No.16
- 回答日時:
#7です。
> 戦時中は政府があらゆる民間物資を無理やり徴発してましたが、そういうことは出来なかったんでしょうか?
戦後になると警察力も弱くなったということです。戦前・戦中は特高や憲兵もいましたが戦後は解体。取締る警察官も役人も闇から食料を得ないと生きていけなかったのです。取締は緩くなりますね。
ヤミ米を拒否して餓死した裁判官がいました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%8F%A3 …
命をつないだ人はみんな闇の食料を入手していたことになります。
配給制度は米については昭和60年頃まであったと思います。ですが米穀通帳なんか見たことはありません。生まれてから(小生1952年生まれ)ヤミ米しか食べていません。供給が十分になり政府の介入は不要になったということです。
No.15
- 回答日時:
農家ですが、祖父の話ではサツマイモどころかイモのツルなどを食べて居たそうです
米どころか穀物は麦、少なくとも我が家の祖先は「売りさばける」ほどの食料は無かったと聞いていました
「国が農家から取り立てて配給を増やせば・・・」、自己中な考えでしょうか?、国に供出した残りで食いつないだ来たそうですが。
No.14
- 回答日時:
農家の側から考えると、配給用という理由で買い叩かれるより、言い値で買ってくれる買い出し部隊へ売るほうが儲かる。
当時の日本の通貨は、インフレで不安定、ほとんど信用がなかったため、米ドルや貴金属、高価な着物などとの物々交換もできた闇市場の方がお得。
全ての食料が配給用に統制されていたわけではなく、統制品から漏れた作物を作れば、合法的に自由市場という名の闇市に流せる。有名なのが、ピーマン。統制品でないから、どんどん作って流通されたが、和食向きでないのと、土壌との相性で、不味い野菜のトップになった。
配給=お役所仕事。農家から、消費者までの中間で、倉庫に山積みのままだったり、横流しされたりは、戦後だけでは有りません。
No.13
- 回答日時:
世の中って
取り締まるとか
なかなか難しいし
さらに、バランス良く
物事を整えるとかってのも
難しいですもんね
今の世の中をみても
格差なんかは
アンバランスな状態をあらわしてるし
政治の世界や、犯罪などの治安も
アンバランスですもんね
現実って
アンバランスな状態が普通なのかと
思いますよ
共産主義の大国ほど
賄賂がまかり通り
アンバランスだと言えるし
社会主義なんかは
どこもかしこも
破綻してますもんね
アンバランスな状態すら
維持できない
資本主義なんかだと
競争原理が働いてて
バランスなんかは
なきにしもあらず
社会を統制できるのなんて
戦争状態で、外敵に侵略される時ぐらいなのかも?
知れないでね
No.12ベストアンサー
- 回答日時:
日本全体で見れば決して潤沢な食糧はありませんでしたが、確かに食糧は田舎のほうに偏在していました。
>国がもっと沢山農家から取り立てて配給を増やせば、わざわざ買い出しに出かけずに済むと思うんですが、・・・・
まず敗戦直後ですが、国全体の統制が取れておらず、日本の隅々まで取り締まれるほどの余裕はありませんでした。
当時日本は急激なインフレに見舞われていました。説明するまでもありませんが、インフレとは貨幣価値が下落する現象です。
言い換えれば、モノを持っている方が得する時代です。当然ながらコメなどの保存のきく食糧は出し惜しみ・売り惜しみが横行していました。
当局としてできたのはせいぜい市中に流通する闇物資の取り締まり程度で、それも見せしめ程度のものです。
農家が小分けして隠した食糧を洗いざらい探し出すなど到底不可能です。
農村部での取り締まりを徹底しなかったのはもう一つ、農民の生産意欲をそがないようにという配慮です。
ただでさえ足りない食糧を、厳しい取り締まりで農家の生産意欲を損なわせたら元も子もありません。
官憲がもし真面目に取り締まろうと思ったらできたでしょうが敢えてしなかったのです。例えば都市部からの
買い出し人の後をつけ、農家と交渉・買い入れしている現場を押さえればいとも簡単にできたでしょう。
でも敢えてそれをしなかったのです。取り締まりは闇物資を買い込んで都市部に運んでくる人間を中心に行われ
物を没収するという方法をとりました。
農家には、ともかく食糧を一生懸命増産すれば収入が増え豊かになれるということを実感させることが先決でした。
これと並行して行われたのがGHQのやった農地改革ですが、これについては本題からやや外れるので説明を割愛します。
No.10
- 回答日時:
まず、食料生産地の生産能力自体が落ちていた。
