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- 回答日時:
まず(3)の式をしっかり立てることが先決です。
m1*x1'' = k(x2 - x1) ①
m2*x2'' = -k(x2 - x1) ②
で
r = x1 - x2
なら、
r'' = X1'' - X2''
なので、①/m1 - ②/m2 より
r'' = -kr(1/m1 + 1/m2)
= -k[ (m1 + m2)/m1*m2 ]r ③
つまり、K=k(m1 + m2)/m1*m2 とおけば
r'' = -Kr ③'
ということです。
これは「関数 r は、2回微分すると元の関数のマイナスになる」ということですから、三角関数(sin または cos)が解のひとつです。ですから、その一般形として
r = A*sin(ωt+φ) ④
とおいています。これは
r = A*sin(ωt) + B*cos(ωt)
とおいてもよいですよ。
④を実際に2回微分してみれば
r' = Aω*cos(ωt+φ)
r'' = -Aω^2*sin(ωt+φ) = -ω^2*r
となって、ω^2 = K = k(m1 + m2)/m1*m2 とすれば③を満足しますよね。
何故こうしているかというと、高校では「2階微分方程式の一般解」の求め方は習わないからです。「きちんと解いて一般解を出す」方法を知らないので、「一般解を仮定して、それが元の微分方程式を満足することを確認する」というやり方をとっているのです。
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