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インド・アーリア語族というくらいですから、インドの諸言語、あるいは一部の言語は、英語にかなり近いのでしょうか。近いとしたら、他のヨーロッパ言語やイラン語、あるいは日本語と比べて、どの程度近いということができるのでしょうか。

A 回答 (5件)

今現在インドに住んで旅行関係の仕事をしてます。

私は英語、ヒンディー、スペイン語も話しますが、結論から言いますと、全くヨーロッパ系言語とは似ていません。
そもそも、インドにはドーラヴィラ族が住んでいました。地球最古の文明、インダス文明です。今のパキスタン、インドの国境周辺が彼らの生息地でした。
今日のヒンディーの語源はこの世界最古の言語ドーラヴィラ語です。アーリア人が現在のドイツから移動してきたのは、歴史上ではつい最近と言えるでしょう。
ただし、ヨーロッパから来たからと言っても英語に似るとは限らないですね。
結局、ヨーロッパから離れ、独自のヨーロッパ言語に派生しつつ、ドーラヴィラ語の影響を受けたのが今のアーリア系言語じゃないでしょうかねえ。
ただし、現代のインドでは細かく言うと約500種類の言語に分かれているので、
同じアーリア系語族であってもヒンディーか英語で話しをしないとコミュニケーションが困難になる場合もあるんです。
文法に関しては、日本語とほぼ同じと言っても過言ではないです。
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ちょっとヒンディー語をかじったことがありますが、学習者の目からすると、あまり英語と似ているとは感じられません。

語順も文法もかなり違います。同じインド・ヨーロッパ語族といっても西の果てと東の果てで、長い年月のあいだに似ても似つかぬ物になってしまったみたいです。まあ親戚と言っても、いちばん遠い親戚ですからね。チワワとグレートデーンくらいには違うという印象です。
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1. インド諸語でもア-リア系とドラビィタ系は異なる言語です。


2.ア-リア系でしたらインドと、ヨ-ロッパの言語(アジア系を除く)は日本語と朝鮮語のような関係かもしれません。
mata( 母)ヒンズ-語 ペルシャ語madar フランス語 mere スペイン語madre
2   ド-           ド       deux      dos
3.語順はS+V+O 系ももあれば、S+O+V系(動詞が前か後かだけです。こまかいことは抜きです。ペルシャ語、ヒンズ-語など)もあります。 
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 もともとコーカサス付近が原住地であったインド・ヨーロッパ語族は、次のように分れ変化しました(少し簡略してあります)。



  1.インド・イラン語派
    ・インド語派
      ・サンスクリット語
      ・プラークリット語など
      ・ヒンドゥスターニー語など
      ・ジプシー語
    ・イラン語派
      ・古代ペルシャ語
      ・アヴェスタ語
      ・現代イラン語など
  2.アルメニア語
  3.古代ギリシャ語派
    ・イオニア語
    ・アッティカ語
    ・ドーリス語
    ・アイオリス語
    (現代ギリシャ語は、上記4つの混成)   
  4.アルバニア語
  5.イタリック語派
    ・オスカン語
    ・ウンブリア語
    ・ラテン語
      ・フランス語
      ・スペイン語
      ・イタリア語
      ・ポルトガル語
      ・ルーマニア語 
  6.ゲルマン語派
    ・北ゲルマン語
      ・アイスランド語
      ・デンマーク語
      ・スウェーデン語
      ・ノルウェー語
    ・東ゲルマン語
    ・西ゲルマン語
      ・高地ドイツ語
        ・ドイツ語
        ・オーストリアドイツ語
      ・低地ドイツ語
        ・古サクソン語
        ・オランダ語
        ・フリジア語
        ・アングロサクソン語(英語)
  7.バルト・スラブ語派
    ・バルト語派
      ・プロイセン語
      ・リトアニア語
    ・スラブ語派
      ・ロシア語
      ・ブルガリア語
      ・チェク語
      ・ポーランド語
  8.ケルト語派
    ・古代ガリア語
    ・ゲール語派
      ・アイスランド語
      ・スコットランド高地ゲール語
      ・マンクス語
    ・ウェールズ語派
      ・ウェールズ語
      ・コーンウォール語
      ・ブレトン語

 学説によって異論があるかもしれません。また、もしかしたら、私のうっかりもあるかもしれません。
 
 これで、とりあえず、それぞれの言語どうしが、兄弟なのか、いとこなのか、おじ・おいなのか、つかめると思います。

 日本語については、ウラル系・アルタイ系と南インド系と南大平洋系の混成と思いますが、学説は別れています。ただ、インド・ヨーロッパ語族とは、別個に発生したと思いますが。
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以前、興味があって調べたことがあります。


元々インドはアジアですので、アジア系人種が住んでいたそうです。そこへアーリア人が鉄器とともにやって来て征服して王朝をうちたてたらしいです。
アーリア人とはインド・イラン語族のヨーロッパ系人種です。インドの公用語は英語とヒンディ語ですが、このヒンディ語はインド・ヨーロッパ語族に入ります。英語とは文法的には近いでしょうね。ヨーロッパの言語などは全部、方言といっていいかもしれません。元は一緒ということです。
あと、南部のタミル語などはトラヴィダ語族、中部のムンダ語はアウストロ=アジア語族、ヒマラヤ方面のチベット=ビルマ語族などと、民族・方言など含めて850種類ほどの言語があるそうです。南部系の住民は完璧にアジア系とわかる、鼻の低い人が多いそうです。
日本語はウラル=アルタイ語族に入るのかどうかはっきり憶えてはいませんが、トルコ語に近かったような気がします。日本語の文法は世界でもかなり特殊なものみたいですよ。
日本人が英語を勉強してもなかなか話せるようにならないのは、文法のつくりが他言語とあまりにかけ離れているから、という理由がありますね。
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