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静電誘導と誘電分極のちがいはなんですか?

A 回答 (3件)

簡単に言えば、その物質が導体か不導体かの違いです。


ピッタリのページを見つけましたので紹介しておきます。
静電誘導と誘電分極の違いとは?原理をイメージで解説!
https://studyphys.com/ei-and-dp/
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静電誘導は導体に起きる現象


誘電分極は不導体に起きる現象
導体の中には原子に束縛されていない自由電子が存在するため
導体に帯電体を近づけると自由電子が引き付けられ(または退けられ)
導体表面に自由電子が現れる(帯電体が正に帯電している場合は 帯電体に近い側に自由電子が集まるので 帯電体に近い側がマイナスの電荷が現れ 
帯電体から遠い側は自由電子が不足して 原子核のプラスの電荷が相対的にまさるのでプラスの電荷が現れる)
一方、不導体では電子が原子核に束縛されているので自由に動き回れる自由電子は存在しない
しかし、不導体に帯電体を近づけると静電気力により
不導体内の原子や分子に束縛されていた電子の平均位置がわずかながらずれる
これを分極という
つまり、静電誘導では導体内を自由電子がダイナミックに移動するが
対して、誘電分極では不導体内の1この原子(分子)の中でのみ電子がわずかにその位置を変える(で、そのような現象が不導体内のすべての原子(分子)に起きる)
言ってしまえば、誘電分極による電子の位置変化は「ちまちま」したものである
このような違いとなります
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広義には、帯電体に物体を近づけたとき、


物体の表面に電荷が現れる現象を「静電誘導」と呼びます。

ただ、高校物理などでは、「静電誘導」と「誘電分極」で分けていますね。
こう分けた場合で説明します。
で、この場合の「静電誘導」とは、導体に帯電体を近づけたときに、
導体表面に電荷が現れる現象の事を言います。
「誘電分極」は、誘電体(絶縁体)に帯電体を近づけたときに、
誘電体(絶縁体)の表面に電荷が現れる現象の事を言います。

「静電誘導」は、導体内部の自由電子が帯電体に引きつけられたり、
反発したりして生じます。
「誘電分極」は、絶縁体の分子が、帯電体の電気によって、
電気的に偏りが生じるために起きます。
「静電誘導」と「誘電分極」は見た目はよく似ているのですが、
次の点が異なります。
①「静電誘導」により導体内部の電場(「電場」は使ってよかったですかね?)は0になるが、「誘電分極」では、誘電体内部の電場は0にはならない。
②「静電誘導」により表面に現れた電荷は、導体外部に取り出せるが、「誘電分極」で生じた電荷は外部に取り出す事はできない。

参考になれば幸いです。
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