好きな和訳タイトルを教えてください

この度、母校の公立看護大学の助教にならないかと誘われました。

数年前に学部を卒業し、就職、今年働きながら大学院で修士をとり、修了のタイミングで教授からお誘いを頂きました。
声をかけてもらったのはとても嬉しいのですが、決して出来のいい方ではない私に勤まるかと不安が大きく、迷っています。授業はもちろん、実習や学校業務、人間関係など、心配です。
今の職場は、やりがいと給料は少ないですが、融通が利き、自分の時間もとれワークライフバランスはとれています。
子供も持ちたいしこれからを考えれば、今のままの方がいいとは思いつつ…キャリアアップも捨てきれないです。

大学助教の実際を教えて頂きたいです。
また、皆さんは自分ならどちらを選びますか?

A 回答 (3件)

子供も持ちたいということであれば、その大学にどれだけ結婚・出産している先生がいらっしゃるかを見て考えられてはどうでしょうか。


私の出身大学の先生方は、ほとんど未婚でした。
大学院時代に、そりゃ結婚できないよね・・・と思ったものでした。
ほとんどの先生方が、(家庭がないのでできるのでしょうが)毎日のように日付が変わるころ(中には変わってからも)研究をなさっていました。
助教の先生方は、実習が終わってから大学に帰って、夜や土日に論文を書かれていましたし、上司がいれば夜中でも仕事が飛んできているようでした。
そういう大学では、今のワークライフバランスはとてもではないですが保てないと思います。
公立でしたら看護師で夜勤をなさっているお給料よりずいぶん下がるでしょうし。

とは言いつつも、私も修了後引きずられるように大学に戻って教員をしています。
実際に教員になってみて、こんな仕事、小さな子供がいたらできないなと思います。
当然ですが看護学科の助教は実習要員です。自宅が実習先から遠いこともあり、冬場は暗いうちに自宅を出て、暗くなってから帰宅する日々です。
教員としてキャリアアップを目指すのであれば、研究をして論文を書き、業績を積まなければならないので、結局この1年、どれだけ日曜日休めただろうかという感じでした。
特に資金的に恵まれている大学ではないので、研究方法によっては大学の研究費だけでは研究ができませんし、遠方で学会があれば交通費も必要です。研究をするための研究費は外部の助成金を獲得できなければ自腹にならざるを得ません。ちなみに、お給料は新卒の頃とほぼ変わらない額になりました。看護師の給与は、伸び率がよくないのでそのうち逆転するのかもしれません。
学生さんも、10歳離れると異星人です(笑)。
正直なところ、心情的にも、経済的にも、看護師をしていたころのほうが楽しくて豊かな労働だったと思っています。
このままで私はどうやって結婚するんだろうと思う瞬間もあります(笑)
同じ大学でも、家庭を持っている上司の講座だと、割とスムースに帰宅できるようですし、研究はそれなりで教育をしっかりしてくれればいいわって講座もあるようです(それはそれでキャリアアップは遅くなる)。

で、1年経過して決めたことは、1年後に私を引きずり込んだ(?)教授が定年を迎えられるので、そしたら私は臨床に帰ることです。定年までご一緒すれば一応義理は果たせるはずですし、私のキャリアアップは看護師として積み重ねていこうかなと。正直なところ、教員になることはキャリアアップではなく、違う職種で新しいキャリアを始めるのと同じようなものです。看護教員と看護師は別物です。これまでのキャリアが生かされないわけではないですが、やはり別の職種だと思います。

とりあえず1回チャレンジして、やっぱり臨床がよいと思えば戻ることだってできるのではないかと思いますよ。
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この回答へのお礼

丁寧な回答、ありがとうございます。
実際の大学教員の方の回答、とても参考になりました。

やはり助教の業務内容はかなり厳しいのですね。
うちの大学教員もほぼ未婚です。もちろん、皆さんとても頭がよく、(当たり前ですが)尊敬していますが…。

大学教員はキャリアアップではないという言葉にハッとしました。確かにキャリアチェンジですよね。

業務内容が自分に出来るのかよく考えて、教授にも相談して決めたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2016/03/31 22:40

