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半反応式の作り方がよくわかりません。
なるべく詳しくお願いしす。

A 回答 (2件)

二クロム酸カリウムの例で説明します。

他のものはこれほど複雑ではないので、これができれば他のものもできるでしょう。なお、ここでは右上に付ける記号を[ ]に入れて表します。また、化学式中の数字はもちろん右下に付きます。

(1)まず、何が何になるかを確認します。今の場合はK2Cr2O7 → Cr[3+] です。
なぜCr[3+] になるとわかるのか?これは、とりあえず覚えておくしかありません。

(2)イオンに分けて、必要最小限の部分だけを取り出します。K2Cr2O7の場合、陽イオン部分のK[+]は酸化還元反応に関係しませんので、陰イオン部分のCr2O7[2-] だけを考えればよいのです。
したがって、Cr2O7[2-] → Cr[3+] という式になります。

(3)HとO以外の原子の係数を合わせます。今の場合は、Crの数を合わせます。
Cr2O7[2-] → 2Cr[3+]

(4)左辺か右辺のどちらか必要な方にH2Oを加えて、Oの数を合わせます。今の場合は、右辺に7個のH2Oを加えることになります。
Cr2O7[2-] → 2Cr[3+] + 7H2O

(5)左辺か右辺のどちらか必要な方にH[+]を加えて、Hの数を合わせます。今の場合は、左辺に14個のH[+]を加えることになります。
Cr2O7[2-] + 14H[+] → 2Cr[3+] + 7H2O

(6)左辺と右辺の電荷を調べて、《電荷の大きい方》に必要な数の電子e[-]を加えて、電荷をあわせます。今の場合は、左辺が12+、右辺が6+ですから、左辺に6個のe[-]を加えることになります。
Cr2O7[2-] + 14H[+] + 6e[-] → 2Cr[3+] + 7H2O

これで出来上がりです。
他の物質ならもっと簡単で、(2)~(5)のどれかが不必要なことが多いです。
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この回答へのお礼

誠に丁寧にありがとうございます。
よく分かりました。 

学校では酸化数を使うやり方でやっていましたが、
上の方法では酸化数は使いませんよね?

お礼日時:2005/01/02 03:00

No.1さんの回答に対するお礼について



上の方法では酸化数は使いませんよね?

もろに使っていますよ!

酸化数について理解してますか??
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この回答へのお礼

勉強不足でした…

お礼日時:2005/02/06 10:43

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