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ある大学入試問題の過去問の一部です。TかFか迷っています。どちらにすべきでしょうか?

次の文が本文の内容に合っていればTを、合っていなければFを( )内に記しなさい。

( )The 1986 survey reported the panda population in Wolong had become almost half in the previous twelve years.

《本文の関係ある部分》
Pandas, which live only in China and were put on the endangered-species list in 1984, have been declining in population for decades. A survey in 1974 showing that pandas in the Wolong forest had dropped to an alarmingly low 145, prompted the government to set aside the 500,000-acre reserve. It did little good. A 1986 survey, the most recent, turned up only 72 of the creatures. Judging from the scarcity of recent sightings, scientists suspect that the population in Wolong has dropped below the 1986 level; all told, fewer than 1,000 pandas are left in China.
(明治大・法、2002年の2の問3の8)

A 回答 (8件)

こんにちは



個人的な、感覚的な感想です。

TかFかを問題にするなら、Tだと考えます。
大学入試問題という性格からすると、
almostの語感を基準にT/Fの判断をすることが求められているとは考えにくい(高卒生にはやや酷)と思うからです。

受験生に対しては、
試験現場では、almostに過度にこだわるべきでなく、あくまで大意の合致を判断基準に答えを選ぶように、と勧めておくべきではないでしょうか
(かりに受験生がご質問の思考傾向になんらか同調すると、試験現場で、不利益を被る危険性があると危惧します)。


私個人は、almostに、質問者さんと同様の違和感を覚えます。
almostはごくふつうには、
nearly, but not completely or not quite(近いが完全ではない)
http://pewebdic2.cw.idm.fr/

つまり基準点・基準値への接近と不到達を表わすと考えられます(質問者さん同旨)。

almost all (ベクトル上向きのイメージ)
almost nothing (ベクトル下向きのイメージ)

本肢は頭数の減少を述べるので、
almost halfにはベクトル下向きのイメージがあります。
減少目標基準値はもちろんhalfで、実数としては本文の文意から72.5

しかし本文では実際の減少到達値は72とあって、これはすでにhalf=72.5に到達(しさらに通過・減少)してしまっています。
したがって、本文の72に対応する表現として、本肢で、half=72.5への減少接近と不到達を意味するalmost halfを使うのは不整合ということになります。

その点を判断基準とするなら、本肢はFということになるはずです。
しかしそのような趣旨の出題は、受験者に求めるF/Tの判断基準が微細すぎて、大学入試問題としては、バランス感覚に欠けたほぼ悪問と見なしていいように、私自身は思います。

主題者は、本肢をTとする意図のもと、almostでなくabout/aroundなどを使うべきだったのではないでしょうか(質問者さん同旨)(出題者の、ある意味初歩的ミス)。


上は、あくまで私個人の平俗な感覚に基づくものにすぎません。

参考書、海外サイトでの質問など、充実したツールをお持ちとお見受けしましたが、
それらをお使いになるほうが、問題解決の早道なのではとも思います。

この回答への補足

多くの方々からご回答をいただきましてありがとうございます。

あと1日程度でこの質問は閉じさせていただこうと思います。

補足日時:2005/01/27 22:35
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この回答へのお礼

心強いご指摘、感謝いたします。

受験問題としてのT/Fのアドヴァイスもお言葉どおりいただきます。

重ねてお礼申し上げます。

お礼日時:2005/01/27 22:35

えぇっと、あと一頭見付かっていたら悩まずにすんだ問題と言うことは置いておいて(笹ッぱの影に隠れていなかったんでしょうか?)、almostについての辞書の解説の意味を"自分なりに検討しないまま"(要するになぜそうなるかと言うことを考えずに)当てはめていると思います。



He has almost reached the goal.
He has alresdy reached the goal.

この対比として「もう少しで」という意味はわかります。これは動きのある動詞表現に対して、almost と already の意味の対比が生きてくるからです。

問題文の場合、almost の位置も違いますね。

The 1986 survey reported the panda population in Woolong had become almost half in the previous twelve years.

これが、

The 1986 survey reported the panda population in Woolong had almost become half in the previous twelve years.

なら、まだ悩まれたと言うのもわからないでもないです。

もとの文では、数値の動きに対してalmostと言っているというよりも、halfに対して「約」と言っている感じだと思いました(#4さんのご紹介されたdefinitionを参照されたし)。

ただ、情勢や数値の「動き」を表現するのに、become という表現はどこか無方向でそぐわないということで、G-sanが言い換えた表現をご提示されたのだと思います。

The 1986 survey reported the panda population in Woolong had dropped to a half of the total reported 12 years previously.

「動き」が生き生きと表現されていて見事なものですね。このような「動き」が感じられてくると、almost や already と言った副詞も水を得て生きて来るでしょうね。

P.S.追加質問はお断りします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/27 13:19

補足拝見しました。



145頭の半数は72,5頭なのですが(^^) それでも減ったのは確かに73頭で半数を上回っていますね。
almost が「到達点...の近くまではいっているが、まだ少し足りない」という意味とのことですが、確かにこの到達点というのは、例えば、half(半数)の場合、ゼロからとらえて半数までに至っていない、とするか、100%からとらえて半数までに至っていない、とするか、アプローチの方向で迷いますね。
145頭から72頭に減った、というのはぴったり半数の72,5頭を到達点とすれば、半数に至っていない(ゼロからのアプローチ)とも取れるし、減った73頭を考えると、半数以上減った(100%からのアプローチ)ともとれますね。
いずれにしろ、0.5頭のことなので、Trueでだめでしょうか。(^^:
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり常識的にTRUEとするのでしょうかねえ。

お礼日時:2005/01/25 12:24

>「到達点【この場合はありえない数ではあるが77.5頭】



もし補足の解釈が間違っていたらごめんなさい。

77.5という数字が出て来た理由を推測しました。

77.5 の2倍は155
72.5 の2倍は145 です。
ここでしょうか ?

