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アジア人は「黄色」をどう受け止めたか

中国文化では、黄色は「黄河」や「黄帝」などに代表される重要な色だったので、黄色人種という考え方は魅力的な概念とみなされた。

しかし、日本では黄色はそれほどポジティブな色ではなかったので、黄色人種というカテゴリーは拒否されることが多かった。「中国人は黄色人種だが、我々日本人は違う。我々は中国人よりずっと優れており、西洋の列強と同格だ」と言う人々もいた。

西洋人の多くはそれに同意したが、日本人は中国人ほど黄色くはないとしても白人ではないので、「有色」人種であるというスティグマから逃げることはできなかった。

A 回答 (1件)

中国の歴代王朝では、黄色は皇帝だけが着ることのできる色でした。

ラスト・エンペラーにその描写があります。

日本にも禁色(きんじき)というのがあり、黄丹は皇太子の位色として皇太子のみに許される色でした。また、黄櫨染が天皇の正式な袍の色と定められ、この色は天皇以外の着用が許されない色となりました。
黄櫨染と黄丹はいくら官位が上がっても臣下には決して許されない色であることから、近代以降の用語として「絶対禁色」とよばれています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%81%E8%89%B2

これが日本での黄色の扱いです。
なお、黄色人種というのは、西洋の人類学の考えですから、中世から近代の発想ですよ。
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