材料代が返ってきた場合の仕訳方法

取引先から工事代の入金額とともにその時に取引先が出した材料代と、こちら側が出した材料代が記載された書類が送られてきます。

いつもは取引先が出す材料代が多く、売上と材料代を分けて

売掛金/売　　　上
　　　 仮受消費税

仕　　　入/買掛金
仮払消費税

と仕訳し、入金があったら

普通預金/売掛金
買掛金

と仕訳しています。


ですが今回はこちら側が出した材料代が多く、その分の材料代が返ってきました。
その時はどのように仕訳したらよいのでしょうか？

売掛金/売　　　上
　　　 仮受消費税

買掛金/仕　　　入
　　　 仮受消費税

でよいのでしょうか？
入金後もどうすればよいのかよくわかりません。

こういうケースは初めてなので、悩んでいます。

No.1 回答者： keirimas 回答日時： 2015/07/30 16:40

設例として「取引先が出した材料費が20万円（税抜）、貴方が出した材料費が30万円（税抜）で、貴方が出した材料費が10万円多いのでその分返ってきた」という状況とします。

・取引先が出した材料費（貴方が取引先から買った材料）の仕訳
　　仕入　　　　200,000　　買掛金　216,000
　　仮払消費税　16,000

・貴方が出した材料費（貴方が取引先に売上げた材料）の仕訳
　　売掛金　324,000　売上　　　　300,000
　　　　　　　　　　　仮受消費税　24,000

・上記が相殺された（材料代か返ってきた？）仕訳
　　買掛金　　210,000　売掛金　324,000
　　普通預金　108,000


その他、通常の工事代金の売上計上・仕訳も必要です
・工事終了時
　　売掛金　540,000　工事収入（売上）500,000
　　　　　　　　　　　仮受消費税　　　40,000
・入金時
　　普通預金　540,000　売掛金　540,000

（ご質問の意味を取り違えていたらご容赦を）