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国立大学の大学院の化学系で研究しているものです。
このごろ真剣に研究をしているのですがいい結果が
でません。いい結果が出ないだけならいいのですが
毎回やっているような操作でもときに失敗して
ジレンマがでてきます。
こういうとき担当教官とどう相談したらいいのでしょう?
自分の失敗、よくない結果におされて怒られそうで
あんまり言う気になりません。担当教官は
そんなことを言う人でないとわかってはいます。
だからそれだけよけいにいい結果のみを持っていきたい
と思ってしまい、ぜんぜん実験の報告ができていません。
悪い結果を知らせたくはないのです。
こういう心構えは決してよくないとは思っていますが
どうしようもないので何かアドバイスお願いします。

A 回答 (7件)

 


天然物化学研究者です。

私が大学院生になって最初に指導教官に怒られた事は,何故結果報告を早くしないかというものでした。その先生曰く,「うまくいっている時は報告が遅くてもいい。結果を聞くだけだから。しかし,うまくいっていない時こそ早く報告しろ!対応策を考えないといけないんだから!」です。現在は,逆の指導する側になりましたが,ここの学生がうまくいっているのか,何か対応策を伝えないといけないのか,といった事が一番気になります。

あなたの場合も正にこれだと思います。できるだけ早く状況を報告されて,対策を考えられた方が良いと思います。場合によっては,今の実験法が良くないという事だってありますから。

とは言ってもあなたも行きにくいから,ここで質問されているのでしょうから,一つだけアドバイスを。

まづ,あなたの結果をわかりやすく纏めることです。これで指導教官の方は,あなたが実験の内容をどれだけ理解できているのかが判断できます。

次に,うまくいかなかった原因を考えてみて下さい。これは必ずしも本当の原因である必要はありません。原因として,○○,△△,XX,・・・が考えられるが,いずれも今回の場合には当てはまらないと思う,でも構いません。要は,あなたがその実験について,どれだけ考えているかが伝われば良いのです。

そして,これだけ考えたがどうしてよいか解りません,という事をきちんと伝えましょう。あなたが実験の内容を理解し,充分結果について考察し,それでも行き詰まっている,という事が伝われば,指導教官の方もそれなりの対応をして下さるはずです。


 
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この回答へのお礼

逆の立場の人の意見ありがとうございます。そうなんです。ただできませんでしたというだけでは、だったらどうすりゃいいの?ということになるので自分でまとめてから
聞かないといけないですね。けど、そうすることもおっくうになってしまいます。とりあえず、わかりやすく伝えるためにまとめた紙でも作って持っていってみます。
ありがとうございます。

お礼日時:2001/06/29 14:43

 親身になって相談なってもらいましたので、私もできる限り相談に乗れればと思い書くことにしました。

私も今まで報告に行かずにいました。そうすると先生の方が痺れを切らして、早くデータを持って来いと言いました。それからしてすべてのことを話すことにして、現在のこの状況です。
 私も毎日が失敗の連続です。確かに結果は非常に重要だと思います。しかし、研究を行っていてそんなに簡単にいい結果はでるものでしょうか?実際は出ないことの方が多いと思います。悪い結果が出たから、何をやっているんだと言う先生もおられるかもしれません。でもすべての成功にはそれをはるかに上回る失敗と努力が必ず在るはずです。失敗無くして成功はありえないと思います。
 この前ある先生に相談に行きました。その先生は現在学科の中で研究の成果が認められ、若くして教授になられた先生でした。その先生が私にアドバイスしてくれたことは簡単に成功に研究なら、その研究は研究のレベルが高くなかったということでもある。そんな簡単には成功しない。だから生涯をかけて俺は研究に取り組んでいるんだよ。だから少々の失敗は気にすることはないんだ。ただし、なぜ失敗したりうまくいかないのかを考えなさい。実験装置なのか方法なのか、計測の仕方が悪いのか等を考えなさい。それが一番重要なことだよ。そして研究は8割が失敗と準備で消費される。だから恐れずにいろんなことをやってみなさい。
 これが先生が私にくれたアドバイスです。私もその通りだと思います。
 とりあえず相談に行ってみましょう。もしかすると怒られるかもしれません。しかし、そのように努力をしていれば結果は必ず出ると思います。ただ、直ぐに出るとは限りませんけど・・・。諦めないことが大事だと思います。
 参考になれば幸いです。私も少しずつでありますが、がんばろうと思います。また相談に乗りますし、乗ってくださいね。
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この回答へのお礼

