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サイモン&ガーファンクルの「59番街橋の歌」の対訳について質問させていただきます。

①Slow down, you move too fast.
You got to make the morning last.
Just kicking down the cobble stones.
Looking for fun and feelin’ groovy

②Hello lamppost,
What cha knowing?
I’ve come to watch your flowers growing.
Ain’t cha got no rhymes for me?
Doot-in’ doo-doo Feelin’ groovy.

③Got no deeds to do,
No promises to keep.
I’m dappled and drowsy and ready to sleep.
Let the morning time drop all it’s petals on me.
Life, I love you,All is groovy

まずはCDの国内盤に載っている対訳です。

【のんびり行こう 急ぎ過ぎだ
朝のひと時を楽しまなきゃ
玉石を踏みながら
楽しみを探せば気分はグルーヴィー

やぁ街灯君
何かいい話はないかい?
君の足元の花の咲き具合を見に来たのさ
何か詩のヒントはないかい?
Doot-in’ doo-doo いい気分

片づけなきゃならない仕事もないし
守る約束も何もない
僕はヨレヨレですぐにでも眠れそう
朝の花びらを僕の頭の上に散らしておくれ
人生よ、君が好きだ
何もかもがグルーヴィーさ】

ネットや詩集で違う人が訳されていて訳が違っているところを書き出してみます。

まず①の2行目You got to make the morning last
「朝のひと時を楽しまなきゃ」を「朝の食事も終えたことだし」と訳している人がいますがこれは意訳なのでしょうか、それとも後者が正しいのでしょうか。

次に①の3行目のJust kicking down the cobble stones
「玉石を踏みながら」
「敷石をコツコツと踏みならしながら」
「石ころでも蹴りながら」
これはどれが正しいのでしょうか。

次に②の4行目Ain’t cha got no rhymes for me?
「何か詩のヒントはないかい?」
「僕のために歌を聴かせてくれないの?」
「返事はしてくれないのかい?」
これはどれが正しいのでしょうか。

最後③の4行目 Let the morning time drop all it’s petals on me
「朝の花びらを僕の頭の上に散らしておくれ」
「朝がその美しい花びらを僕の上に散らしていく」
これは最初の方が正しいような気がしますがどうでしょうか。

以上の4か所が分かりません。よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

1.You got to make the morning last. 「朝のひと時を楽しまなきゃ」



サイモンが徹夜明け清々しい6月の朝に書いたと思えば、朝食という感じではないと思うから。

2.Just kicking down the cobble stones. 「石ころでも蹴りながら」

石を踏む、というよりkick downは(ウキウキしながら)その辺の小石を蹴ってる感じがするから。

3.Ain’t cha got no rhymes for me? 「何か詩のヒントをもってないかい?」

「何か僕のためのライムはない?」って事は、サイモンが作詞を生業にしている人だと考えれば

何か作詞家としてのヒントがないかな?って気持ちだと思うから。

4.Let the morning time drop all its petals on me. 「朝の花びらを全の上に散らしておくれ」

letから始まっているので~させて、とか~して、という訳のほうがいいと思うから。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
確かに朝食後の散歩という感じではないですよね。スッキリしました。

お礼日時:2020/07/21 04:23

どれが正しいというより、私なりの解釈というかフィーリングを書いてみますね。



You got to make the morning last. 朝を(すぐに終わらせないように)ゆっくり楽しまなきゃ。
Just kicking down the cobble stones 玉石をけっとばしたりしながら
Ain’t cha got no rhymes for me? なんかいいRhymes(韻を踏む歌詞:下の注を見てください)ないかい?
Let the morning time drop all it’s petals on me 朝が僕の上に(朝の)花びらを全部落とし切らせるまで待ってあげよう(つまり急ぐことはないよ)

(注)Rhymesについて:)英語の歌詞には、韻を踏ませるということがあります。この歌も例外ではなく、LastとFast, KnowingとGrowing, KeepとSleep のように。ですから、「なんかいい歌詞のアイディアはないかい?」という感じだと思いました。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
最後の「急ぐことはないよ」という捉え方が気に入りました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2020/07/21 04:26

