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ご覧ください。
糖尿病性腎症→糸球体硬化→GFR低下→尿量低下→体液量増加→浮腫(溢水)
と低たんぱく血症です。
低たんぱく血症は膠質浸透圧が低下していますから、血管の外には水が漏れ出ていいます。しかし、血管内は脱水傾向。
だから、この状況で前負荷がかかるのがどうしても理解できずにいます。

前負荷↑への低たんぱく血症からの線引き、GFR低下からの線引き、どの様に理解すれば良いのでしょうか?

お願いします。

「前負荷↑の理解について」の質問画像

A 回答 (1件)

低蛋白血症ですと、おっしゃるとおり、膠質浸透圧が低下していますから、血管の外には水が漏れ出ていいます。

そのため、循環血症量は減少し、前負荷は低下と考えるのが一般的かと思います。
糖尿病の時の腎障害の進行の流れは、
高血糖により、糖により糸球体が傷つき、
尿中にアルブミンなどのタンパク質が漏れる。(ネフローゼ症候群)
→血液中タンパク質↓→浮腫

長いこと、
腎への糖による障害
かつ、
尿細管に漏れ出たタンパク質が、尿細管が傷ついていく
ということが続くと、
正常なネフロンの数が減ります。健康な状態に比べて10分の1以下にはなっているんじゃないでしょうか。腎臓は少なくても機能を維持できるらしいです。
そこまで、ネフロンが減ってしまえば、当然尿も作れなくなるんで、GFR低下に至ります。
GFR低下すると、尿が作れないので、水は濾せないまま、体内に残ります。
ここで循環血液量上昇→前負荷↑→心臓への負担。
この心臓への負荷がずっと続くと心不全が進行していくのでしょう。

単純な→だと難しいですが、要はタイミングの問題です。
低蛋白血症は割と早い段階から起こり、浮腫になります。
この段階では、前負荷はどちらかというと低下。

GFRが上がるくらい多くのネフロンが傷ついた状態は割と後だと思います。
その段階で、濾せないから、尿作れず水溜まって前負荷上昇です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

初めは、尿量があるので低たんぱく血症による浮腫み。
尿量の減少とともに、体の中の水分量が増えるので、前負荷がかかるようになるのですね。

お礼日時:2017/09/25 12:25

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