返事が遅くなって申し訳ありません。先生にいいましたが怒られるどころか興味を持たれました。やっぱりあきらめないことは重要ですね。同じ大学院生としてこれから頑張りましょう。こちらこそよろしくおねがいします。

お礼日時:2001/07/02 12:35

院生さんたちや学生さんたちを指導する立場から‥


何も報告がないときは、非常に順調に進んでいると思ってしまいます。確かに細かなミスをするたびに報告にこられても困りますが、予想通りに進まない場合などは速やかに報告してもらいたいものです。
私の場合はひねくれているのか、予想通りでないデータの方に魅力を感じてしまいます。そこには非常に大きな可能性が隠れている場合もあるので、一見失敗のように見える結果が宝の山かもしれないからです。
また、それが確かに失敗であり、どうしようもない状態であるならば、早く原因を追求して軌道修正しなければなりませんから、報告は早ければ早いほどよいのです。
悪い結果だからこそ、早く知らせなければなりませんヨ。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

返事が遅くなって申し訳ありません。先生にいったところ同じように失敗の方に興味を持たれました。そうなんですねー。少しずつ聞いていこうと思います。ありがとうございます。

お礼日時:2001/07/02 12:33

生物系の院生です。



その気持ち分ります。
実験結果が自分の予想と違う場合は、それを報告するのはどーってことないんですよね。
思い通りの結果にならないことなんて研究してれば当然、問題は操作上のミスかも
しれない場合なんですよね。

先生に悪気はなくても結果からみて分ることで、つっこまれるのが恐いというか。
失敗結果を報告してから「何故、このコントロールをしなかったんだ?」と言われても
何度か上手くいっている方法だったら、毎回、全ての可能性に対するコントロールなんて
できないし、それで大量に試薬を使うと「試薬は高いから、実験を始める前には推考しろ」
と言われるしで、自分が未熟なのは分るけど、また、言われるのがおっくうに
なってしまいますよね。

でも、自分で考えても意外なことろにミスがあるものです。
僕も昨日、失敗をしました。いつもは抗マウス抗体だったのが、それだけ抗ウサギ抗体。
当然、二次抗体はマウス抗体用だから反応せずって結果でした。
これは自分の確認ミスなだけに先生に報告すると「ばか」と言われそうで
正直、いまだに報告してないです。

なんだか、アドバイスにはならないですねー。
まあ、自分ではそういうことが分かってるけど、恐いんじゃーって気持ちは
分りますよってことかな。でも、それが続くと悲惨ですよー。

僕の場合、去年、国立研究所の共同利用研究員として実験していました。
つまり、出身大学には指導教授がいて、受け入れ側にも指導教官がいるワケです。
出身大学の教授は理想家で「これだけのデーターが揃ってるんだから、必ず取れる」
という立場で、受け手の教官は「あるとは思うが今の技術ではむつかしい」という
感じでした。結果は当然、現場の教官の意見どおり、半年、頑張ってもなんの成果も
得られませんでした。

現場の教官は「これだけやって出ないんだから、他のことをした方がいい」と言い
指導教授は「あきらめるのはまだ早い」とい立場でした。しかも、この2人は
元々、上司と部下の関係であるため、結局、指導教授の意見が繁栄されることに。

現場の教官があきらめてる中で実験してることほど辛いことはないですよ。
くる日もくる日も結果は出ず、だからといって現場の教官も
「僕からも~さんには言っとくから」というだけで、アドバイスもしてくれず
結局、吐血して下痢してうつ病になって、精神薬を服用しながらそれでも実験して

でもって結果はでず、出身大学へ戻ることになったけど、
今度は実験ができない!なんとかやろうとしても、頭が働かないから
前述のような単純なミスを犯してしまうようになってしまうし。