一番好きな解釈でよろしいかと思いますが、


私なら、
①「朝のひと時を楽しまなきゃ」
 "last" は「最後」なら the last、この last は「続く」です。

①「敷石をコツコツと踏みならしながら」
 "kicking down the cobble stones" 意思を蹴飛ばすのはイライラしているとき。
 意思を蹴るなら "down" は不要。down the street の down 同様、「道を進む」の意味

②「何か詩のヒントはないかい?」
 話し相手は人ではなく、lamppost =周りの自然。歌のヒントを探している?

③「朝の花びらを僕の頭の上に散らしておくれ」
 "time" はスカボロフェアに出てくるおまじない "Parsley Sage Rosemary and Thyme" かな~と思いました。=the morning thyme「急ぐ用事もないし、ちょうど眠くなってきたので、このお花畑で寝ちゃおうかな・・・」
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
そうですね、the lastとなっていないので食事ではないですね。
石もdownがあるので蹴るではないですね。
最後の解釈はとても興味深いです。歌詞に深みが出てきますね。

お礼日時:2020/07/21 04:31

まず、詞ですから解釈は自由です。

次に、(CDに付いている公式の対訳は基本的には意味を訳出するものではありますが)、インターネットにあふれている日本語版の中には、必ずしも「訳」を目的としたものばかりではなく、どちらかというと「そのまま歌える」ですとか「世界観を味わう」というのが目的のものもあります。なので、「正しい/正しくない」は基本的には存在しません。それを前提に解説します。

>You got to make the morning last

直訳すると「朝を長持ちさせなきゃ」です。

>Just kicking down the cobble stones

直訳すると「複数の玉石を蹴り下りているだけ」です。

>Ain’t cha got no rhymes for me?

直訳すると「私に何かrhymesはない?」です。

>Let the morning time drop all it’s petals on me

直訳すると「朝の時間が、その花びらを(つまり朝の時間の花びらを)すべて私に落とすがままにさせよ」です。

さて、全体としては、「あくせくせずに、朝をゆっくり噛みしめて、例えば、気づいたらもう昼だった、なんてことのないようにしよう。それで、さりげなく歩を進めて、気分よくなっている」という世界観ですよね。

そういう意味では「朝のひと時を楽しまなきゃ」は、かなり歌詞そのものですよね。「朝の食事も終えたことだし」に関しては「食事」の「しょ」の字も歌詞にはありませんが、「朝の時間を味わおう」と示唆しながらも明らかに屋外を歩いているのですから、食事中ではありません。ということは食事前の散歩という解釈もできますが、その日本語を書いた人は「~ことだし」とすることで、”やるべきことは「済ませた」のだから、安心しして遊び心を楽しもう”という雰囲気を出すことに成功していると思います。

「cobble stones」のくだりは、私は、(アスファルトやセメントのうえをスタスタ歩くのではなく)、石畳の下り坂を、タラッタラッタラ、みたいなリズムで、ひょいひょいと脚を蹴るように踊りながら降りていく情景が目に浮かびました。歩き方としては、かなり非生産的ですが絶対に楽しいですよね。で、この行為は結果的に「玉石を踏みながら」歩くことになるし、革靴を履いていれば「敷石をコツコツと踏みならしながら」歩くことにもなります。石畳が鳴る音は心地よいですよね。また、「cobble stones」を「敷き詰められた複数の石」つまり「石畳」という意味の言葉ではなく、文字通りの複数の石を蹴っていると解釈しても楽しいですよね。サイモンとガーファンクルは都市の歌を歌うので、まあ、ちょっと無理があるかなあ、とは思いますが、セントラルパークを通り抜けるなら、それも可能かもしれません。

