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 いつもお世話になっておリます。
 今日暗誦は外国語の語感を増やすためにとても役に立つと本から読みました。毎日少しずつ日本語の文を暗誦したいと真剣に考えております。暗誦がいがある日本語の文章を探しております。お勧めの文章、作家、作家の作品、サイト、以前学校の国語先生に勧められた段落など何でもかまわないので、宜しくお願い致します。アドバイスをいただければ非常に幸いに存じます。
 日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。宜しくお願い致します。

A 回答 (13件中1~10件)

きれいな日本語を書かれますね。

不自然な表現というとただ一箇所ですね。「暗誦がいがある」は「暗誦する甲斐がある」または「暗誦しがいがある」と言うのが普通でしょう。

国語の時間に暗誦させられたのは古典でした。『枕草子』の冒頭「春は曙ようよう白くなりゆく山際少しあかりて紫だちたる雲の細くたなびきたる…」から冬まで。『方丈記』『奥の細道』『平家物語』などの冒頭も日本人には基本知識の美しい文章ですので、よく暗誦させられたものです。

でもお求めになっているのは多分現代文なのでしょうね。

この回答への補足

 早速のご返事ありがとうございます。
 古典の名文をご丁寧に教えていただき心より感謝致します。古典は私にとってはとても難しくて、今のところ、現代文の方を宜しくお願い致します。

補足日時:2004/11/27 02:25
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この回答へのお礼

>「暗誦がいがある」は「暗誦する甲斐がある」または「暗誦しがいがある」と言うのが普通でしょう。

 ご添削ありがとうございました。大変いい勉強になりました。

お礼日時:2004/11/27 02:29

こんばんは、著作権フリーサイト「青空文庫」からです。


まずは、夏目漱石の名作「草枕」の冒頭です。
「 山路《やまみち》を登りながら、こう考えた。
 智《ち》に働けば角《かど》が立つ。情《じょう》に棹《さお》させば流される。意地を通《とお》せば窮屈《きゅうくつ》だ。とかくに人の世は住みにくい。
 住みにくさが高《こう》じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟《さと》った時、詩が生れて、画《え》が出来る。」
もうご存じかも知れませんが。

参考URL:http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card776.html
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この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。
 「青空文庫」は以前日本語がとても上手な先輩に勧められたことがあります。夏目漱石は日本でとても有名な作家ですね。名作「草枕」を勧めていただき本当にありがとうございました。がんばります!

お礼日時:2004/11/30 00:48

「草思社」という出版社から発売されている、「声に出して読みたい日本語」というシリーズの本があります。



大人向けと子ども向けの本があり、色々な時代の日本語を網羅しているので、こちらが入手できればいいのですが…


なお、問題文の日本語についてですが、

「今日暗誦は外国語の語感を増やすためにとても役に立つと本から読みました。」

とありますが、「語感」とは「(1)言葉が与える印象(2)言葉に対する感覚」という意味になります。
どちらの場合も「増やす」という言葉とあわせて使うことは、あまりありません。
もし、(2)の意味で言うのでしたら「養(やしな)う」という言葉の方がいいと使います。

「今日暗誦は外国語の語感を養うためにとても役に立つと本から読みました。」

…と、なります。
さらに、日本語としては

「今日読んだ本に、外国語の語感を養うためには、暗誦がとても役に立つと書いてありました。」

とするのが自然に思えます。
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この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。
 お勧めありがとうございました。「声に出して読みたい日本語」という言葉は2002年度新語・流行語大賞も取りましたね。
 ご添削にも心より感謝致します。「養う」が自然なんですね。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/11/30 01:00

ふたたび「青空文庫」から、中島敦「山月記」です。


「隴西(ろうさい)の李徴(りちょう)は博学才穎(さいえい)、天宝の末年、若くして名を虎榜(こぼう)に連ね、ついで江南尉(こうなんい)に補せられたが、性、狷介(けんかい)、自(みずか)ら恃(たの)むところ頗(すこぶ)る厚く、賤吏(せんり)に甘んずるを潔(いさぎよ)しとしなかった。いくばくもなく官を退いた後は、故山(こざん)、カク略(かくりゃく)に帰臥(きが)し、人と交(まじわり)を絶って、ひたすら詩作に耽(ふけ)った。下吏となって長く膝(ひざ)を俗悪な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を死後百年に遺(のこ)そうとしたのである。」
隴西(ろうさい)は、普通(ろうせい)と読んでいます。

参考URL:http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/624_1 …
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。大変いい参考になりました。

お礼日時:2004/11/30 01:03

「語感を増やす」→「感覚を養う」または「感覚を磨く」



現代文をご希望、とのことですので、No.2氏ご推奨の漱石に私も一票。『草枕』の他、『坊ちゃん』の冒頭もよいでしょう。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/752_1 …

その他、井伏鱒二の『山椒魚』とか志賀直哉の諸作品もお奨めだと思います。
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この回答へのお礼

