「ポル・ポト」の国外・海外留学に住むカンボジア人の対応について質問です。

カンボジアを支配した独裁者、「ポル・ポト」の国外・海外留学に住むカンボジア人の対応について質問です。

以下の動画は、かつてカンボジアに存在した国家「民主カンプチア」の独裁者、ポル・ポトが国外・海外留学に住むカンボジア人が敵対勢力にならないように、国外や海外留学のカンボジア人を呼び出し、帰国した時点で、処刑したと取り上げているのですが、ここで以下の質問です。

１．以下の動画のように、ポル・ポトが、国外・海外留学に住むカンボジア人を呼び出して処刑したというのは事実なのでしょうか？

２．以下の動画を見ていた際、ふと思うことがあります。
仮定の話になるが、とある国が革命やクーデターで独裁政権が確立したとします。
その際、国外や海外留学する同胞が、勝手に亡命政権や敵対する国の手先にならないように、以下の動画のように、呼び出して、国内に帰国してきたら処刑するという方法はベストなやり方なのでしょうか？




●『【実話】死刑が好きで300万人を処刑...世界一残虐な首相をマンガにした。 - YouTube』↓


●『【実話】トゥールスレン処刑所...1万5000人虐殺。爪をはぎ...溺死させる。 - YouTube』↓
https://www.youtube.com/watch?v=marC6UmkJK8

No.3 回答者： wellow 回答日時： 2020/12/08 00:23

動画は随分不正確ですね。

ところどころエピソードは証言と合致しているので引用したようですが、Ｓ２１の房はあんなに広くありません。機会があれば訪れてみることをお勧めします。

ポルポトの描写も同じく。彼はずっと姿を隠していましたし、名乗りを上げませんでした。直接の命令も言われている程にはない。取っ掛かりとしてはチャンドラーの著書をお勧めしておきます。

No.2 ベストアンサー 回答者： wellow 回答日時： 2020/12/08 00:08

カンプチア共産党は自身が脆弱であると考えていましたから、敵対勢力により潰されることを恐れていました。

敵対勢力とはシハヌークなどの王政、インドシナ共産党（≒ベトナム共産党）、旧軍、旧政権、仏教界、国内外の知識人など全てです。

彼らはプノンペン陥落後、旧軍、旧政権、仏教指導者を先ず始末しました。間をおかずに大下放政策を実施したのですが、そこでは選別はなかった、というかできる状態ではなかったようです。

下放後、密告による旧軍、旧政権公務員などを排除、甘言で医師、教員などを選別排除していったようです。下放間もない頃に在外同胞への帰国要請があったようですが、期間と帰国手法はよく分かりません。空港が機能していたとすれば、取り残された外国人のうち、うまく各国大使館に逃げ込んだ人達の脱出便があったはずで、それと相前後したか、１３日後に陥落したサイゴン経由か、タイ西部からバッタンバンを目指したか、それぐらいしか考え難いです。

＞ １．以下の動画のように、ポル・ポトが、国外・海外留学に住むカンボジア人を呼び出して処刑したというのは事実なのでしょうか？

事実です。これはポルポトと名乗ったサロット・サルの指令によるものと考えられています。エコール・フランセーズ・ド・ラディオエレクトリシテに留学経験があるものの、成績不良と共産主義ごっこ三昧で追放されたぐらいですから、国外、特に在仏のより優れた共産主義者にとって代わられることを恐れたのかもしれません。

＞２．以下の動画を見ていた際、ふと思うことがあります。
＞仮定の話になるが、とある国が革命やクーデターで独裁政権が確立したとします。
＞その際、国外や海外留学する同胞が、勝手に亡命政権や敵対する国の手先にならないように、以下の動画のように、呼び出して、国内に帰国してきたら処刑するという方法はベストなやり方なのでしょうか？

選別をせずに天上天下唯我独尊を貫くのであれば、よくやる手です。北朝鮮なんかがこの手法です。が、北朝鮮もカンボジアも、知り合いを辿ればほとんど誰にでも辿り着くという人間関係の濃密さと人口の少なさだからできる手法であって、ある程度の国ではできません。

一般的には敵対行動が目立ってきたら暗殺部隊を送り込むという方法です。ソ連におけるトロッキー、南米の極左、極右政権、近隣敵対国に協力する科学者に対するイスラエルと例を挙げるまでもなくです。近隣諸国で敵対勢力の奉り上げがあるぐらいなら、間諜を送り込んでおくのは常識です。でも、民主カンプチアはやりませんでした。間諜であっても国外に出れば敵対勢力になると真に疑っていた節があります。どんだけ自分達の為政に疑問を持ってるんだよ、と思わせるような話です。

No.1 回答者： エル58 回答日時： 2020/12/06 21:46

虐殺したのは本当のようです。

独裁する為に、変知識人だと変な考えを起こす恐れがあるので粛清して、いわゆるバカだけにして自分の身を守り独裁者に君臨したようですが、そんな事いつまでも続く訳ないので短期間で失脚した。