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ちまたで言う「絶対音感」は、「平均律」のことを指すのでしょうか?

私は、平均律という前提で質問しますが、鍵盤楽器奏者はともかく、弦楽器奏者は状況に応じて音程を弾き分けなければならないですよね?例えば、和音では「純正律」で、旋律では「ピタゴラス音律」という風に。

一般的に絶対音感を持っている人は耳がいいと言われていますが、状況に応じて音程を「瞬時に」修正できない以上、果たしてそういう耳が「良い耳」といえるのかどうか?単なる機械的に優れた「チューナーのような耳」でしかないのか。

以上のことを踏まえて、絶対音感の持ち主は耳が良いですか、それとも悪いですか?
「機械的には耳が良いと言えるが、音楽的には耳が良いとは言えない」というような答えでも結構です。

A 回答 (3件)

他の回答者さんのとおり、絶対音感と「周波数識別」とは全く別物です。

周波数に関しては、人間の耳はけっこうアバウトで、多少の音痴な歌でも許容します。特に単音で聞いたら、2つの音の周波数差なんて、相当に違っていなければ識別できません。

 ということで、単音で聞いて平均律と純正率とを区別するのは、かなり難しいです。
 純正律とはあくまで「ハーモニー」の構成音として「よく調和する」音ですから、ハーモニーとして聞いて、その違いが分かります。
 でも、普通の人が、普通の曲をピアノで聞いて、その旋律やハーモニーに違和感を持つことはないでしょう。平均律と純正率の差は、その程度に小さいものです。

#1さんの
>一般講堂にあるピアノは平均率、コンサートピアノは純正率で都度、
はあり得ません。どこのピアノも平均律です。純正率で調律したら、一切の「転調」や、異なる調の曲を弾くことができなくなりますから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>絶対音感と「周波数識別」とは全く別物です。

このことを分けて考えるのを気づきませんでした。すみません。

お礼日時:2016/07/09 20:45

まず、「絶対音感」というのは、認知学などでの一般的な定義では、聞いた音の「音名がわかる能力」を指す用語であって、「音の周波数がわかる能力のことではありません。

絶対音感保持者の大多数は単音で鳴らされた440Hzの音も445Hzの音は共にラに聞こえるだけで区別はできません。
単音でいきなり聞いた音の周波数を1Hz単位で当てられるレベルの絶対音感保持者は存在しないとは言いきれませんが、少なくとも、私が知る限り科学的な裏付けがある形で実証されている例はないと思います。

そして、質問者が言われるような、単音ではなくてひとつのメロディーの中での相対的な音程を響きの違いとして感じ取る能力は、絶対音感とは直接には無関係な能力です。なんで、絶対音感保持者であろうがなかろうが、響きを感じる能力がある人もない人もいます。
もちろん、絶対音感保持者は、音楽教育を受けた経験がある人が多いでしょうから、統計的な割合としては、響きの違いを感じられる人が多いでしょうけど。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
絶対音感の定義をよく確認するべきでした。すみません。
私は単音ではなく旋律まで広げてしまったということですね。また音の周波数を聞き分けられる人は多くないということですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/07/09 20:42

絶対音感は、継続的に一つの音、或いは音階名を認識したその音に接した結果、


脳が覚えた音程、と思います。
耳が良い、と言うのではなく、耳が聞こえれば良い、と言う程度でしょう。
誰にでも得られるもの(環境次第)と思います。

「平均率」と言うのは音階の振り分けの事で、
一般講堂にあるピアノは平均率、コンサートピアノは純正率で都度、
平均率は誰にでも愛想がよく中途半端、純正率は専用でわがまま、
と言う感じで、絶対音感とは別物。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私は、あらかじめ絶対音感の定義をよく確認するべきでした。

>コンサートピアノは純正率で都度

一つの調ならそれもあるかもしれませんが、曲は転調することが多いので純正律ではないですね。
この前聴いたピアノのリサイタルでも和音は濁っていました。

お礼日時:2016/07/09 20:39

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