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水分活性についてです。

水分活性を低下させるのに食塩の方が砂糖より少量で済むのは何故ですか?

質問者からの補足コメント

  • 浸透圧、電解質モルに関連させて教えてください!

      補足日時:2019/10/12 14:55

A 回答 (1件)

水分活性(Aw )は、食品を入れた密閉容器内の水蒸気圧(P)とその温度における純水の蒸気圧(P₀)の比で定義され、以下の式によって求められます。


Aw=P/P₀
食品を入れた密閉容器内の水が純水の場合Aw=1
P₀-Pは蒸気圧降下で質量モル濃度に比例すると言うのが、ラウールの法則です。
P₀-P=ΔP=km(kは溶媒に特有の定数、今回は同じ水なのでkは一定、mは溶質のモル数)
食塩1g=Na⁺(0.017モル)+Cl⁻(0.017モル)で、合計0.034モル
砂糖(ショ糖)1g=0.00292モル
と食塩の方が10倍以上蒸気圧降下がおきます。
よって、Awを食塩は砂糖より10倍以上低下させます。

水分活性(Aw:Water Activity )は初めて聞く言葉だったので、勉強になりました。
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