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日本語の外国語のバリエーションの違い

日本語は自分の一人称に、「私、あたし、俺、僕、うち、わし、せっしゃ…」など様々あって、その使い分けが自分表現する1つにもなっていると思います。
一人称の他にも二人称、三人称、、、
会話でも、ありがとうや了解などの様々な言葉にも多数のバリエーションがあって、それによってその人の印象や個性を表現してると思います。また、そもそも言葉が多いと、1つの感情も繊細にいくつも種類があるかと、、、
でも、英語だとI、You、Thank youなど1つ2つだけで表現されてしまうのも多いです。
となると言葉の種類が多いので、会話の面白さや、感情も日本の方が豊かで、英語の方は単調というかシンプルなのかなと思えてしまいます。
英語が苦手なので、ふと疑問に思いました。
詳しい方よろしくお願いします!

A 回答 (9件)

そうですね、私もそう思います。



日本語は単語の使い分けで気持ちが伝わってしまうため、「言い方」を工夫しなくなるという傾向があると思います。

たとえば「あなた」とは言わず「テメー」と言えば怒りの感情がこもってしまったり。

敬語なんてその最たるものですよね。

敬う気持ちを、使う単語にすべて任せちゃってる。

ですから、日本人は表情や言い方に気持ちを込めることが少ないのだと私は思います。

逆に言えば、英語はシンプルだし、感情にかかわらず使う単語が同じなので、言い方に気持ちを乗せないと伝わりません。

欧米人のオーバーアクションというか、あの大げさなコミュニケーションは人称代名詞や語尾などの語彙が少ないからじゃないかな、というのが私見です。
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>会話の面白さや、感情も日本の方が豊かで、英語の方は単調というかシンプルなのかなと思えてしまいます。



人称代名詞が多いと言うことと、感情が豊富繊細と言うこととは直接結びつかないと思います。日本語の人称代名詞の多さは身分社会が長かったことの残滓ですが、日本人は身分差を言語で表現する傾向にあり、英語人は言葉以外の何かで表現することが多かったのだと思います。
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そうだと思います。



お料理の、煮る・茹でる・炊く なんかも、

英語だとボイルです。
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物を数える時なども、物によって数え方が違う


増してや、同じ数え方でも発音の仕方が違う
1匹(ピキ)・2匹(ヒキ)・3匹(ビキ)など最たるもの

更に言うならば 日本語って漢字・ひらがな・カタカナの3種類の文字があり
その3種類の文字があるからこそ、他の言語では表現できない微妙なニュアンスの違いを出せるのが日本語の美しさだと思います。

3種類の文字があることに加え、語彙の数が多いことや、敬語が難しいこと、
書き言葉と話し言葉の差が比較的大きいことも英語などの多言語には無い

からこそ、英語圏の人は 日本語は難しいと言ういわれなのでしょう
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確かに雨や雪の表現でも何種類もありますね。


また、英語の"I love you."は、日本語だと「今夜は月が綺麗だね」とか、「わたし、死んでもいいわ」などと間接的な表現になります。
本当かどうかは知りませんが、虫の音は欧米人には雑音としか聞こえないという話もあります。
少なくとも感性的には、欧米人よりも日本人の方が繊細だと言えるでしょう。
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>会話の面白さや、感情も日本の方が豊かで、英語の方は単調というかシンプルなのかなと思えてしまいます。



そんなことはありません。英語に限らずそれぞれの言語がそれぞれに特徴を持っていますし、日本語に比べてシンプルだとはいえません。

で、日本語の人称代名詞がやたらに多いのは、日本社会が「役割社会」だからです。
たとえば私は父であり・息子であり・労働者であるわけですが、家なら「お父さんはね」と子供に語り掛けますし、場合によっては僕とか俺だし、仕事関係なら私を使い分けることになります。
このように「社会的に与えられた役割と立ち位置」を明確にし、それに付随する礼儀や言葉使いなども変えるので、日本語にはたくさんの代名詞があるわけです。

じゃあ英語には「社会的に与えられた役割と立ち位置」がないか、といえば当然あります。どんな社会でもそれはあるでしょう。では「役割と立ち位置によって礼儀や言葉使いが変わらないのか」といえば、日本語よりは変わらない言語もあるし、日本語と同様に変化する言語もあります。

