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No.5ベストアンサー
- 回答日時:
がんと遺伝はほとんど関係ありません。
国立がん研究センターの調査結果によると、がんの原因として大きいのが「喫煙」です。 特に男性で影響が大きく、がん罹患の29.7%、がん死亡の34.4%が、喫煙の影響によるものと推計されています(女性は、がん罹患の5.0%、がん死亡の6.2%)。 喫煙は肺がんだけでなく、「胃がん」「食道がん」「膵がん」「子宮頸がん」のリスクを上げることも「確実」と判定されています。 肝がんも「ほぼ確実」で、大腸がん(直腸がん)、乳がんも「可能性あり」となっています。つまり、喫煙は肺がんだけでなく、「全がん」のリスクを高めてしまうのです。 喫煙と同様に、がんの原因として大きいのが「感染」です。 男性ではがん罹患の22.8%、がん死亡の23.2%、女性では喫煙より大きく、がん罹患の17.5%、がん死亡の19.4%が感染によるものと推計されています。 感染のうち、がんリスクを上げることが確実とされているのが、「肝炎ウイルス(肝がん)」「ヘリコバクター・ピロリ(胃がん)」「ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)」です。 三番目にがんの原因として大きいのが「過度の飲酒」です。男性ではがん罹患の9%、がん死亡の8.6%(女性はがん罹患、がん死亡とも2.5%)が、過度の飲酒に起因すると考えられています。1日あたり日本酒1合程度の適度な飲酒は心血管疾患の予防になると考えられていますが、過度の飲酒は「全がん」「肝がん」「大腸がん」「食道がん」のリスクを上げることが「確実」とされています。 いずれにしても、遺伝、食事(塩分、野菜・果物)、身体活動、体形に起因する割合は、大きくありません。No.7
- 回答日時:
- 癌の発生 -
■癌は、正常細胞の遺伝子にウイルス遺伝子の挿入などにより、癌遺伝子をもつ1個の癌細胞ができ、
その癌遺伝子により分裂をはじめ、また癌抑制遺伝子の欠落もおきることから分裂を阻止できず、
目に見える腫瘍という塊を形成したものです。
なお、腫瘍の一部の癌細胞が丸くなり(円形化)、剥離し遊離して血管やリンパ管を流れて移動し、別の場所に着床して増殖し転移癌もつくります。
以上が癌という悪性腫瘍の発生と転移のメカニズムです。
-癌細胞発生の主因と誘因 -
癌の発生原因を考える時、主因と誘因に分けることが出来ると思います。
誘因とは、・・を誘い出す原因、という意味で、主因となるモノの働きを誘う、または促進するモノと理解できます。
■発癌性物質
タバコや排気ガスに含まれるベンツピレンを含め、様々な化学物質や放射性物質などが発癌性物質として挙げられています。
JTの「全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は、ピーク時の昭和41年の83.7%と比較し、平成29年では28.2%に低下。50年間で55ポイント減少、また分煙も進んでいます。
タバコの成分が主因であれば喫煙率の低下とともに肺癌も減少するはずですが、肺癌は最も増加している癌です。
タバコの成分は、発癌の主因ではなく誘因であり、主因は別に存在することになります。
放射性物質をとらえても、チェルノブイリ原発事故では甲状腺癌が多発、広島の原爆では白血病が最も多く発生し、ビキニ環礁で被爆した第五福竜丸の船員は肝癌もしくは肝障害が発生しました。この理由として、地域的また船上生活による特定のウイルスの感染・保菌が主因にありそうです。
■発癌の主因である癌ウイルス
ご存知とは思いますが、成人T細胞白血病、肝癌、子宮頸部癌、上咽頭癌とバーキットリンパ腫の主因は、それぞれ、HTLV-1、C型とB型肝炎ウイルス、パピローマウイルス、EBウイルスという癌ウイルスであることが明らかとなっています。(胃癌においてもEBウイルスの報告があり、ウイルスの種により感染する細胞が定まっていることからそれぞれの癌が生じます)
癌ウイルス(腫瘍ウイルス)に付いては以下をご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%AB%E7%98%8D …
ウイルス発癌理論は、感染により、細胞の核のDNAにウイルス遺伝子が挿入される等で癌遺伝子となり、その遺伝子情報により分裂が始まるということです。
また、癌抑制遺伝子の欠落は、ウイルスが作る蛋白が癌抑制遺伝子の塩基に結合することで機能がなくなり欠落し、分裂速度が増すとも言われます。
■癌ウイルスと発癌性物質との関係
ウイルスが主因の場合、誘因となるものは、ウイルス遺伝子が核内の遺伝子に挿入しやすくなる条件をつくるモノ、ととらえることが出来ます。
このことについて、ある研究者は、発癌性物質の作用は、安定した偶数の電子をスピンさせ、奇数電子を生じさせフリーラジカル状態を作り出すことで、奇数どうしの電子を持つものが結び付き、DNAに挿入される条件が進む。と説いています。
そう考えれば、肺癌の主因は明らかとはなっていませんが、何らかのウイルスでしょうし、現代はそのウイルスを持つ人口が多い時代で、喫煙者が減り分煙が進んでも、肺癌はトップの座に出る勢いで伸びていると考えることが出来、理論的にもつながるようです。
また、主因がウイルスなら、主に血液を介する感染であり、性感染、輸血などによる感染、母子感染も挙げられます。
そのことから、癌家系のように遺伝する様にも見えますし、免疫(白血球の働き)の強弱は血液状態に左右されますから、食を含む生活習慣も関わっていると思われます。
----------------------
ですから、タバコを吸う吸わないにかかわらず、肺癌になるリスクが多い時代であり、吸う人は吸わない人より確率が高まるととらえていいと思います。
また、ウイルスが感染しても、癌細胞が出来たとしても、免疫がしっかりしていれば排除し、癌という腫瘍には成長しないことは良く知られています。
過労やストレスが続いて免疫が低下する場合や、発癌性物質を多く取り入れれば発生しやすくなることになります。
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No.6
- 回答日時:
がん細胞は誰でも体内で1日5千個ほど発生すると言われています。
それでもがんにかからないのは、体の免疫機構がひとつ残らず破壊しているからです。
この免疫機構が破れたとき、がん細胞は体のどこかに定着し、そこで増殖を始めます。
これががんの発症です。
ということは、免疫機構の状態ががんの発症のカギを握っていることになります。
①免疫機構そのものが先天的にがん細胞に弱い人
②生活習慣により免疫機構を衰えさせた人
③不運
の3種類に分かれます。
①と②は言わずもがなです。
ストレスも発がん物質も面倒なので②に含めます、
③については、2つあります。
1つ目は、どんなに免疫機構が万全でも、100%ではないということです。
わずか0.01%の隙を縫ってがん細胞が定着してしまうことも確率としてあり得ます。
文字通りの不運です。
2つ目は放射線障害です。
放射線が原子核に衝突することなど確率的には稀ですが、大量の放射線の元ではそういうことも起こり得ます。
これもある意味不運です。
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