スリープスプリントとは

いびきや無呼吸症候群の軽減のために歯にはめるスリープスプリントというマウスピースがあるそうなのですが、これは歯医者で歯ぎしり防止のためなどに作ってもらうマウスピースとどう違うのでしょうか。あるいは違うものなのでしょうか。

実はスリープスプリントというマウスピースがあるのを知らずに、朝肩こりがあるので歯ぎしりを察して普通のマウスピースを作ってもらいました。そうしたら朝の血圧が減少。それに関連してネットを検索していたらスリープスプリントというマウスピースでいびきや無呼吸症候群を軽減することで血圧が下げられるかもという記事を目にしました。そこで質問のような疑問を思ったのです。

どうぞ宜しくお願い致します。

No.1 ベストアンサー 回答者： カパタマ 回答日時： 2017/10/07 19:40

スリープスプリントは　歯の保護や噛み合わせの調整に使うマウスピースとは根本が違います。

下あごを強制的に前方向に出す働きがあり、この働きのおかげで舌の沈みこみが緩和されて、のどの内部（気道）に広いスペースを確保できるようになります。気道が広がると言う事は　いびきを治し　無呼吸症候群の治療に使われます。
通常のマウスピースは上顎のみに使用されますが、スリープスプリントの場合は上下の歯に装着し増すから多少違和感が大きいですねぇ～従って睡眠障害・特に就寝直後の入眠障害には逆効果になり兼ねません。また、扁桃起因で生じているいびきには効果がなく、かつ　顎関節症などの顎関節障害や　歯槽膿漏で歯がぐらついている場合も　それらを悪化させる事があるので注意が必要です。

また、製作は歯科医院で行いますが、その場合は耳鼻科からの依頼・紹介が必要な場合があります。健康保険で作るなら　耳鼻科や内科等の指示の元に　歯科医院で作る事になります。～
費用は　健康保険であれば１～２万円程度・・・・もちろん自費ならばそれ以上になります。