先生からは「君は修士ではすごく良い仕事をした。僕は期待してるんだよ」と
言われても、あのときのひらめきや情熱はないんじゃあって状態です。
一応、修士の実績で来月から民間の研究所が受け入れてくれることになって
心機一転、出直しで博士論文を書くぞって気持ちだけど、
今の自分の状態じゃあ、相手に迷惑かもって思うし。

普段の生活は明るく、楽しくでいいんだけど、
どーしても、実験ができない状態、でも、実験しなきゃ卒業できない。
これは、はっきり言って辛いです。

そんなワケで、そうなる前に教授ではなく助手とかに相談してみよう!
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この回答へのお礼

貴重な体験話ありがとうございます。やっぱり自分のミスかなと思ってしまいます。けど、今日先生に聞いたら
失敗を失敗ととらえていませんでした。いや、おもしろい
といわれました。やっぱり聞いてみると全然自分の考えが狭いことが分かりました。そのために指導教官がいるのだなあと言う気もしました。なるべく先生と話してみようと思います。ありがとうございます。

お礼日時:2001/06/29 20:37

まず、失敗について。


実験というものは失敗が付き物です。失敗する事から始まるといっても過言ではないほどです。そしてなぜ失敗したのか、どう改良すればいいのかを考えることは研究を進める上で非常に重要なプロセスです。ですから失敗してもめげずに、その原因を知るために正確にどうやったらどういう結果になったかを担当教官とディスカッションすべきです。

良い結果、悪い結果について。
上の失敗とも絡んできますが、正確な実験をやれば自然科学は正しい答えしか出してきません。その結果に「善し悪し」は本来無いはずです。それを「良い」「悪い」と考えるのは実験者の都合です。「悪い」つまり、予想と異なった結果が出たのであれば必ず原因があります。それに基づいて、仮説や実験方法の修正などを行うことが実験の本質です。ですから、「悪い」結果も実験を進める上で非常に重要な情報なのです。迷わず担当教官に報告しましょう。間違ってもいい結果だけを持っていってはいけません。それは実験を誤った方向に進めることになり、その場はしのげても必ずその先で矛盾が生じて、もっと困った状況を生み出します。

実験科学の研究は正しい方法で実験を行い、その結果を素直に、正確に読みとることによって進めるものです。
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この回答へのお礼

確かにその通りかも知れません。間違った方向に
進んでしまいそうです。ディスカッションします!!

お礼日時:2001/06/29 13:23

がんばれ!わかぞ~!!(っておちょくってごめんなさい)


実験結果とは、神様の次に正直です。
研究者たるもの、データで話をしましょう!
正直に持っていき、どこがどう違ったのかを指摘してもらう、
やり直してまた指導してもらう・・・一人前になるにはこの繰り返しではないでしょうか?
その繰り返しの中で、自分の考え方、ポリシーみたいのが育ち、教官の考え方、気質みたいのが肥やしとなって、成長していくもんだと思います。
いい結果を持っていきたいなんて、そんなに世の中甘くないんです!
これが会社ならなおさら・・・
気を取りなおして、その純な気持ちを大切に、客観データで武装して・・・
がんばれ!わかぞ~!!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですね。繰り返しやること
が大事なのに・・・。毎日そういう時間を教官と持っていこうと思います。

お礼日時:2001/06/29 13:22

こんにちは。


とにかく、素直に自分の悩みを教官に相談すべきです。
失礼な言い方ですが、あなたはまだ一人前の研究者ではないのでしょうから、
失敗してあたりまえではないのですか?

「良い結果だけ報告したい」という気持ちはわかりますが、
担当教官は失敗例にも興味を持つのではないでしょうか。
あなた自身も教官も、失敗例から学ぶものは多いと思いますよ。

結果よりもプロセスを重視することが、これからの研究に役立つはずです。
どうぞがんばってください。
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この回答へのお礼

確かに、失敗例にも先生は興味を持ってくれます。
確かにその通りです。失敗して何が悪いくらいの
気持ちが重要ですね。ありがとうございます。

お礼日時:2001/06/29 13:25

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