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大学学部生です
講義の内容で不透明だったことがあるので 質問します。
レジュメには、カダフィ大佐が、対米バンドワゴン(勝ち馬に乗る)ったが、ジャスミン革命で処刑されたと書いてあります。
カダフィ大佐は親米だったのでしょうか?
恥ずかしながら、カダフィ大佐は、独裁国家を築いていたが、チュニジアの民主化に押されてリビアも民主化運動が起こって捕まり処刑されたというザックリとした知識しかありません。

もし、親米だったとしたらアメリカはカダフィ大佐を擁護しようとかいう気持ちは無かったのでしょうか?

また、講義の中で教授が、今の北朝鮮の金正恩も、このリビアのことをよく見ていて自分の身を不安ししていると言っていたのですがどーいう意味でしょうか、教えてください。

A 回答 (2件)

簡単に言い切ってしまうと、建国いらいのアメリカは、その根本として”か弱き植民地人が大国からの独立を勝ち取って、できた国。

””それゆえに、我々は自由であることを何よりも優先する。”ということを標榜してきました。

 その結果、「アメリカ的なナイスなライフスタイルを実現するためには自由であることは最優先」ということを信じ込んだ連中が声をあげ、やがて行動に起こそうとして大失敗するわけです。「ハンガリー動乱」「チェコへのソ連軍介入」「クェート侵攻」etc…。

 そして嫌がられてもアメリカの袖を引こうとしているのが北朝鮮。

 もう、親米云々といったイデオロギー中心の発想では現在の世界はわかりません。冷戦終結と同時に、アメリカ一極支配は確立していると見るべきでしょう。
 つまりイデオロギー的な一極ではなく、ライフスタイルとしての一極であり、そのライフスタイルはとっくにデファクトスタンダートとして地球全体のものになっているということです。

 例えば、アフリカなどで新しい村や町ができていますが、そういった地域には独自のライフスタイルがあったはずですが、なぜかアメリカや欧州風の見慣れた町ができていくのを不思議に思いませんか。

 つまり経済でいう「フロンティアの消滅」が起こっているということです。
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>レジュメには、カダフィ大佐が、対米バンドワゴン(勝ち馬に乗る)った



元々は汎アラブ民族主義者ですから、反英、反米、というより自国に影響力を行使する非アラブ国家に敵対したところが原点ではないでしょうか。その後、アラブ主義が過ぎて反西欧テロリストの支援をしていましたが、米軍の爆撃を受けたりして、さすがに過ぎたと思ったのか軌道修正していますね。それでも親米という訳ではなく、アラブ主義を維持しつつ国際社会に歩み寄ったという程度の評価が適切でしょう。

>恥ずかしながら、カダフィ大佐は、独裁国家を築いていたが、チュニジアの民主化に押されてリビアも民主化運動が起こって捕まり処刑されたというザックリとした知識しかありません。

末期は大筋そうです。

>もし、親米だったとしたらアメリカはカダフィ大佐を擁護しようとかいう気持ちは無かったのでしょうか?

親米というか米国の従属者ではなかったので、擁護しようとする価値が無かったのでしょう。しかしながら、独裁者というのは国をまとめてくれるので、従属してくれるか、敵の敵になっているのであれば庇護対象です。例えば前者はイランのパーレビ国王、後者はイランに敵対するフセイン等が典型的です。もちろん、どちらも意に沿わない状態になれば価値はありません。

>今の北朝鮮の金正恩も、このリビアのことをよく見ていて自分の身を不安ししていると言っていたのですがどーいう意味でしょうか

民衆による「革命」、それに伴う政変、ざっくり言うと自身(と一族)が逮捕され処刑されることを恐れているのです。先代の頃はルーマニア革命、先代末期のジャスミン革命は彼等にとっては人事ではありません。
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