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一人大工で白色申告をしている個人事業主です。白色申告者にも平成26年度から記帳が必要となり、平成26年の申告にあわせて自分なりに勉強をして仕訳帳や総勘定元帳を作りました。
ただ、帳簿の提出義務はないため、期末の締切のしかたがわからずほったらかしにしていました。

昨年も記帳(2015/1/1~12/31)はしてきたのですが、総勘定元帳の締切の記入の仕方が分かりませんのでどなたかよろしくご教示お願いします。

これまで独学で勉強しながら、仕訳帳は準大陸式で行い、総勘定元帳は残高式で記帳してきています。
ゆくゆくは青色申告をしたいと思うのですが、まだ簿記に自信が持てません。
今年は仕訳帳→総勘定元帳→精算表までは作ることはできたのですが、仕訳帳や総勘定元帳の細かなところがよく分かっていません。

期末の12/31に、仕訳帳で決算振替をし、それを総勘定元帳にも転記をする形で行えば良いのかなと考え、これまでに
①収益勘定と費用勘定の各科目の元帳は、損益勘定に振替え、残高は\0にして締めました。
②資産勘定(普通預金・売掛金・車両運搬具)と負債勘定(買掛金)は、残高を次期繰越にして残高を\0にして締めました。
③ただ、事業主貸(資産勘定)と事業主借(負債勘定)の元帳の具体的な締切の記入の仕方がよく分かりません。ネットなどを見ていたら、事業主貸と事業主借の元帳は残高が残ったまま終わっているような例も見かけたのですがそれは締め切っているわけではなく途中の状態のものだったのかどうかがよく分かりません。
④元入金の元帳は、決算振替として以下のような形式で良いのでしょうか
        相手勘定科目  借方金額    貸方金額 残高
  12/31    損益 \*****
12/31 事業主借 \*****
12/31 事業主貸 \*****

以上の③と④についてよろしくご教示ください。

A 回答 (2件)

1番さまのご回答に捕捉させていただきます。



当方、商業高校卒で日簿2級と全簿1級[共に30年以上前]に合格。
実務でも法人に於いて決算及び税務申告書の下書き(顧問税理士が内容をチェックして修正してくれています)を行っており、日簿1級は未だに合格しておりませんが、何回か思い出したように勉強をしている者です。

質問番号とは関係ない番号を付けますが・・・

(1)数年前にも有名な学校で1級(会計士受験用を兼ねている)の講座を受講いたしましたが、正しい簿記の処理を行う際には、ご質問者様の行われたように『損益』勘定に振替、勘定科目の貸借は一致させなければ帳簿は閉まりません。
 ですが、昨今では、態々『損益』勘定を発生させず、貸借差額(勘定残高)を残す風潮が見られます[当社で利用している会計ソフト]。でも、「貸借一致」を以て帳簿を閉めるのが複式簿記の大原則なので、手間でも行ってください。

(2)ご質問文に登場する『損益』と言う名称の勘定科目ですが、これは簿記をちゃんと勉強していくと登場いたします。
 但し、この勘定科目に振り替えるのは収益勘定と費用勘定であり、『自己資本の部』に属する「元入れ金」「事業主貸」「事業主借」に対しては使いません。
 ⇒つまりは、『損益』計算書に計上する勘定に対して『損益』勘定を使用して各勘定科目を締め切る。


(3)ご質問文に「次期繰越」が登場しておりますよね。これは英米式による締切方法です。
  準大陸式であれば、貸借対照表に関する勘定科目の閉め切り方は『残高』と言う勘定科目に振り替え、翌期になったら前期末の『残高』勘定に転記された各勘定をそのまま仕訳(伝票会計であれば「振替伝票」)を起こして総勘定元帳に転記です。
【例】
 借方)現金  100 貸方)支払手形250
 借方)預金   50 貸方)買掛金 300
 借方)売掛金 200 貸方)資本金 100
 借方)機械装置300

なにぶんにも初めて簿記を教わったのが30年以上前の人間なので、最近のテキストを読むと違うところが多々御座います。
そんな知識でも↓の解説はあっていることが理解できますので、ご参考になさってください。
 ・帳簿の締め方
  http://www.mezase-bokizeirishi.jp/bokikouza/nyum …
 ・帳簿の開始方法
  http://www.mezase-bokizeirishi.jp/bokikouza/nyum …
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こんにちは。



会計ソフトを使わないで手書きで簿記をしているのですね。

A.収益勘定の科目の元帳

例えば「売上高」の元帳;

