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目的格は 日本語において


で表すじゃないですか?
でも日々の中で


を使っても全然不自然じゃないのは

が主格だけでなく目的格にもなるからですか?

A 回答 (7件)

「が」を使って不自然でないケースは、実は限られています。


「君が好きだ(嫌いだ)→好悪」
「字が上手だ(下手だ)→巧拙」
「運動ができる→能力」(できない)
「水が飲みたい→希望」
これらは、格助詞「が」の「対象格用法」と呼ばれます。普通「目的格」(別称「対格」)は一般に「を」が使われますが、上記のように「が」が限定的につかわれるのです。
 格助詞「が」は、古くは「連体格」を表しました。院政時代(1086~1192)から以後「主格用法」が発達しますが、それに平行するように、「対象格」が使われました。
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この回答へのお礼

例文と仕組みを組み合わせていただいてとても分かりやすかったです!ありがとうございます!!
歴史まで助かります!

お礼日時:2018/12/30 17:36

No.6でコメントした者です。

連投の形になり申し訳ありませんが、補足します。
 近くの助詞との重複を避けることに関しては、下記のほうがわかりやすそうですね。
 リンク先から転載しておきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 当方は基本的に「ガ」を使います。〈日本語教室の先生〉と同じ方針です。もし「ガ」と「ヲ」に大きな違いがあると困ってしまいます。
 ただし、次の2つの場合は「ガ」を使わないようにしています。そういう方針で困ったことはありません。もし「ガ」と「ヲ」に大きな違いがあるとこういうこともできません。

1)近くに別の「ガ」があるとき
 太郎ガ本ガ読める△
 太郎ガ本ヲ読める。
 すぐ近くの「ガ」との重複を避けるために、「ヲ」を使います。ほかにもいろいろありますが、詳しいことは省略します。

2)「ガ」だとまぎらわしいとき(誤解されそうなとき)
 今回の例はこれです。

 白ガ取れます 
 白ヲ取れます 

(略)

1)近くに別の「ガ」があるとき
 に関して昔書いたことを転載しておきます。
【「近接回避」の話】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12222114464.html
 以下は一部の抜粋(重言)。
===========引用開始
 細かなニュアンスの違いにこだわらなければ、どうにでもなる。

 こんな例はほかにいくらでもあるはず。
 下記も類似例と言えるかも。
1 本ヲ読める 
2 本ガ読める
3 本ヲ読むことガできる
4 本ヲ読むことヲできる
5 本ガ読むことガできる

 1と2のどちらを使うのかは個人の趣味の範疇だろう。本来はガだと思うから、自分ではできるだけガを使うことにしている。前後にガが目立つようならヲを使う。論理的な理由はない。
 これが3になると、この形限定だろう。4や5は使わない。
 理由を文法的に説明するのはけっこうむずかしいのでは。そんなことを説明する気はない。当方は「近接回避」のために使わない。  
===========引用終了
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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この回答へのお礼

助詞の相互作用なんて深いですね笑
もうやめておきます笑

お礼日時:2018/12/30 17:39

先行コメントにあるとおりどちらも使えます。


 基本的にNo.4のOKATさんのコメントを支持します。
 ただし、「字が上手だ(下手だ)→巧拙」は「字ヲ上手だ(下手だ)」にはできないので、少し別に考えるほうがよいかもしれません。

 専門的は「ヲガ交替」などと呼ばれ、同じように使えるとされています。
 よくヲとガではどう違うのか、という質問があります。すると、いろいろな人がいろいろなことを書き、結局質問者は混乱するだけです。そういうことを考えても、フツーの人には理解できないので、考えないほうがよいでしょう。この「教えてgoo」に限っても、そういう例がたくさんあります。
 たとえば下記をご参照ください。当方にはほとんどのコメントが高度すぎて意味がわかりません。
【〇〇が取れます。 〇〇を取れます。】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10290855.html
【「水が飲みたい」の主語が「水」というのは本当ですか。】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10361611.html

 意味を考えはじめるとむずかしくてわけがわからなくなります。むしろ大事なのは、文脈で考えて適切なほうを使うことです。
「近くにある助詞を避ける」ことをおすすめします。
  1)子供が水{ヲ/△ガ}飲みたいと言っている。
  2)水{△ヲ/ガ}飲みたいと言っている子を知っている。
  3)あの子がクラスで一番勉強{ヲ/△ガ}できる。
  4)中国語{ヲ/△ガ}話せる子を探している。
 こういうことができるのは「意味はほぼ同じ」と考えるからです。急いで作った例文なので、少しヘンですかね。

 個人的にはこんなことを考えています。
【自動詞と他動詞〈6〉 ヲガ交替(←オイ!)〈1〉〈2〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12359746188.html
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この回答へのお礼

たしかに、英語でもそうですが、文法学者でもないものがそこまで考える必要はないかもしれないです笑
表面のところまでで探究心を留めておきます笑

ありがとうございました!

お礼日時:2018/12/30 17:38

幾度も出ましたが「が」は強調の助詞としても使えます。


他の言語同様日本語も「曖昧な」言語です。
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この回答へのお礼

たしかに言語に100%はないですもんね!実際に言語は若者により創造、変化させられてますね。。。
ありがとうございます!

お礼日時:2018/12/30 17:37

おっしゃるとおり。


ただし、目的格の対象は 希望・好悪・能力などに限定される。
「水が飲みたい」
「紅茶が好きだ」
「中国語が話せる」
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この回答へのお礼

とても簡潔かつ分かりやすい説明ありがとうございます!
ふつうに使われているんですね!
ありがとうございました!

お礼日時:2018/12/30 17:35

通じないよ。


通じているのは聞き手が「日本語間違えてるバカなやつだ」と汲み取ってくれるからです。
汲み取ってくれなければ通じません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました
ほかの回答者さんと見比べた感じあなたが日本語を間違えているのですね!
間違えている…なやつですか

お礼日時:2018/12/30 17:32

映画が見たい。


水が飲みたい。

のような、目的を強調するために、目的という過程的な構造の認識を短絡し、目的を主格の主体のように表現するもので、それなりの有用性があり、使用されているものです。

この場合、実際には「映画が見る」「水が飲む」わけではないので、論理的な展開の中にそのまま使用するとおかしな文章になってしまいます。■
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この回答へのお礼

なるほど。
目的語が主格の位置に出ることにより強調されていてなお目的語の働きの短縮形として使うことで有用性が高いために、今使われているのですね!
ありがとうございます!

お礼日時:2018/12/30 17:30

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