
■世界的人気ゲームがハリウッドで実写化!
映画『アサシン クリード』は、全世界でシリーズ累計9600万本以上を売り上げた人気ゲームの実写化作品。第88回アカデミー賞主演男優賞ノミネートのマイケル・ファスベンダーや第80回アカデミー賞主演女優賞を受賞したマリオン・コティヤールなど、実力派俳優がメインキャストを演じていることでも注目を集めている。
主人公は記憶を失った死刑囚のカラム・リンチ。遺伝子操作でDNAに眠る祖先の記憶を追体験させられた彼は、自分の祖先がルネサンス期スペイン時代を生きた伝説のアサシン、アラールだということを知る。アラールは驚異的な身体能力を持つ伝説のアサシンで、秘宝「エデンの果実」の在りかを知る最後の人物だった。現在と過去を行き来するうちに、カラムはアラール達と対立するテンプル騎士団の真の姿を知る。そして、アラール同様の能力を獲得し、アサシンとして覚醒していくのだったが……。
この日のイベントには、ゲストとして俳優の斎藤工さんが紋付袴姿で登場。イベント前日が成人の日だったことを受けて「僕は(成人式は)15年前だったのですが、まったく成長していないですね。酉年生まれで年男なので、飛躍の一年にしたいと思います」と苦笑いしながら挨拶した。ちなみに斎藤さんは、映画の日本語吹き替え版で主人公カラム・リンチの声を担当しているが、ハリウッド映画の吹き替えは今回が初めてとのこと。「マイケル・ファスベンダーはセクシーで実力のある俳優。今回の作品はアクションがすごくて大変だったと思うが、自らプロデューサーとなってこの映画に関わり、素晴らしい主人公を作り上げていると思う。吹き替えに関しては、僕の方が少し年齢が若いので、声を低くめにしたり、いつもの僕のテンションを変えたり、発声の仕方を変えたり……。監督と話し合いながらアフレコ特有の技術を追求しました」と吹き替えしてみての感想を語った。


■最新技術で斎藤工の遺伝子を解析!
映画では主人公のカラム・リンチが遺伝子操作でDNAに眠る祖先の記憶とアサシンとしての能力を蘇らせるが、そのカラム役の斎藤さんにはどのような能力が備わっているのか? ということで、この日のイベントでは斎藤さんの遺伝子を最新技術で1カ月かけて解析した結果が発表された。それによると斎藤さんは注意力、集中力、記憶力、調和性、開放性、自己志向性、支配欲などが突出している傾向にあるとのこと。特に支配欲は抜きん出ており、タイプで分類すると「将軍」タイプとのこと!
自身の遺伝子を検証した結果を聞いた斎藤さんは「僕はどちらかというと竹槍を持った歩兵タイプだと思うんですが」と戸惑いながら、「地味な人が華やかな仕事をしていることもあるので、将軍も同じかもしれませんね。でも僕の場合は将軍というより、家来が6人くらいしかいない小軍じゃないですかね」と自虐風にコメントした。


続いて斎藤さんは、特製の絵馬にサインして映画の大ヒットを祈願。この絵馬は江戸大社の一つであり都内屈指のパワースポットとしても知られる赤城神社に奉納されるとのことだ。


その後、斎藤さんは報道陣の囲み取材に応じ、「映画の吹き替えは、複雑な内容のものを分かりやすくしてくれる。今回は、台本に『うめき声』とだけ書かれたシーンが結構あったのですが、そのシーンに合わせてバリエーションをつけるなどの工夫もしました。自分の吹き替えで観てくださるお客様の年齢の層が広がるとうれしいですね」とコメント。ちなみに映画にはキャラクターが飛翔するシーンが多いそうで「その意味でも酉年の今年にふさわしい映画だと思います。ぜひ劇場で観てください!」とのことだ。


「教えて!goo」では「世界的に人気のゲーム『アサシン クリード』知っていますか?」ということで皆さんの意見を募集中だ。
公開情報
映画『アサシン クリード』
3月3日(金)全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
(c)2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. All Rights Reserved.
映画『アサシン クリード』公式サイト