 お勧めありがとうございました。大変いい参考になりました。ご指摘してくださった「語感を増やす」にこれから気をつけます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/11/30 02:02

otasuke009さんが引用されている、青空文庫って、いいサイトですね。

はじめて知りました。

歴史的な文学作品が数多く収録されています。

わたしが、その青空文庫からおすすめするのは、
芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)の「蜘蛛(くも)の糸」(1918年発表)です。

御釈迦様(おしゃかさま)がでてきますから、文体は非常に丁寧な敬語表現になっています。
普通に使うにはすこし丁寧すぎるところも有りますが、現代日本語表現としても十分通用するものです。
日本語のやわらかさとリズムが感じられる点、それと作品の格調の高さからいって、お薦めの作品だと思います。

蜘蛛の糸はとても有名な作品です。
童話的な内容なので、子供でも分かるような平易な表現になっています。また、そんなに長くないので暗誦に適しているのではないでしょうか。
ぜひ朗読して味わってみてください。

参考URL:http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/92_14 …
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この回答へのお礼

 お勧めありがとうございました。
 芥川龍之介はとても有名な日本人の作家ですね。彼の名前で命名された文学賞もあるようです。大変いい参考になりました。ぜひ「蜘蛛の糸」を拝読します。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/11/30 02:10

あなたが日本人ならば、宮沢賢治の「永訣の朝」とか


中原中也の「一つのメルヘン」「汚れつちまつた悲しみに」などを
すすめますが、古いかなづかいが出てくるので、ちょっときついかな。
http://www.ina.janis.or.jp/~myuzawa/kennji/eiket …
http://www2.big.or.jp/~hisana/poem/nakahara3.html
http://www3.ocn.ne.jp/~soleil25/tripN6.htm

読むなら最近の本を読むべきだと思うけど
標準的できれいな日本語を操る最近の作家って、
あまり思い浮かばない。
ちょっと反則技だけど、中学生の国語の教科書に
採用された、松任谷由美の「春よ、来い」とか読んでみます?

http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=54908&ti …

松任谷由美はシンガー・ソングライターですが、
歌詞が「詩として」教科書に載りました。
若干、文語調の部分がありますが、
以下を参考にすれば読めるのでは?
----------------------------------------------
淡き=淡い 遠き=遠い 愛をくれし=愛をくれた
まだ見ぬ=まだ見ていない
夢をくれし=夢をくれた 浅き=浅い
----------------------------------------------
詩といっても、散文のように読めます。

ちなみに中学生はこの詩(詞)を読んだ後、
以下の課題を与えられるらしいです。
----------------------------------------------
【課題】作者がどのように春を受け止め、どんな言葉で伝えようと
しているか、ものの見方、感じ方をとらえよう
----------------------------------------------
http://homepage3.nifty.com/dawnpurple/mitsumura. …より
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この回答へのお礼

 松任谷由美の「春よ、来い」のお勧めありがとうございました。大変いい参考になりました。わざわざ難しい文法のご説明までも書いてくださって、本当に心より感謝致します。助かりました。
 中二の教科書の内容を始めて拝見しました。結構難しいです(**)私の日本語は今小学生のレベルかもしれません。もしかして、もっと下です。がんばらなければなりません。宮沢賢治の「永訣の朝」と中原中也の「一つのメルヘン」、「汚れつちまつた悲しみに」などもメモしました。読みたいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/12/02 02:12

あ、添削ね。



> 今日暗誦は外国語の語感を増やすためにとても役に立つと本から読みました。

全体的に何か変です。読むのに努力が必要です。

添削例)外国語の暗唱は、その言葉の語感を磨くためにとても役立つと、
本で読みました。

「今日」はいらないでしょう。入れるなら「本で読みました」の
直前あたりのほうが読みやすいです。ほかは問題ないです。

----------------------------------------------
しかし、なぜ皆さん、昔のお硬い小説ばかり外国人に薦めるのだろう?
日本語学習として読むべきは、現代文じゃないのかな?
…って、一部、人のことは言えないけど(^-^)。
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。添削例を拝見しました。大変いい勉強になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/12/02 02:17

あ、すみません。


3番さんが添削してましたね。見落としました。
8番は無視してください。
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この回答へのお礼

 度々ありがとうございます。NO3の方との違う構文を勉強させていただきました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/12/02 02:19

現代文ということでしたら、中学校の国語の教科書などはいかがでしょうか。

1年生から段々と学年を上げていって、高校へと進めば、ご自身の読む(発語)力の進歩もうかがえるのではないかと思われます。

以下、青空文庫の中から選ばれた(サイト設置者の主観で)文章が縦書き(PDF)で読め、印刷できるお薦めのサイトです。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/460 …

参考URL:http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/460 …
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この回答へのお礼

 貴重なご意見ありがとうございます。中学校の国語の教科書を借りてみます。大変いい参考になりました。
 わざわざ探してくださったサイトなんですが、残念なことに、開けませんでした。

お礼日時:2004/12/02 02:24

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