男手が戦地に奪われたし、肥料や農具などの供給体制もガタガタになった。
当時の国内物流は鉄道が主流だった。
必要物資を生産地に送るにも生産物を消費地に送るにも、鉄道の輸送力が欠かせなかった。
しかし本土空襲により、鉄道網は大ダメージを受け、必要な輸送能力を維持できなかった。
それが生産地にとっては「肥料や農具など必要物資の不足」となり、
消費地なら「生産物の供給の途絶」となる。
生産地は人口も少ないから、多少生産能力が落ちてもやっていける。
しかし消費地の人口は膨大であり、そうはいかない。
No.8
- 回答日時:
貨幣経済が破綻していたからです。
少なくとも、食料については。
だから地方で食料を買おうとしても、なかなか売ってもらえなかった。
何しろ、お金をもらっても、次の日にはお金の価値が低下しているので、受け取る人はいない。事実上、戦中から物凄いインフレーション状態です。
国が食料を買い上げるにしても、だれも金で売るわけがない。公定価格とヤミの値段では、100倍から300倍も違うからです。
ただし、高価な着物などと交換は可能であった。
http://sirakawa.b.la9.jp/Coin/J077.htm
戦中、昭和16年くらいからの貨幣の変遷を見てると見えてきますよ。
>国が食料を買い上げるにしても、だれも金で売るわけがない。
江戸時代の年貢みたいに、もっと強制的に農家から買い上げなかったのはなぜなんでしょうか?戦時中の政府はあらゆる物資を徴発してたわけですから不可能ではないと思います。
No.7
- 回答日時:
農家は自家用の食料だけを生産していたのではありません。
その何倍もを作って殆んどを売り自家の生活費にしていました。だから「農家」なのです。農家は「売るための農産物」をたくさん作り、持っていました。もっとも全国規模で見て全国民の胃袋を満たすのに十分な量ではなかったでしょうが、ひとつの地域程度の範囲で見れば余ることもあったかもしれません。戦後に混乱した事情は、もうひとつ、配給制度では国の買い上げ価格が低かったのです。農家は安値では売りたくないですから戦後に価格統制が緩むと売り惜しんだのです。因って配給は品不足になっても農家は余るほど持っていることになりました。
>農家は安値では売りたくない
戦時中は政府があらゆる民間物資を無理やり徴発してましたが、そういうことは出来なかったんでしょうか?
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 農林水産業・鉱業 なぜ日本人は中国共産党を嫌うのですか? 3 2022/10/09 22:03
- 歴史学 農村モラル破壊 2 2023/02/23 08:04
- 世界情勢 グレート・リセット「世界のエネルギーや食糧を生み出す土地は、誰の物か?」 1 2022/11/08 16:55
- その他(ニュース・時事問題) 日本国内の空き家を農地に転換できないの? 10 2022/07/28 07:31
- 農学 農地不法占拠問題 2 2022/07/20 05:31
- 農林水産業・鉱業 【日本の農業が瀕死の状態で】食糧自給率は3割になりました。で、国は若者に農業をしてほ 2 2022/12/30 14:41
- 農林水産業・鉱業 食糧自給率は、革命スローガン? 1 2022/09/05 15:03
- 政治 有事の食料増産命令 9 2023/05/12 00:12
- 政治 原発・食料・兵器なども日本は自給自足型に舵を切る時では? 8 2022/12/01 10:18
- 倫理・人権 ホロドモールと個人主義 4 2022/12/18 05:51
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
「かもしれない」と「やもしれ...
-
「鶏頭牛尾」?「鶏口牛後」?
-
お公家さんの末裔は今、どの様...
-
槍使いの英雄
-
古語の読み方を教えてください
-
ビニール袋などを頭に
-
切腹人が腹に巻いている白い布...
-
戦国大名に同性愛者が多いのは...
-
浄土真宗が多い地域は何処ですか?
-
兵士達の性欲処理
-
戦時中の焼け野原の中、どこで...
-
押忍の精神 押忍の精神とは 耐...
-
名前が一文字の武将はいたのか?
-
何を見たいですか? 先日テレビ...
-
城の魅力を教えて下さい。城は...
-
現代人が江戸時代以前の人と会...
-
伊達政宗の兜の前立ては人目で...
-
無線がない時代の戦場での情報...
-
上様、殿様、お屋形(?)さま
-
米兵が子供にチョコレートをあ...
おすすめ情報
>ここに書いても分からないと思います
質問に答えないのなら、最初から回答しないでください。