dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

特に先天的な感応性の聴覚障害がある方は、音楽をどうやって理解されたんですか?また、音楽を鑑賞・演奏したり、リズムに合わせて体を動かしたりする時はどうされていますか?宜しかったら教えてください。

A 回答 (3件)

健常者の方と全く同じように音楽は聞えません。

そこをきちんと押える必要があります。

聴覚障害者といってもかなり幅が広く、同じ感音性でも残存聴力が人によってかなり違うのです。その残存聴力に頼ってそれなりに楽しむわけです。ですから、残存聴力がある方は決して健常者並にとはいきませんが、耳に入ってくる音だけで楽しむのですね。残存聴力の殆どない方は、細かい音などは殆ど耳に入ってきませんから、ドラムや太鼓などの振動を体で感じることでそれなりにリズムをとらえているのです。

どこまで理解できるのか?というより、それぞれがそれぞれに理解(楽しむ)ということでしょうね。そしてその楽しみ方は個人個人の残存聴力や体感によるので、健常者に比べてばらつきは大きいでしょう。

逆に残存聴力があって軽度と言われている方々でも、もちろん音楽嫌いの方もいます。聴覚障害者にとって音楽とは一種の憧憬のようなもので、それを追いながら楽しんだり想像したりしていますよ。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。丁寧で、分かり易い説明で、とても参考になりました。差し支えなかったら、もう一つ教えて頂きたいのですが、もし、音のリズムの変わりに振動する装置を身につけたら、リズムに乗れると思いますか?それとも、視覚的な物にリズムが在る方が良いのでしょうか?(もちろん個人差は、あると思いますが。)よろしくお願いいたします。

お礼日時:2004/08/23 23:14

再び、「No2」です。


おっしゃるように個人差が大きいのですが、年令が低く小学生位までは、体で感ずることのできる振動の方がリズムにのりやすいでしょう。視覚的に棒グラフが上下に動くような物は慣れと多少の「聞え」がないと難しいです。太鼓のゲームご存知ですか?昔ゲームセンターで流行っていて、色々な曲に合わせてばちを叩くあれです。それも初級から上級までありました。あれなんかやらせると、必ずワンテンポ遅れるのです。聞きながらポンと打つのと、視覚的に予測しながらポンと打つのではほんの僅かながらズレがあります。トレーニングを重ねて重ねてどこまで上達するかという所でかなり個人差が現われます。私の知っている限りにおいては、先天性の殆ど聞えない方で、初級でもかなり苦戦します。健常者でも知らない曲をやると遅れ気味になったりしますよね、それと似たような感じですよ。ただ、健常者の場合は一度耳でリズムをつかむと後は早いですが、聞えない人はそこまで達し得ないのでなかなか上達しない傾向が見られます。そんなところでよろしいでしょうか?また何かありましたら、どうぞ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

よく分りました。どうもありがとうございます。難しい事なので、どうやって人に教えていただけるか、悩んでここに来てみたのですが、こんなに沢山の事を、教えていただけて、本当に良かったと思いました。

お礼日時:2004/08/24 23:41

私自身は、聴覚障害者ではないのですが・・・



視覚で動きをとらえたり、あと振動を使って音を感じることが出来ると思います。スピーカーにウーハーが着いていたりすると、私たちも重低音の何とも言えない臨場感を体験できますが、あの振動は耳が不自由でも体験できると思います。

あと、私が実際に経験したことで、私が楽器のロビーコンサートをしたときに、聴覚障害者の方がテーブルに耳をくっつけて鑑賞してくださった時には、鳥肌が立ちました。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2004/08/19 21:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!