これ何て呼びますか

今回、アナフラキシーショックに数点お聞きしたく、メールをお送りしました。
新型コロナウィルスのワクチン接種で、この症状を起こす方もおられると聞きま
す。こう言った事から、お聞きしたく思います。
ド素人の質問で、聞くに堪えない質問内容かと思います。何分すみません。
よろしくお願いします。

アナフラキシーショックは、食物、薬物、蜂などに刺された時、発症しやすい
病気だとは聞きます。花粉症の場合は、重症化して、死に至ると言った事はない
ようですが、ただ同じIgE抗体が、花粉症とは違って、体内に大量に出来る事によ
り、発症する病気だとは理解しています。
また体内で、大量に作られたIgE抗体が、マスト細胞(肥満細胞)に刺さる事により
、マスト細胞内のヒスタミンが外に放出され、急激な血管膨張現象が起きることに
より、発生するとも聞いています。
主な症状としては、急激な血圧低下、酸素濃度の低下、悪化すると、気道を塞いで
しまうと言った事が起こるとと聞いています。
またヒスタミンは、血管を膨張させ、内部の成分ももれさせてしまう事も引き起こす
とも聞きます。

前置きが、長くなりました。
最初の質問をさせて下さい。前述のアナフラキシーショックについて
書いた内容で、マスト細胞内から放出される物質は、ヒスタミンだけを
書きましたが、その他には、どう言った物質が放出されるのでしょうか?
多分ロイコトリエンと言う鼻づまりを起こす物質も放出されるとも聞いて
います。その他にも、放出される物質はあるのでしょうか?
また別な物質が放出されると仮定して、どんな症状を引き起こすのでしょうか?

二問目の質問をさせて下さい。
一番目でも書いたですが、ヒスタミンとロイコトリエンでは、症状が明らかに違う
症状を引き起こすのは明らかだと思います。
気道を塞いでしまう症状は、本当にヒスタミンによる症状なのでしょうか>
血管が、大量のヒスタミンにより、膨張して、そのために気道を塞いでしまうため
に起きるのでしょうか?
以前、同じような質問をしましたら、前述の、大量のヒスタミンによる血管膨張
だろうと言ったお答えを頂いた事がありました。確認のために、お聞きします。
この解釈で、間違いないでしょうか?


三番目の質問をさせて下さい。
アナフラキシーショックが起きた時、薬品名エピネフリン、別名アドレナリンを打つ
と言った事を聞きます。
広がった血管を収縮させるためだと聞きます。
食物アレルギーの方は、携帯用のエピペンと呼ばれる、同じアドレナリン成分の薬剤
を持ち歩いていると聞きます。
インターネットなどで調べてみると、使い方などについて書いてあります。
症状を確認出来たら、衣服の上からでも良いけど、右の大腿部の、内側ではなく、
外側から、エピペンを刺し、数秒間、液体を押し込むと言った書き方でした。画像で
した。
ふと疑問に思ったのですが、右の大腿部の外側でなくとも、左の大腿部の外側に刺し
ても、普通は良いのでないかと思うのですが、どうなのでしょうか?
何故右側の外側なのか、説明がありませんでしたから。
ただ大腿部の外側に刺すのは、内側よりは、血管が少ないためだとは書いてありました。

関連事項として、お聞きします。昔の処置方法と思われる雑誌を、たまたま見つけま
した。その本の中に、書いてあった処置方法は、エピペンの使い方は同じでした。
ただ一回エピペンを打って、症状が悪化してきたら、ヒドロコルチゾールを注射する
と言った記述の部分を見つけました。
現在、こう言ったように、エピペン(アドレナリン)でも回復しない場合、あるいは逆に
、悪化してきたら、ヒドロコルチゾールを注射する処置がなされるのでしょうか?
それともエピペン(アドレナリン)を数回打つのでしょうか?
エピペン(アドレナリン)でも、ヒドロコルチゾールでも、一回に打つ量は決まっている
でしょうが、一回に、どのくらいの量を打つのでしょうか?

長くなってしまい、大変すみません。新型コロナウィルスのワクチン接種で、もしアナ
フラキシー起きたら、どう言った処置、治療が行われるのか、お聞きしたく思い、投稿
してしまいました。

A 回答 (2件)

私は免疫学を少しかじっていますので、病気の原因と免疫療法についてお答えなどしています。


食物アレルギーも詳しく解っていません。またアナフィラキシーのことはこれまで深くは調べたことがありません。
おっしゃいます様にヒスタミンや遅発型に係わるロイコトリエンだけではアナフィラキシーの説明がつきません。 これを機会に探ってみましたが、
10年程も前の研究がいくつかあるものの、詳しい研究がヒットしないということは、まだ解明されていないと思います。
  調べた範囲のことでお返事します。