現職が判らないため、比較は出来ないですが、助教も「先生!」と呼ばれる職種で、社会的地位もソコソコですね。


また、質問者さんが更に上を目指す意欲があれば、講師,准教授,教授と、更にステップアップも期待できますよ。

でも逆に言えば、そう言う意欲や野心を持てば、自身の研究など、手柄や成果を挙げねばならず、ワークライフバランスも悪化しますけど、助教の地位で納得や満足するのであれば、その名の通り、あくまで助教ですから、一歩引いた立場と言うか、やや腰が引けた姿勢なども、アリかと思います。
すなわち、ワークライフバランスを、自分で調整しやすい立場じゃないでしょうか?
まして公立大であれば、産休なども取得しやすそうだし。

まあ、大学側の人手不足とか人事のタイミングなどもあるでしょうけど、「決して出来のいい方ではない」なんてのは、ご謙遜も含まれていると思いますし。
助教の誘いなど、誰にでも声掛けするとも思えませんので、実力的な面での不安は、余り考慮しなくて良いのではないですかね?

人間関係も、少なくとも声掛けしてくれた教授とは、良好なのでしょ?
更に、職場の関係がダメでも、学生側に逃げたり、選択肢はあると思います。

ただ一つだけ、教職が大変なのは、その学生さんとの、将来的なお付き合い。
学生に熱心に接すれば接するほど、「恩師」と言う立場になっちゃいますから、毎年、大勢の学生を輩出すると、毎年の様に多くの卒業生から結婚式へのお誘いなど受けて・・。
「月に3回も結婚式に呼ばれ、ご祝儀貧乏・・」などとグチる、教職員もおられますよ。(^^;)

転職そのものは、慎重に判断せねばならないことだけど。
断っちゃうと、先々は未練と言うか、後悔することがあるかも知れませんね。
無論、話を受けても、後悔する可能性もあるでしょうけど、いわゆる「やらずに後悔するよりは・・」と言うヤツで、断った場合の方が、未練は残りそうな気はします。

そこら辺りがキチンと割り切れるなら、冒険はせず、現状の安定に留まる選択も考慮されますが、大学の指導者的立場なんてのは、自ら望んでもなかなかなれない狭き門なので・・。
断るのは、ちょっと勿体無いし、未練が断ち切れないのではないかな?

また最悪の場合でも、辞めれば済む話で。
普通は転職歴は不利になりますが、「大学助教」となると、むしろプラスに作用するケースも多いのではないかと。
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この回答へのお礼

丁寧な回答、ありがとうございます。
私自身、大学教員というステータスとライフワークバランスの間で揺れているのだと思います。
確かに、ほぼコネ採用のような業種ですから、今後なりたいといっても簡単になれるものではないですよね…。
key0001さんが「誰にでも声をかけるわけじゃない」と言って下さったこと、とても嬉しいです。
後悔が残らないように教授とも相談して決めたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/03/31 22:26

助教のお話を受け入れるべきではないでしょうか。


女性が、キャリアを積み上げていくのは大変な事です。
また、結婚・出産・育児を考えると同じ就職でも、公務員が絶対有利です。
優遇されています。一般企業(病院)・現場勤務より、教育・研究でしょう。

看護師資格を持ちながら、院を修了したと言うことは、助産師・或いは保健師を
目指されたのだと拝察します。

自ら申し出たわけではなく、教授が質問者さんを見ていて、適任と判断したのですから、
思い切って、受諾して、更なるキャリアアップを目指すべきです。

大学の出産・育児休暇等も確認の上、是非、前進して下さい。

参考までに。
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この回答へのお礼

丁寧な回答、ありがとうございます。
私も、公務員というところにとても魅力を感じます。
せっかく大学院に行ったこともあり、キャリアプランを再考していた時期も重なって迷っていました。
北のトラさんのあたたかいアドバイス、参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/03/31 22:18

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