たとえば英語の場合「同僚に対する言葉使いと上司に対する言葉使い」は同じではありません。日本語だといわゆる「敬語」になるのですが、英語の場合敬語ではないものの「上司に対して直接話法は使わない」という不文律があります。

たとえば日本語だと「○さんから電話がありました。折り返しお電話ください、とのことです」と言う言い方を部下がしても普通です。しかしこの言い方を英語にすると不作法になります。なにがいけないかというと「お電話ください」といういいかたです。部下が上司に向かって直接動詞をつかって「電話しろ」と指示するのはやってはいけないことなのです。

だから英語だと「○さんから電話がありました。折り返しのご連絡を希望しています」という言い方になるのです。こうすれば「相手は連絡を希望している。でも連絡するかどうかは上司の判断で部下は口を出さない」ということが実現できるわけです。

こういうややこしい礼儀表現は階級制をもつイギリスではかなり複雑なものがあり、アメリカ英語はかなりフランクです。だから各国大使の奥様達はどの国でも「イギリス大使夫人から失礼のない格調高い英語を学ぶ」サロンが大人気になります。

他にも洋画を見ていて、上司と部下のやり取りのあと「なあ、友達として忠告するが・・」という言葉使いが変化する時があります。あれは英語で聞いていると、まさに命令と受諾という上司と部下のやり取りから、いきなりフランクな言葉使いに変化しているのです。

このような事例はいくらでもあり、ほかにも「黒人しかブロ(ブラザーの略)しか言ってはいけない」というような不文律などもあります。たしかジャッキー・チェンとクリス・タッカーが共演した映画でアジア人のジャッキーが「よう!ブロ。元気かい!」と黒人に話しかけてひどい目に合うシーンがあったはずです。

もう少し難しい話だとたとえばシェークスピアの"To be or not to be"などが挙げられます。
このセリフは日本語で「生きるべきか死ぬべきか」と訳されていますが、原文にはどこにも生き死には出てこないのです。
しかし英語のbeという動詞は、ものすごく根源的な「生」というか「自分の有り様」を表現する言葉なので"To be or not to be"という短い言葉だけで「私の有り様はどちらにすべきなのか?生きて本懐を遂げるべきか?それとも復讐を諦めるべきか?」ということを表現できるのです。(ハムレットは狂気を装って、いろいろなことを諦めながら、復讐のためだけに生きてきた、という話です)

こういう味わい深さは他の言語にももちろんあります。日本語も短歌などの味わいも別格なものがありますが、どの言語にもそういうものがあるわけです。
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事はそう簡単ではありません。



日本語は、自分を指す言葉が多い。
これは主語を言わないから。つまり言うときは特に
強調する場合。だから沢山できるのです。

英語だってかなり複雑ですよ。


例えば「焼く」というのがあります。

日本語では、大体が焼くで、済みます。

しかし、英語では。

grill 網の上で焼く
roast 長時間掛けて焼く
broil あぶって焼く
FLY 油で焼く
sear 表面を高温で焼く
char 焦がす
smoke 燻製
bake パンやクッキーを焼く
toast 食パンに焦げ目を入れて焼く
heat 手段を問わず加熱する

と、これだけのバリエーションがあります。
もっとあると思いますが。

これは一例です。

中国語などは。
「風に吹かれてふらりと来た訳ではない」

という、良く判らない言い回しが30在ると
いいます。

日本語の特徴は、表音文字と表意文字の
双方があり、それだけ表現が豊かだ、という
ことにあると思います。
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『フォレスト・ガンプ/一期一会』の英語原作本「Forrest Gump」をお読みになるといいです。

すべてはそれでわかります。あまりに人物分けに関わる表現が豊かで、日本語翻訳版では訳しきれなかったようですが。
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それぞれの言語には他の言語にはない特徴がありますが、侘び寂び(わびさび)に代表される繊細な感性は日本の自然環境から生まれたもの。


「古池や蛙飛びこむ水の音」などの俳句の味わいは、日本人以外には理解し難いものでしょう。
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