この回答への補足

#5さんに数字の誤りを指摘していただきました。

かつての「補足」に書いた半数の値77.5(頭)はすべて72.5(頭)に、さらに近辺の数字はすべてこの方向に移動して考えていただきますよう訂正をお願いいたします。

ご迷惑をおかけいたしました。お詫びして訂正します。

補足日時:2005/01/25 12:20
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この回答へのお礼

失礼しました。
おっしゃるとおり半数は72.5頭でした。

「補足」に訂正とお詫びを今から書き込みます。
ご指摘に感謝いたします。

お礼日時:2005/01/25 12:19

こんばんは



>正確にはパンダの数は優に半数、いやむしろ半数を超えているわけです。

72は過半数を超えていないのでは ?
国語辞典確認しました。「過半数=全体の半分より多い数。」


以下引用します。

almost

adv : (of actions or states) slightly short of or not quite accomplished; `near' is sometimes used informally for `nearly' and `most' is sometimes used informally for `almost'; "the job is (just) about done"; "the baby was almost asleep when the alarm sounded"; "we're almost finished"; "the car all but ran her down"; "he nearly fainted"; "talked for nigh onto 2 hours"; "the recording is well-nigh perfect"; "virtually all the parties signed the contract"; "I was near exhausted by the run"; "most everyone agrees" [syn: about, just about, most, all but, nearly, near, nigh, virtually, well-nigh]

WordNet 2.0 2003Prinston University より


almost:adverb

Definition:nearly
Synonyms:about, about to, all but, approximately, around, bordering on, close to, close upon, essentially, in effect, just about, most, much, near to, nigh, not quite, practically, pretty near, relatively, roughly, substantially, virtually, well-nigh
Antonyms:certainly, definitely, exactly, surely

多分 dictionary.com より

なので 皆さんの仰るとおり True で良いのでは ?

この回答への補足

 「72は過半数を超えていないのでは ? 」「過半数=全体の半分より多い数。」

という点ですが、これは半数に向かってアプローチするその方向しだいですが、今回の件で言えば 72は半数を超えてしまっている、と思うのです。

 まず、この文章のトピックは
Pandas, which … were put on the endangered-species list in 1984, have been declining in population for decades.であり、後続のpassageの前提としてパンダの個体数が増えるのではなく「減る」とされています。145頭から85頭、さらには80…79頭へというように多い数から減っていく接近のしかたで「「到達点【この場合はありえない数ではあるが77.5頭】...の近くまではいっているが、まだ少し足りない」「9分通りまでいっているがあと1歩およばない」という状態【この場合には78頭にはいたらない頭数の場合】になったのときに”had become almost half”と言うのではないか、と考えるわけです。

 別の言い方をすると、今回のように半数を超えて減ってしまった場合に「「到達点【この場合はありえない数ではあるが77.5頭】...の近くまではいっているが、まだ少し足りない」「9分通りまでいっているがあと1歩およばない」という「中核的意味」をあらわすalmostを用いて”had become almost half”と表現することに私は違和感をもつのです。

補足日時:2005/01/25 08:57
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答えは皆さんの仰るとおりでTrueなんですね。



でも、"had become almost half in the previous twelve years."に強い違和感を感じてしまうんですね。

自然なフィーリング英語なら、had dropped to a half of the total reported 12 years previously.がもっと素敵な表現になるんですね。

やはりネイティブのフィーリングが足りなかったかも知れませんね。
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この回答へのお礼

No.3さんの発言:
「でも、"had become almost half in the previous twelve years."に強い違和感を感じてしまうんですね。」に共感します。

 それでもやはりTrueなのでしょうか?

お礼日時:2005/01/25 09:04

こんばんは。



数字が出てくる問題ってやっかいですよね。

1974年の調査では Wolong 地区のパンダ数は145頭に落ち込んだのですよね。政府は50万エイカーの保護区を設けたけど、ほとんど効き目がなくて、1986年の調査では72頭になっていたのですね。最近、目撃も希少になってることから判断して、科学者は Wolong 地区のパンダ数は、今は1986年の生存レベル以下になっていると懸念しているし、中国全土でも1000頭以下しか生存していない、ってことですよね。

だから問題文の、1986年の調査ではそれまでの12年間に(1974年から)Wolong 地区のパンダ数は、確かに145頭から ほぼ半数の72頭になってしまったのですね。
【True】

パンダ、どんどん減ってるんですね~
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
No.2さんや他の方のように考えるのがやはり自然なのでしょうか。

#1,4さんへの「補足」も参考にしてください。

お礼日時:2005/01/25 09:07

True.


どうして迷ってるんですか?

この回答への補足

 almostは例えば『ジーニアス英和辞典』の説明では「もう少しのところである状態に達していないこと...をいう」とあります。またある参考書によれば、almost ...(...は数詞・概数)で、「到達点...の近くまではいっているが、まだ少し足りない」「9分通りまでいっているがあと1歩およばない」という中核的意味を持つ、とされています。例えば、
1.I have been waiting here for almost one hour.(1時間近くもここで待っている)
2.Almost twenty people came.(20人近くもの人が来た)
が載っています。

 一方、質問の文はNo.2さんがおっしゃっているように、
「1986年の調査ではそれまでの12年間に(1974年から)Wolong 地区のパンダ数は、確かに145頭から …72頭になってしまった」ということですが、正確にはパンダの数は優に半数、いやむしろ半数を超えているわけです。この場合でも「almost halfになった」と言っていいのか、というのが私の疑問です。about halfならtrueでいいんですけど。ややmeticulousですが

補足日時:2005/01/24 23:50
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