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円高っていくらくらいからなんですか?
相対的なものだと思うので、いくらです!とは、ならないと思いますが、 このくらいからは過去から見ても円高だな などありましたら、お聞きしたいです。

A 回答 (3件)

変動相場制移行後の、過去の変動範囲を見れば、


対米ドルレートでは、75円から125円の範囲で、中央値は100円なので、
これが目安にできそうです。
そういう長期ではなく、直近短期の実績を基準にする見方もあり、
今時点では、105円から110円が日本の実力、と見られたりしています。
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元々変動相場制になる前のドル円の交換レートは戦後すぐが$1=360円、その後308円と言う時期を経て、変動為替に移行しました。



つまり「元々の基準」でいえば70年前の基準では360円が基準で、今の105円ぐらいレートは恐ろしいほどに円高といえます。

ただ、380円→105円(一番円高の時は70円台)というのは、日本の経済成長に合わせて円の実力が高くなったことが反映されているからで、経済の実態から見なければ円高かどうかは分からないわけです。

では「経済の実態からみる」場合どういう方法があるかというと、たとえば分かりやすいものに「ビックマック指数」というのがあります。これはマクドナルドが全世界にあり、マックを購入する購買力が先進国なら大体同じ、分かりやすく言えば「サラリーマンがお昼に使えるお金はどこでも同じぐらい」という想定で比べているモノです。

で、今のアメリカのビッグマックは5.28ドル、日本では380円です。もし為替レートで合わせるなら、1ドル=72円じゃないと同じ水準になりません。

つまり今の日本とアメリカのそれぞれの国の購買力を同じ程度にするなら1ドル=72円が為替水準としての基準値であり、そう考えると「今の日本円は日米の経済能力の差から見てかなりの円安」ということになるわけです。

ただ日本は輸出国なので「円安の方が儲かる」し、アメリカは世界最大の輸入国で貿易赤字が大きいので「ドルが高い方が購買力が増える」というどちらも円安(=ドル高)のほうが都合がよいので、なかなか$1=100円を下回ることはないのです。

だから他の方も書かれているように$1=100円というのはひとつの大きな目安で、100円よりも円高になると「日本の輸出産業が困るハイパー円高」とよばれるようになります。でも多くの経済学者は「日本経済の実力から言えば70円ぐらいまで円高が進んでもおかしない」と主張しているのです。
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昭和の昔、ドル円が為替ではなく固定レートで1ドル360円であった時代に、日本は貧しく今から思えば物価は低かったのですが、経済成長と共に為替レートで通貨の取引が行われるようになり、物価上昇と共に円の価値も上がりました。


10年前は1ドル75円程度でしたので、100円となった時に円安と言い、107円から105円になると円高と言い、実は基準がないです。
また、通貨の国際取引が行われ、競りにより価格を変動させて相場を形成している側面が高く、貿易上の利害にも影響していますが、双方の国家で勝手な判断で円安とかドル安とか言っているにすぎません。
トヨタが1円円高になると360億円のマイナスとなるとか言いますが、米国にとっては良いことですかね・・・。
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