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過失の要件として、因果関係の予見可能性はどの程度必要でしょうか?
 錯誤論とパラレルに考える場合、どのような判断手法をとることになるのでしょうか?

A 回答 (1件)

過失の要件として、因果関係の予見可能性はどの程度必要でしょうか?


  ↑
これには争いがあります。

過失犯の前提として少なくとも予見可能性を要求する点で争いは
ありません。

しかし、予見可能性の点で、具体的な予見可能性までを要求するか、
漠然とした危惧感・不安感で足りるか(危惧感説)は争いがありますが、
危惧感説では、広すぎて、予見可能性を要件とした
意味がない、ということで、具体的予見可能性説が一般です。




錯誤論とパラレルに考える場合、どのような
判断手法をとることになるのでしょうか?
  ↑
具体説を採った場合、何について予見可能なのか
構成要件的結果や基本的因果関係について
錯誤があった場合はどうするのか

因果経過の抽象化、基本的部分の選定によっては
限りなく危惧感説に近づくのでは、という
問題があります。
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