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鴻門の会で項王が沛公と「与飲」をしたのは何のためですか?
酒宴で沛公を撃つためですか?

A 回答 (2件)

同じ楚軍でありながら項羽は主力軍を率い北に迂回して秦軍の主力と対決した。

その間劉邦は別働軍の将軍に抜擢されまっすぐ関中を目指した。

①劉邦が先んじて関中を制し函谷関を閉じてしまう。
②その時の楚軍のトップは項羽であり、勝手に函谷関を閉じたことに激怒する。加えて先んじられたという鬱憤もあった。
③項羽は函谷関を武力で突破。関中に入る。
④この時点で項羽は、一気に劉邦も攻め滅ぼすつもりだった。攻撃日は翌日と決まる。
⑤動転した劉邦は、軍師張良の知人項伯(項羽の配下で伯父)に取りなしを頼む。
⑥項伯はその足で項羽に拝謁し、劉邦の話を聞くように頼む。
⑦項羽は渋るが、結局項伯の申し出を受け入れ、翌日劉邦に会うことにする。
⑧しかしこの時点でも、項羽は劉邦を斬るつもりだった。軍師范増の意見もあり、
 ・最初は引見の場で斬り、 ・それがダメなら酒席で斬る
 という策を立てる。范増は項羽以上に劉邦は絶対生かしておけないと考えており、ひそかに項羽の従兄に(名前忘れた)
 ・酒席でも項羽が斬らなかったらお前が切れ
 と言い含めていた。范増は、項羽が気分次第で行動を変えることをよく知っていた。
⑨当日項羽と劉邦は面会する。
⑩引見の席で叱責しその勢いのまま斬ってしまうつもりだったが、劉邦の萎れた姿(演技半分)に情け心が出てしまい、斬るのをやめてしまう。
⑪舞台は第二幕、酒席へ。范増は頃合いを見て何度も項羽に「殺せ」という合図をするが、項羽は殺さない。劉邦への情け心が根付いてしまい、殺す気がなくなってしまっていた。
⑫そして第三幕、酒席の剣舞にかこつけて劉邦を殺そうとする項羽の従兄。しかしそうと察した項伯に妨害され、それも果たせない。
⑬そうこうしているうちに劉邦は席をはずし、そのまま遁走してしまう。あとのことはすべて張良がよきに計らい、会見は終了となった。
⑭酒席の途中乱入し項羽をののしった樊噲の姿に魅了されたこともあり、項羽は殺すどころかよい気分になってしまっていた。

史記とか『項羽と劉邦』とかだと、だいたいこういう経緯をたどるらしい。
劉邦はまさに「虎口を脱した」というわけである。

范増はその場で劉邦を殺せなかったことを非常に残念がり、誰もいなくなった酒席で項羽をののしったらしい。
それならせめてということで、論功行賞では、約束の関中を与えず、当時は僻地中の僻地だった「巴蜀」と「漢」を劉邦に与えた。
その後劉邦が関中を奪取し新しく国を作った時、すでに領地だった「漢」をそのまま国名にした。
漢帝国のみならず「漢民族」ということばは、ここからスタートする。
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私の理解では、以下のようなストーリーだったと思います。


1.出会ってまず沛公を斬るつもりだったが、沛公の決死の謝罪に幼稚な項王は心動かされ斬るのを躊躇ってしまう
2.何はともあれ秦を共に滅ぼした同志として酒宴が始まる。これがご質問に対する回答。
3.項王の軍師范増が項王の従兄弟に酒宴の余興の剣舞で沛公を抹殺しようとするが沛公の軍師張良が共に剣舞を披露して阻止
4.范増が張良もろとも沛公の抹殺を狙うが沛公の部下樊噲が突入し自らの首を差し出す覚悟で阻止
5.義理人情に重い項王はやりとりに感動して沛公を放免する。
6.結局項王は逃した沛公に最期には倒される。
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