「セカンドオピニオン」って何ですか?
最初の病院で病状、治療計画、その他諸々で何らかの疑問を抱いたため、違う病院の専門医の意見を聞きたくなったとします。
セカンドオピニオンって「二番目の見解」という意味だと思うのですが、実際に「二番目の見解」を最初の病院にフィードバックして再検討する(してもらう)ということは可能なのでしょうか?
どうも、現在の(特に病院内で)“セカンドオピニオン”という言葉は、“今の医師とウマが合わないため、他の病院に鞍替えする”といったニュアンスの内容で使用されている気がします。これでは“2つ目のファーストオピニオン”に過ぎないような…。
それとも世間一般では、患者は2つ目の病院の見解を最初の病院に持ち帰り、最初の医師と一緒に再検討するといったことが日常的に行われているのでしょうか?
No.8
- 回答日時:
>まず医師のとの十分なコミュニケーションが必要になってきますね。
そりゃあそうですよ。
最初の医者がそれができないような医者ならば、転院したいと思うのは当然ですね。
理想と現実の狭間で少々悩みそうですが、みなさまのご意見を参考に、いざというときは気合を入れて臨もうと思います。
個人的には「異なった所見を持った医師同士の話し合い」が増えてくれることを願っています。
各ご回答は、それぞれうなずけるものですし、参考にさせていただいていまして、甲乙つけるのが難しいのですが、個人的な願いも込めましてこのようにさせていただきました。
悪しからずご了承ください。まことにありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
#6です。
補足させていただきます。
まず医師の心理状態ですが、患者さん側に立って治療してくれるひとであれば、天秤にかけられたという思いはまったくありません。自分の診断や治療方針に自信があればそうです。でも相手がそういう人かどうかなんてわかりませんが・・・・・。
また検査結果のデータは数字だろうが写真だろうが、欲しいと要望すれば拒否はできません。ただ治療過程や方針はカルテの開示と関係しますから、責任あるお答えはできかねます。病院によっては開示するところもあります。その点(治療過程や方針)がほしければ主治医にセカンドオピニオンをしたいので、どこそこの病院に、先生の見解を示した紹介状を書いて欲しいといえば、いやだという医師はいないと思います。
ご参考にまでに。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
まず、医療は患者さんが中心だということが大前提です。
それは医療側からすれば、患者さん中心に進めていくという意味ですが、患者側からすると治療方針は自分で決めなければならない、ということを意味します。いままで長い間日本では、患者側が「よろしくお願いします」医療側が「よっしゃまかせとけ」の関係だったのですが、そうではないということになります。
医療側は患者が治療方針を決定するための判断材料、選択肢を与えるのみ、なのです。
したがってセカンドオピニオンというのは、最初にかかった医師の意見に対し、なんらかの理由で患者側が選択肢をさらに求める場合ですから、最初の主治医に許可を求める必要もないし(本当に腕のいい医師はそういわれても快く承諾してくれます)、報告する必要もありません。ただどこかで治療をやってもらう必要があるので、あなたの信頼する医師にすべてを話し、こういう選択肢があったので、自分はこうしたい、と申し出ればよいのです。それが最初の病院でもいいし、セカンドの病院でも、あるいは違う病院でもよいのです。
そういう意識が進歩した病院では、セカンドオピニオン外来、という名称でセカンド専門の科を設けているところもあります。また診断のためには再度検査が必要になりますが、高額な検査料や放射線被爆量を減らすため最初の病院に対して、セカンドオピニオンのためにここで検査した結果を欲しい、と申し出て持っていくこともできます。遠慮することはありません。
というのがセカンドオピニオンの世界ですが、残念ながら日本ではまだ定着していません。あいかわらず「よろしく」「よっしゃ」の意識があります。セカンドにいきたいと申し出ると、少しいやな顔をされる医師も結構いらっしゃいます。
しかし少しずつですが確実に患者側の権利を尊重するという方向にすすんでいることは確かです。
ご参考になさってください。
医師側から見れば天秤にかけられるような気分に少なからずなるのでしょうか。プライドが傷つくような、不信感を抱かれているような… 微妙に感情が動きそうなことと素人ながら想像してしまいます。
もしも、検査内容や治療内容の提出を願い出たとき、それらすべて受け取ることは可能なのでしょうか。検査結果はともかく、治療過程まで期待してもいいのでしょうか。
何も考える必要なく100%任せられてしまえたら患者も楽なのになぁ と思いますが、患者の事情も多種多様でしょうから無理な話ですよね。
ご回答ありがとうございます。とても参考になりました。
No.5
- 回答日時:
セカンドオピニオンの意味は#1の方の回答の通りだと思います。
もう少し砕けて言えば「裏を取る」って感じでしょうか?。
「今の医師とウマが合わないため、他の病院に鞍替えする」のはhrc32さんの書かれている通り、セカンドオピニオンでは無いでしょう。ただし、現在治療中の病院とセカンドオピニオンを比較して乗り換えるというのは有りだと思います。もっとも乗り換えた時点でセカンドオピニオンでは無くなりますが。
セカンドオピニオンの見解を現在の治療にフィードバックするという行為を行っている方は現在ではかなり少数派です。もちろん難しい治療のケースや複数の選択肢が有る場合等はセカンドオピニオンを置く人の割合は多くなると思います。今後は増加して行くと思います。
ご回答ありがとうございます。
「…難しい治療のケースや複数の選択肢が有る場合等はセカンドオピニオンを置く人の割合は多くなると思います…」。増加することを切に願います。
No.4
- 回答日時:
#1です。
途中で切れてしまいましたので、続けさせていただきます。お医者様もたくさんの学習の上から患者の治療をなさっておられると思いますが、より多くの臨床体験をお持ちのお医者様の方が、より多くの患者の状態を把握できるものと思います。
私自身も40代を過ぎ、体のあちこちが不調になってきています。しかし、生き死にに左右するような重篤な症状でなければ、その判断もかなり一般的なものです。自分では日常生活に支障があると感じていますが、苦痛で悲鳴を上げるほどではないため、なかなか理解されていない気がしています。そのため、セカンドオピニオンとして、別の病院にかかることもしばしばです。
本来なら、かかりつけのお医者様に加え、セカンドオピニオンのお医者様にも同時に意見をいただきながら患者自身が安心する治療が行われて当然だと思いますが、現実はなかなかそうはなりません。
私の場合、セカンドオピニオンは、自分の中での判断材料としてしか活用できていません。
ご回答ありがとうございます。最後の一行がとっても現実的に感じました。私自身、ファーストにセカンドに行くとは言いづらい!。実際はこんな感じになりそうな気がしてます。
No.2
- 回答日時:
セカンドオピニオンを快くきかせてくれる医者は、無理に転院なんて求めませんよ。
転院とは極端です。セカンドオピニオンをきいて、ファーストオピニオンが肯定される可能性もあるのです。その点に確信がもてないからセカンドを聞きに行くんですよ。
そもそも最初の医者自体を信頼できないというのが理由なら、ファースト、セカンドとか関係なく転院したほうがよいのでは?
セカンドオピニオンを聞いてどうするかは患者しだいですよ。それで納得して、最初の医者にかかるならそれもよし。まだ納得できないならサードくらいまでは聞きにいってもよし。セカンドオピニオンをききにいった医者がきにいったら転院してもよし。最初の医者も悪くないと思ったら、セカンドオピニオンの内容にかかわらずそのまま治療を受ければよし。患者次第です。
「患者次第」…それぞれの医師の見解を理解して決断するには、まず医師のとの十分なコミュニケーションが必要になってきますね。ご回答ありがとうございました。
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