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電磁波のうち紫外線が
化学変化を起こしやすい理由は
なんですか?

A 回答 (3件)

原子が持つ電子のエネルギー状態を変化させるエネルギー域に相当する波長を持っているから。



可視光線ではエネルギーが足りないです。それでも可視光線で化学変化を起こすものは存在しています。
同様にx線も電子のエネルギー状態を変化させるに相当するエネルギー域の波長を持っています。
しかし、紫外線よりも透過力が強いため、化学変化を起こさないこともあります。
紫外線やx線は原子が持つ電子の状態が変化することで発生し、原子の化学反応に関わることがあります。

γ線は、原子核に作用する強力なエネルギーを持っているので、化学反応というよりは、原子核に直接働きかけたり、原子核近傍で電子と陽電子の対生成を起こしたりする核反応に寄与します。
より波長の短くエネルギーが大きいγ線は、原子核の状態が変化することで発生し原子や素粒子の変化を伴います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
単にエネルギーの大きさの問題なんですね。

お礼日時:2018/02/25 22:55

化学変化を起こすには吸熱反応にせよ発熱反応にせよ、ある一定のエネルギー(活性化エネルギー)を与えなければ始まりません。



光を当てると原子の電子は励起状態となり反応を起こしやすくなります。
電子を励起させるためには一定以上のエネルギーが必要となります。

紫外線は赤外線と比べると振動数が大きい、つまり1秒間に振動する回数が多い。
なので紫外線は赤外線よりエネルギーが大きいと言えます。(E=hν)
紫外線で皮膚が焼けるのにはそのような理由があります。

なので電磁波の中でも紫外線は特に化学変化を起こしやすいと言えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
疑問が晴れました!

お礼日時:2018/02/25 23:01

赤外線や可視光線よりもエネルギーが大きい(振動数が大きい)ので、化学反応に関連する電子に大きなエネルギーを与えるからです。



もっとエネルギーが大きい(振動数が大きい)ガンマ線だと、電子を吹っ飛ばします。(いわゆる電離)
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この回答へのお礼

なるほど。わかりやすくありがとうございます!

お礼日時:2018/02/25 23:01

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