アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

国会が衆議院と参議院の二院で構成されている理由はなんなのでしょうか?詳しく教えて欲しいです。

A 回答 (3件)

日本の国会が二院制となったのは、1889年(明治22年)に公布された大日本帝国憲法(明治憲法)からです。

 その大日本帝国憲法は、ドイツのプロイセンの立憲君主制を参考にして作られたモノで、当時の二院制は「衆議院」と「貴族院」というスタイルでした。 当時の衆議院は、国民から選挙によって選ばれてはいましたが、多額納税者しか投票できず、しかも女性には投票権が与えられていませんでした。そのため、実際に投票できたのは人口の1%ほどでした。 ちなみに、女性に投票権が認められたのは、1945年(昭和20年)からで、このときから満20歳以上の日本国民全員に投票権が認められました。 なお、貴族院は、貴族院令によって皇族議員・華族議員・勅任議員で組織されていました。 いわゆる特権階級と呼ばれる人たちです。 しかし、1947年(昭和22年)に現在の日本国憲法が施行され、貴族院は消えることになりましたが、美味しい議員の席自体は残して、お友達や身内に甘い汁を吸わせてやりたいという時の権力者たちの意向により、全く存在意義の無い参議院が作られ二院制を残したわけです。
    • good
    • 0

次のような理由に基づいて二院制を採用


しています。

(1)選挙区などの制度や任期を違ったものにすることにより
 国民の様々な意見をできるだけ広く反映させることができる。
 
 最高裁は、衆議院は全国民の代表的性格を有し
 参議院は地方代表的性格を有すると判断しています。
 ここから、平等選挙において、参議院は衆議院ほど 
 厳格な平等を要求されていない、という結論を導出しています。


(2)一つの議院の決めたことを他の議院がさらに
 検討することによって審議を慎重に行える。

 行き過ぎると、ねじれ国会になり、何も決められない
 政治になるおそれがあります。

 この慎重論については
 「第二院が何の役に立つというのだ。
 第一院に賛成すれば不要だし、反対すれば有害だ」
 との有名な批判があります。



(3)一つの議院の行き過ぎを抑えたり(抑制)、足りないところを補ったり
 (補完)できることな どがあります。

 これは権力分立原理を国会にも及ぼしたものです。
 つまり強すぎる国会の権力を二分して弱くしよう、というものです。

 しかし、三権で実質一番強いのは行政ですから、オカシイ
 とする意見もあります。
    • good
    • 0

憲法でそうなっているから.

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!