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児童心理の専門家を直撃!子供が「うんこ」という言葉を大好きな理由

児童心理の専門家を直撃!子供が「うんこ」という言葉を大好きな理由「教えて!goo」で連載中の漫画「ママは今日もいっぱいいっぱい」に登場するユズオくんは「うんこ」という言葉が大好き。「息子の遊びはワンパターン-2-」「賢い系男子の意外な一面」と度々登場し、また友達も「うんこ」が大好きな様子だ。子供の心を捉えてやまない「うんこ」という言葉が持つ不思議な力について、幼稚園教諭の経験もある児童心理カウンセラーの横山人美先生に聞いてみた。

■フロイトいわく肛門が性感帯


子供が「うんこ」好きになる背景として、横山先生は、偉大な精神分析学者ジークムント・フロイトが提唱した「5つの心理性的発達理論」を挙げる。

フロイトによれば、1~3歳の子供たちは「肛門期」という発達段階にあるそうだ。横山先生は「この時期は肛門が性感帯となり、便を出すと気持ちがいいという快感を覚えます」と説明。

そして「同時にトイレトレーニングの真っ只中でもあり、排便ができると周囲の大人が褒めたり喜んだりしてくれる成功体験も重なります」と続ける。

トイレトレーニングで「うんこ」という言葉を頻繁に耳にすることで親近感が湧き、さらに出すときには気持ちいい。その上周囲から褒められれば子供にとってはいいこと尽くしである。

その結果、「嬉しい。うんこ大好き!となるのです」(横山先生)。

■「うんこに興味」はチャンス


とはいっても、我が子が「うんこ」に強い関心を示したり、ところ構わず「うんこ」という言葉を連呼すると親も少し困ってしまうだろう。

横山先生は「『うんこ』に興味を示した時の対処法としては、『いけない!』と制止するのではなく、それぞれの年齢に応じた“しつけ”の絶好のチャンスと捉えてみましょう」とアドバイスする。

まず、1~3歳は前述したようにトイレトレーニングがある。「子供自身のタイミングで適切な場所で衛生的かつ規則正しく排便をすることは、子供の自信や自律を育みます」と横山先生。大変でも逃げ出してはいけない。親もフン張りどころだ。

「この時期の大人の過剰な反応や強制、おろそかなしつけは、子供の人格形成やに大きな影響を与えます」(横山先生)とのことなので、「クソっ」と思わずに真剣に取り組もう。

■うんこで学ぶ社会、自然


小学校低学年にもなると、次のステップを迎える。横山先生は「人間を含めた動物の排泄物は不用物ではありません」とし、「うんこ」の役割を説く。

「動物の世界では縄張りや年齢、地位など。人間の世界でも感染や免疫、病気などを知るための情報資源。毎日排便があることの重要性を子供と話してみましょう」(横山先生)

社会性のほか、自然科学や健康に関する知識も身に付きそうである。

最後に横山先生から「年齢問わず、大人も含めて悪口として『うんこ』を使ってはいけないことは言うまでもありません」と注意があったので付け加えておこう。

●専門家プロフィール:横山人美
新潟県出身。短大卒業後、幼稚園教諭、英会話教室・専門学校講師を経て、心理学者・晴香葉子氏に師事し成城心理文化学院認定講師に。Keep Smilingを起業。個別コンサルティング、講演、セミナー講師を中心に活動中。

(武藤章宏)

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