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恐らく専門家じゃないとわからないのですが、
プラーク除去率というのがわかりません。

いろいろな計算式があると思いますが、
ある文献では以下のようにあります。
除去率=100-(歯磨後の面積/歯磨前の面積×100)

まず分からないのは、プラーク除去率100%は
ありえないのでしょうか。

もう一つは、ある歯ブラシでは、92%とあり、
別のものでは87%とありました。
この2つの差5%というのは、大きいものなのでしょうか?また除去率49%は、やばいのでしょうか?

素人とは感覚がことなると思いますので、
分かりやすく教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (2件)

色々計算式はありますが、


代表的なオレリ-のプラ-クスコアでは、
プラ-クが残っている%で出すのですが
目標値が15%とされています。
単純に考えれば除去率85%ぐらいかな。

>プラーク除去率100%はありえないのでしょうか

例えが良くないですが、
純度100%の鉄が現在の技術をもっても製造できない
ようにまずもって世の中に100%というものはほとんど
ありません。
特にブラッシングは人間が行うものですので
磨き癖など要因がからんできてなかなか100%には
ならないようです。

>ある歯ブラシでは、92%とあり、別のものでは87%
とありました。
この2つの差5%というのは、大きいものなのでしょうか

上述のようにプラ-クの除去には磨く人の要因が
大きく絡んできます。
一般的に利き腕側の顎に磨き残しが多いなど、
ブラッシングは長年おこなってきたものですので癖が
かなりついており、磨けてない部分はどんな物を使っても
(手動でも電動でも)磨き残します。
そのため、歯科医院でプラ-クを染め出し、磨き残しを
指摘してもらうブラッシングトレ-ングを何回も行い
そういう癖を修正するのが一番有効です。

そのため

>ある歯ブラシでは、92%とあり、別のものでは87%
とありました。

という数字は再現性が低いものだと思いますので
一般的にはこの5%はあまり差がないように思います。


>除去率49%は、やばいのでしょうか?

だいたい、がんばって70%ぐらい、
歯科医院で指導をうけて85%まであげられるとされて
いますのでそれから考えると低いでしょうね。

最後に一般論ですが、音波ブラシなどメ-カ-が
除去率を提示しているものがありますが、その値は
再現性が低く、ブラッシングによるプラ-クの除去は
道具ではなくそれの使用者によって決まるのが現状です。
それを使うだけで必ずこれぐらい除去できると多くの
歯科医師に評価され支持されている歯ブラシは
手動、電動どちらにもまだ存在しません
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
分かりやすい解説で、理解できます。

なるほど、「道具がすべての数字を現すわけではない」というのは、納得いきます。
プロと素人では、プラーク除去率も違いますし。

ましてや電動歯ブラシが、こんなに高い除去率と
いいますけど、当然、歯科衛生士などの中でも
歯磨きのうまい人が磨いて、出た数字でしょう。

だから、それにだまされてはいけず、結局、
一般の人が磨くのだから、電動歯ブラシメーカーが
出したプラーク除去率の何十%か下に見積もらないと
いけないのかもしれません。

やはり使う人によって違うのですね。

お礼日時:2004/08/20 09:04

 歯垢の原因になる食べかすを取るために歯磨きをするのでしょうが、食べかすが詰まる場所は歯の隙間に10%、残りの90%は舌の表面や口の中の粘膜に付いています。

歯を一生懸命磨いても、食べかすを取り去ることはできません。

プラーク指数でいくら%を下げようと努力しても、ムシ歯になる人がいるのに、スコアーが悪く磨かなくてもムシ歯にならない人がいます。
数値にこだわらない予防方法が大切です。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
参考になります。

ただ、>>食べかすが詰まる場所は歯の隙間に10%、残りの90%は舌の表面や口の中

は、ちょっと意味がわかりません。
歯の表面や咬合面、裏側面には、プラークは、
つかないことに解釈できますが・・・・。

それに、90%も下や口の粘膜についていたら、
寝たきりの人はえらいことですね・・・。
それこそ、誤嚥性肺炎でみんな死んでしまうような
気がします。

お礼日時:2004/08/19 19:48

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