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アルミニウムの製法のうち、ボーキサイトからアルミナを取り出す行程は、以下の通りです。(参考書を写しています。)

1.ボーキサイトを濃NaOHに溶かす。
  Al2O3 + 2NaOH + 3H2O → 2Na[Al(OH)4]

2.大量の水で薄めてpHを下げる。pHを下げると、ルシャトリエの原理によりAl(OH)3の沈殿が生成する。
  [Al(OH)4] ←→ Al(OH)3 + OH-

3.加熱する。

上の工程のうち、2がよくわかりません。大量の水で薄めると、なぜpHが下がるのですか?pHが下がる(H+濃度が上がる)ようには見えないのですが…。

A 回答 (1件)

相対的に下がると言えば伝わるでしょうか。


Al(OH)4の質量を変化させないとして、1リットルの水に溶解させるのと、1000リットルの水に溶解させるのとではpHが後者の方が低くなります。
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この回答へのお礼

お答えくださって、ありがとうございます。
溶かす水が多ければ、OH-のモル濃度も下がるということでいいんでしょうか。水のイオン積から、OH-のモル濃度が下がる→相対的にH+のモル濃度が上がって、その結果pHが下がる?このあたりはちょっと苦手なので、ちゃんと理解できているか不安です。

お礼日時:2017/12/05 18:01

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