No.3ベストアンサー
- 回答日時:
> そのとおりなんです。
> 実は中学生の娘にみせてやろうとおもって
> 学生時代のノートを引っ張り出し、
> ろ紙と溶媒だけ求めて家庭で追試してみたのです。
既に kawakawa 教授の方から充分な回答もありますが,何かこちらまで楽しくなってきたので,回答してしまいます(お父さん,ガンバレ!)。
> トルエン100%を展開液にしたデータは、
> 後から調べてみるとたくさんあったのですが
> (高校生物でよくやる実験らしい)
まづ,高校の生物の先生が作られた『高校生物』のインターネット公開授業(↓)がありますので,御覧下さい。この中の「第2部 生体内の化学反応」の「第4章 同化=炭酸同化と窒素同化」の中に「第3項 光合成色素と色光」として「緑葉のペーパークロマトグラフィ法」の記述があります。
ここには,カロテン(だいだい色),キサントフィル(黄色),クロロフィルa(青緑色),クロロフィルb(黄緑色)とあります。また,カロテン(1.0~0.9),キサントフィル(~0.8~),クロロフィルa(0.6),クロロフィルb(0.4)とあります。
aiueda さんの各スポットの色と Rf 値をこれらと比較されれば,一応同定できるのではないでしょうか。ちなみに,Rf 値だけから判断すると,カロテン,キサントフィル,クロロフィルa,クロロフィルbの順番のようですね。
参考URL:http://village.infoweb.ne.jp/~hispider/biology/t …
明快な回答ありがとうございます。
殆どわかっている結果に 同定の根拠を示したかったのです。
中学生レベルでは これで充分だと思います。
最後に、私は理科好きな母です(笑)
ミカヅキモなどを見せてやろう といった年もあります。
No.2
- 回答日時:
Rf値はきちんとした溶媒組成、スポットの大きさ、展開槽の飽和度、展開時の温度等の要因によって、変動してしまいます。
ですから、標準品なしできちんと同定を行なうのには危険が伴いますネ。
個々のRf値を文献から求めるのもよいのですが、パターンとしてスポット全体を眺めるということも忘れないで下さいネ。
文献としては、『薄層クロマトグラフィー 基礎と応用』だったと思いますが、古い本があり、それにはかなり多くのデータが載っていたと思います(記憶があやふやですが)。
以上kawakawaでした
そのとおりなんです。
実は中学生の娘にみせてやろうとおもって 学生時代のノートを引っ張り出し、ろ紙と溶媒だけ求めて家庭で追試してみたのです。トルエン100%を展開液にしたデータは、後から調べてみるとたくさんあったのですが(高校生物でよくやる実験らしい) 後悔してもあとの祭りです。温度や試験管内の飽和度で変動することも知ってはいたのですけど、答えを知っているからといって展開したものをこれはキサントフィルだ、カロチンだと言い切ってよいものかどうか悩んでおりました。 パターンは万人の知るところでしょうか?
No.1
- 回答日時:
以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「2波長クロマトスキャナー島津」
「ロシアの植物学者」の実験は「ペークロ」かどうか分かりませんが・・・。
◎http://www.nifty.ne.jp/forum/fhonyaku/members/sc …
(文科系のための科学講座)
⇒実験自体はやはり20世紀初頭で、オリジナルを探すのは難しいのではないでしょうか?
「ペークロ」・「葉緑素」関連の成書で探した方がはやいかもしれませんね?
あるいは「食品化学(分析)」等でしょうか?
専門家の回答を待ちたいですね!
ご参考まで。
参考URL:http://www.kanazawa-med.ac.jp/~mri-bm/CS9000.html
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