました。韓国憲法の草案起草者として有名な、ユ・ジノ博士も京城帝大法学部を卒業した人です。
No.2
- 回答日時:
植民地って虐待拷問の場なんですか?
駐留米軍はいますが日本は植民地なんですかね?
用心棒として雇いたいがゆえに思いやり予算はつけているけど、
それが上納金との話は聞いたことないけど。
また、正式なアメリカの元植民地はフィリピンですが、どうしたのでしょう?
元気がなさそうですが。
戦後、西ドイツや日本に援助をして復帰させたのは米国ですが
それは両国が東西冷戦の最前線にあったからだと思います。
自国の味方として取り込む為だったのだと言われています。
また第一次大戦ではフランスなどが敗戦国ドイツに膨大な賠償金を背負わせて
経済的な混乱を起こした。
それがヒトラー台頭の遠因になったとの説をよく聞きます。
第二次大戦後は、こういった過去の歴史もあって賠償金を要求せず
むしろ味方とするために復活を助けた、というのが実態ではないでしょうか?
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