重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

z軸上の原点に関して対称な2点+lz^、-lz^にそれぞれ点電荷+Q、-Qがあるとき以下の問いに答えなさい。
(1)電界E(ρ,z)の表示を結果のみ書きなさい。
(2)z=∞ を基準点としたときの点+2lz^における電位Vをz軸上(ρ=0)の積分により求めなさい。
z^はベクトルです。

A 回答 (2件)

>電界E(ρ,z)の表示



「ρ」は z 軸からの「距離」ということですか?

>対称な2点+lz^、-lz^
>z^はベクトルです。

「z^は『単位』ベクトル」「l (小文字のエル?)」は「正の実数」で、その「z 軸上の座標を表すための係数」ですか?


電荷のある座標と、一般の z 座標の区別がつかないので、点電荷の座標を (0, -L), (0, L) (ただし L>0)とすれば

(1) 任意の座標 P(r, z) (ただし P(r, z) ≠ (0, -L), (0, L) )に置いた試験電荷 q に働く静電力(クーロン力)を「クーロンの法則」を使って求める。
 →F = q(→E)
から電界 →E が求まる。

(2) そのクーロン力にさからって、電荷を「無限遠」から「その位置」まで持ってくるときに要する仕事が「電位」ですから、(1) で求めた電界の大きさを「無限遠からその位置まで」積分すればよいです。


電磁気学のテキストの、最初の数ページに書いてある「最も基本」の話ですね。
多少の「応用」が必要なのは、電荷との「距離」を条件に沿ったものにして、2つの電荷からの力を「合成」するところだけです。
    • good
    • 0

No.1 です。

やってみましょうか?

(1) 任意の座標 P(r, z) (ただし P(r, z) ≠ (0, -L), (0, L) )に置いた試験電荷 q に働く静電力(クーロン力)は、クーロン定数を k として
 F(r, z) = kQq/[ r^2 + (z - L)^2] - kQq/[ r^2 + (z + L)^2]
    = kQq[1/(r^2 + z^2 - 2Lz + L^2) - 1/(r^2 + z^2 + 2Lz + L^2)]
    = kQq[(r^2 + z^2 + 2Lz + L^2) - (r^2 + z^2 - 2Lz + L^2)]/[(r^2 + z^2+ L^2)^2 - (2Lz)^2]
    = 4kQqLz/(r^4 + z^4+ L^4 + 2r^2・z^2 - 2L^2・z^2 + 2L^2・r^2)
    
従って
 E(r, z) = 4kQLz/(r^4 + z^4+ L^4 + 2r^2・z^2 - 2L^2・z^2 + 2L^2・r^2)   ①

(2) ①式で r=0 とすれば
 E(0, z) = 4kQLz/(z^4+ L^4 - 2L^2・z^2) = 4kQLz/(z^2 - L^2)^2
なので
 V(0, 2L) = -∫[∞→2L]Edz = -∫[∞→2L]{4kQLz/(z^2 - L^2)^2}dz
ここで
 z^2 - L^2 = x
とおけば
 2zdz = dx
 z:∞→2L のとき x:∞→3L^2
なので
 V(0, 2L) = -∫[∞→3L^2]{2kQL/x^2}dx = 2kQL[ 1/x ][∞→3L^2] = (2/3)kQ/L
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!