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- 回答日時:
等加速度運動とは、「1秒間に速さが 2.0 m/s だけ速くなる」運動です。
つまり
0秒:速さ 0 m/s
1秒後:速さ 2.0 m/s
2秒後:速さ 4.0 m/s
3秒後:速さ 6.0 m/s
4秒後:速さ 8.0 m/s
ということです。
では、これでどれだけ進むかを計算すると
0~1秒の平均速さ:(0 + 2.0)/2 = 1.0 m/s
なので、この1秒間に進んだ距離:1.0 (m/s) × 1 (s) = 1.0 (m)
1~2秒の平均速さ:(2.0 + 4.0)/2 = 3.0 m/s
なので、この1秒間に進んだ距離:3.0 (m/s) × 1 (s) = 3.0 (m)
→ 0~2秒に進んだ距離の合計は 1.0 + 3.0 = 4.0 (m)
2~3秒の平均速さ:(4.0 + 6.0)/2 = 5.0 m/s
なので、この1秒間に進んだ距離:5.0 (m/s) × 1 (s) = 5.0 (m)
→ 0~3秒に進んだ距離の合計は 4.0 + 5.0 = 9.0 (m)
ということで、8.0 m 進んだのは「3秒」より少し前のときですね。
考え方はこんなことですが、「ピッタリ 8 m」は求まりませんね。
なので速さ、変位の「公式」を使わないといけません。でも、公式は上のような考えで作られているのです。
「公式」を使うと
・加速度が 2.0 m/s² のとき
・初速度がゼロなら、t 秒後の速さは
v(t) = 2.0t (m/s) ①
・t 秒後の変位(t 秒間に進んだ距離)は
x(t) = (1/2) × 2.0 × t² = 1.0t² (m) ②
となります。
この「公式」が使えるかどうかが、この問題を解くポイントですよ!
②から
x(t) = 8 (m)
になる時間 T は
x(T) = 1.0T² = 8
より
T = 2√2 (s) (≒ 2.83 (s))
(上の試算どおり、「3秒のちょっと前」ですね)
これを①に代入して
v(T) = 2.0 × 2√2 = 4√2 ≒ 5.7 (m/s)
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