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女性の一人歩きや一人暮らしを悟られないための防犯対策

女性の一人歩きや一人暮らしを悟られないための防犯対策テレビドラマや映画で、女性が夜道をひとり歩きしていると背後に人気を感じ、振り返った瞬間に襲われてしまう……といった緊迫シーンを見たことはないか。残業や飲み会で帰宅が遅くなり、夜道のひとり歩きがある女性にとっては他人事ではないだろう。先日ご紹介した「教えて!goo」宅急便やガスなどの点検を装い、家にやってきた不審者への対処法という記事で、自宅での防犯対策を紹介したが、危険は家の中だけではない。そこで今回は外出時や帰宅時の防犯対策について、多くの犯罪調査経験を持つ坂井利行さんに再び伺ってみた。

■いざというときに、スマホでできること


春は、歓送迎会やお花見など、なにかと夜の外出が増える季節だ。夜間、女性がひとり歩きをする際、無防備になってはいけないと坂井さんは言う。

「夜間はできるだけ明るく、人通りの多い道を歩くようにしましょう。イヤホンなどをしていると周囲音が遮断され注意力も疎かになるため、つけて歩いてはいけません。また、道路側にバックをさげて歩くと、後方から走って来た自転車やバイクによるひったくりに遭う可能性が高くなるため、道路側と反対側の手で持ちましょう」(坂井さん)

毎日通る最寄り駅から自宅までの経路では、どの道をどのように歩いたら安全か考えておく必要がある。でも万が一、誰かにつけられている気配を感じたら、どのように行動すればよいのだろうか。

「不審な追尾者がいる場合、コンビニなどに入り、いなくなるのを待つのが一番安全です。開いているお店もなく周囲に人や車の往来もない場合は、スマートフォンを操作するふりをして後方を内蔵カメラで確認し、可能であれば撮影しましょう」(坂井さん)

そのように冷静に行動できればよいが、恐怖心もあり、これは少々難易度の高い技かもしれない。やはり民家に駆け込むか、携帯電話で110番をダイヤルするのが精一杯では。

「もしものときは防犯ブザーなどの防犯グッズが役立ちます。なんとか民家の近くまで行き防犯ブザーを鳴らせば、助けを呼べるだけでなく、追尾者の犯行自体を抑止できます」(坂井さん)

防犯グッズを用意したら、使い方をしっかりマスターしておこう。外出時はいつでもバックやポケットにしのばせ、いざというときには必ず使えるようにしておくとよいだろう。

■部屋を悟られないようにしよう


夜間の帰宅時にも、自宅を悟られないようにしたい。そのためには、どのように行動したらよいのだろう。

「タクシーで帰宅する場合、自宅マンション前ではなく、少し手前などで降ろしてもらいます。追尾者がいる気配がする場合は、マンションのエントランスがオートロックなら、自動ドアが閉まる瞬間に入るようにすると、同時に侵入されるのを防げます」(坂井さん)

自宅マンションを知られてしまっても、部屋を知られないようにするコツがあるという。

「マンションのエレベーターで、見知らぬ男性と二人きりになりそうな際は、乗ることを避けましょう。ひとりでエレベーターに乗ったときも、降りる階を階下で確認されている可能性があるため、自宅のある階ではなく、ひとつ上の階や下の階で降り、階段を使うようにするとより安心です。帰宅してすぐ部屋の電気をつけると、遠方からでも部屋がばれやすいため、少し時間をおいて電気をつけるようにしましょう」(坂井さん)

帰宅の際は、部屋がある階ではなく、ひとつ上や下で降りると普段から決めておくとよいだろう。

見知らぬ人すべてを不審者と疑いはじめたらきりがないが、気の緩みが惨事を生みかねないことは確かである。常に気を張って行動するのは大変だが、自分の身を守るための術を習慣づけておくことが大切といえよう。

●専門家プロフィール:坂井 利行
探偵社「プライベート・シャドー」代表。1992年同社を設立し、各種犯罪や浮気問題、ストーカー、盗聴、盗撮、詐欺被害などに対し、調査、情報提供を行う。幅広い経験から、雑誌やテレビ番組にも出演。2015年神奈川県調査業協会専務理事就任。

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