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古文について

姫宮の御方の御小壺の叢に、童べ下りて、虫屋(虫かご)ども手ごとに持たり。

という文で、文末の「り」は存続の「り」又は存続「たり」のように「~持っている」と訳されていたのですが
・もし存続「り」ならば、完了存続の「り」は四段の已然形にしか付かないのでは無いのですか?
・それともこれが存続「たり」であるならば、「持ちたり」の「ち」が省略か何かされているのですか?

A 回答 (1件)

これはミス・プリントでも、何でも無く、「持たり」という動詞(古語)が存在するのですね。

私も知りませんでした。古いセンター試験に出題されたもののようです。「持つ」の連用形が「もちて」になり、その音変化したものが「もて」になります。「その心もて遠き都に帰らばや」誰かの詩の中の文句が思いだされます。さて、その「もて」に「あり」がついて「持たり」になった。私以外に知らない人も多いでしょう。古語辞典には出ています。おっしゃるとおり、「持てり」ならよく分かります。
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