〔借方〕には売上高減額が記入されていますから、一年間の売上高減額を合計して、12月31日付で合計金額を記入します。
※売上高減額:例えば売上返品、売上値引。
〔貸方〕には売上高の金額が記入されていますから、一年間の売上高の金額を合計して、12月31日付で合計金額を記入します。

売上高の合計金額から売上高減額の合計金額を差引いた残額が、売上高元帳の最終残高と一致すれば、12月31日付で合計金額を記入した行の下に二重線を書いて締め切ります。残高を¥0にして締めるやり方は誤りです。なぜなら売上高元帳の最終残高の数字と損益計算書の売上高の数字が同じでなくてはならないからです。
※売上高元帳の最終残高:売上高元帳の「残高」欄に表示されている多くの数字のうちの、いちばん最後の数字です。


B.費用勘定の科目の元帳

例えば「仕入高」の元帳;

〔借方〕には仕入高が記入されていますから、一年間の仕入高を合計して、12月31日付で合計金額を記入します。
〔貸方〕には仕入高減額が記入されていますから、一年間の仕入高減額を合計して、12月31日付で合計金額を記入します。
※仕入高減額:仕入返品、仕入値引など。

仕入高の合計金額から仕入高減額の合計金額を差引いた残額が、仕入高元帳の最終残高と一致すれば、12月31日付で合計金額を記入した行の下に二重線を書いて締め切ります。残高を¥0にして締めるやり方は勧められない。

例えば「消耗品費」の元帳;

〔借方〕には消耗品費の額が記入されていますから、一年間の消耗品費の額を合計して、12月31日付で合計金額を記入します。
〔貸方〕に消耗品費減額が記入されていれば、一年間の消耗品費減額を合計して、12月31日付で合計金額を記入します。
※消耗品費減額:例えば消耗品の返品など。

消耗品費の合計金額から消耗品費減額の合計金額を差引いた残額が、消耗品費元帳の最終残高と一致すれば、12月31日付で合計金額を記入した行を最後として、その下に二重線を書いて締め切ります。残高を¥0にして締めるやり方は勧められない。


>②資産勘定(普通預金・売掛金・車両運搬具)と負債勘定(買掛金)は、残高を次期繰越にして残高を\0にして締めました。

貸借対照表科目の元帳は、最終残高が記入された行を最後として、ただちに、その下に二重線を書いて締め切ります。残高を¥0にして締めるやり方は勧められない。

>③ただ、事業主貸(資産勘定)と事業主借(負債勘定)の元帳の具体的な締切の記入の仕方がよく分かりません。

「事業主貸」と「事業主借」の最終残高は次のように処理します。

1.12月31日付で両者を相殺する仕訳を起します。そして、差額を「元入金」に計上します。

〔借方〕事業主借☆☆☆/〔貸方〕事業主貸◎◎◎
〔借方〕……{空欄}……/〔貸方〕元入金◇◇◇
《注》 元入金がマイナスになるときは、〔借方〕に元入金を計上します。

2.〔借方〕事業主借☆☆☆円と〔貸方〕事業主貸◎◎◎円を元帳に転記します。

3.◇◇◇円を「元入金」元帳に転記します。
4.事業主借、事業主貸、元入金のそれぞれの元帳は、最終残高が記入された行を最後として、その下に二重線を書いて締め切ります。

>④元入金の元帳は、決算振替として以下のような形式で良いのでしょうか
……相手勘定科目  借方金額    貸方金額 残高
12/31 損益 \*****
12/31 事業主借 \*****
12/31 事業主貸 \*****

「損益」という勘定科目はありません。どうやら、ネットの情報で勉強されたようですが、簿記の勉強をするときは、なるべく、例えば大原簿記学校が出しているテキスト使って勉強するようにして下さい。インターネットは玉石混交の世界ですから、すべて鵜呑みにするのは危険です。

以上、頑張って下さい。
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この回答へのお礼

ていねいなご教示、ありがとうございました。
会計ソフトを購入しようかと思いましたが、趣味でExcel VBAでアプリケーション作りをしていますので、会計ソフトにも挑戦しています。仕訳帳や元帳を作るのにExcelを道具として使うのはできても、肝心要の簿記の勉強がまだまだのため苦しんでいました。
ご教示を参考にさせていただき、簿記の勉強に励みます。ありがとうございました。

お礼日時:2016/02/06 16:18

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