「rhymes」は、マザーグースでおなじみのナーサリーライムを思い浮かべますが、ここもやはり、サイモンとガーファンクルが書いたということを思うと、作詞をしながら散歩していて、韻を踏む言葉のヒントを探しているのかとも解釈できますね。でなければ、童心に帰ってナーサリーライムを聴かせてほしいと思っているのかもしれないし、あるいは、さっきから話しかけてるんだから、返事くらいしてほしいと思っているのかもしれません。いずれにしても、遊びも佳境に入って、危ない人すれすれですね(笑)。

「花びら」のくだりは、直訳が「するがままにせよ」ですから、ステキな日本語になっていればどちらでも同じだと私は思います。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
rhymesのご説明、興味深く読ませていただきました。
だとすれば歌を聴かせてくれないか?が一番近いような気もします。

お礼日時:2020/07/21 04:34

>You got to make the morning last


直訳すると、この朝を長く続かせなきゃ、ですから、
「朝のひと時を楽しまなきゃ」が正しい訳です。

>Just kicking down the cobble stones
この kicking は walking です。
https://answers.yahoo.com/question/index?qid=200 …

cobble stones は cobblestone と続けて書いて、one word です。
https://en.wikipedia.org/wiki/Cobblestone
https://www.paulsimon.com/song/59th-street-bridg …

>Ain’t cha got no rhymes for me?
rhymes は「韻」、複数形で、
>〔~s;集合的に〕韻文,詩歌
https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/rhyme/#ej-7 …
「詩のヒント」や「歌」というよりは、
「ぼくのための詩はないのかい?」だと思います。

>Let the morning time drop all it’s petals on me
これはおっしゃるとおり「朝の花びらを僕の頭の上に散らしておくれ」です。

最後の部分の、
仕事も約束もない、眠れそう、
ということはご機嫌で朝帰りしている歌のようですね。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
kicking は walking のリンクもみんな歌詞について悩んでいるのだなとわかって面白いです。
どれもとても参考になりました。

お礼日時:2020/07/21 04:39

No.5です。



補足。
訳を書くのを忘れていました。
Just kicking down the cobble stones
リンクにあるように、アメリカ人は単に
walking down the street と言ってます。
質問者さんが挙げた訳文だと大げさな感じがします。
「石畳の道を歩きながら」でいいと思います。
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この回答へのお礼

補足、ありがとうございます。
「石畳の道を歩きながら」にさせていただきます。

お礼日時:2020/07/21 04:41

何れの回答も語句の解釈としては正鵠を得たものですが、如何せんこれは歌詞であり、作詞作曲を手掛けたポールサイモンが、この時期どのような人生行路の途上にあったのか、はたまたこのクイーンズボロ橋とはいかなる関係であったのか等を斟酌しながら解釈することも、鑑賞の一助としては非常に愉快千万であろうかと思います。



何にも増してこの橋の持つ、凛たる威容の中にも親しみを感じさせる様観、あるいはその歴史的経緯と橋の果たしている社会的使命、これらにインスパイアされたポールサイモンが、その比喩として一連のパッセージを物したことは想像に難くありませんね。

"Hello, lamppost" とはまさしくこの光景であり、
https://www.nytimes.com/2009/03/29/nyregion/29br …

またフィッツジェラルドの小説『グレートギャッツビー』での描写、
「この町は、クイーンズボロ橋から見られる」
「いつも世界の神秘と美の全てを最初に見ている」
から察する所、詩神であるミューズの加護を存分に享受することの叶った、ポールサイモン自身の歓喜を余すところなく綴った人生賛歌として、不滅の光彩を放っていると言えましょう。

今やコロナ禍によってまさに隔世の感の様相を呈するニューヨークですが、一刻も早い収束を願って止まないとは、世界中の誰もが希求するものでしょう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A4 …
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
クイーンズボロ橋の写真とリンク、ありがとうございます。とても素敵ですね。
あこがれのNYが再び輝きを取り戻せるようにと祈っています。

お礼日時:2020/07/21 21:59

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