●他の物質があるか、その反応のことは
①の研究で従来から知られていた肥満細胞・IgE・ヒスタミンが関与するアナフィラキシー発症機構とは全く別に、好塩基球がアレルゲンによって活性化すると、ヒスタミンの1,000倍以上の非常に強い作用をもつ血小板活性化因子(PAF)を放出する。とあり、PAFを調べますと、
PAFは血小板を凝集させ、血管を拡張させる。したがって、止血の過程において重要ではあるものの、10-12 mol/Lの濃度において、PAFは気管支喘息様の症状を誘導する命にかかわる気道の炎症を引き起こす・・と記されていますので、
 お答えは血小板活性化因子(PAF)となりましょう。
ただ、好塩基球やマクロファージがどのようにサイトカインでつながるのかのメカニズムについては調べがつきません。

●三番目の質問については、処方などは知りませんが、
アドレナリンは血管収縮薬や気管支拡張薬であり、投与部位は吸収が最大になる大腿の側面に筋肉内投与する。
通常の用量は成人で1:1000[0.1%]溶液0.3~0.5mL、小児で0.01mL/kgで、十分な反応が得られなければ5~15分後に数回反復します。
重症例では早期に副腎皮質ステロイドを使用します。プレドニゾロン1~2mg/kgあるいはハイドロコルチゾン100~300mgを静注する・・
 という記載を見ました。右足や左足の区別はありませんでした。

―――――――以下は参考にしたものです―――――――
①東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 免疫アレルギー学分野 2008/03/10
http://www.tmd.ac.jp/cmn/soumu/kouhou/news200803 …
《IgEや肥満細胞がいない動物でもアナフィラキシーがおこることから、まったく別の仕組みがあるのではと予想されていましたが、その実体は不明でした。
 今回の研究によって、IgEとは異なる種類の抗体であるIgGによってもアナフィラキシーがひきおこされ、しかもその場合、アレルゲンの刺激によって活性化するのは肥満細胞ではなく、血液中を流れる好塩基球と呼ばれる細胞であることをつきとめました。
実験動物で、あらかじめ好塩基球を取り除いておくと、アナフィラキシーによるショック死を防ぐことができました。
好塩基球は、血液中の白血球のわずか0.5%を占めるに過ぎない最少細胞集団ですが、アレルゲンによって活性化すると、ヒスタミンの1,000倍以上の非常に強い作用をもつ血小板活性化因子(PAF)を放出して、アナフィラキシー・ショックをひきおこすことがわかりました。
すなわち、従来から知られていた肥満細胞・IgE・ヒスタミンが関与するアナフィラキシー発症機構とは全く別に、好塩基球・IgG・血小板活性化因子が主役を演じる新たな発症機構が存在することが明らかとなりました。》
②《PAFは、好中球、好塩基球、損傷組織、単球/マクロファージ、血小板、血管内皮細胞を含む様々な細胞種による特異的な刺激に応答して産生され、PAFは気管支収縮の重要なメディエーターである。
PAFは血小板を凝集させ、血管を拡張させる。したがって、止血の過程において重要であるものの、10-12 mol/Lの濃度において、PAFは気管支喘息様の症状を誘導する命にかかわる気道の炎症を引き起こす。》

その他

http://www.kawasaki-m.ac.jp/soc/mw/journal/jp/20 …

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83 …
その他、参照したものもありますが控えていません。
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この回答へのお礼

hide12002さん、アナフラキシーショックについて、貴重な情報を提示して頂き、有難うございます。勉強になります。
実は、別の投稿サービスにも、似たような投稿をしましたら、実際に、気道を塞ぐような症状に陥り、
ベントリンなるものを、口腔内に5回噴射してほっぺを膨らましてじっとして待っていたら、すると粘膜を通してコルチゾンが体内に入ったのか、失神寸前に針の穴程度の隙間が気道内にできたんです。そこから酸素がキュルキュルキュルと入って助かりました。

と言った手記を寄せて頂きました。非常に、危険な状況になったと察せられます。
この件で、またお聞きしたのですが。エピネフリンやヒドロコルチゾールは、注射でなくとも、経口で摂取しても、効能はあるのでしょうか?
経口で、問題はないのでしょうか?
やはり蜂に刺されて、症状が出てきて、注射では、仕事仲間からもらった飲み薬タイプで、症状を抑えたと言った事を話す人がいて、本人から聞きました。ただ本人は、薬の知識はありません。飲み薬が、どういっ薬名なのかは知らないようです。

お礼日時:2021/02/23 09:28

アナフィラキシーの場合は内服薬は無いのではないでしょうか。

そのあたりの知識はありません。
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この回答へのお礼

hide12002さん、有難うございます。
ご指摘のように、私も、その後調べてみましたが、
アナフラキシーの場合は内服薬は無いと思った
方が良いと今では判断しています。

ただ上気道の閉塞性疾患には、ベントリンやヒドロコルチゾール
と言う薬品が効果があるようです。
またどちらも喘息の症状もお持ちの方が携帯して使っておられる
ようです。
しかしベントリンやヒドロコルチゾールのどちらも、内服用のお薬
ではないようですね、
ベントリンは、喉の気道が塞がったら、液体を霧状にして、吹き
付けて、塞がった気道の拡張を行うような使い方との事です。
またヒドロコルチゾールは、参考資料には、口腔、外用、注射で
の三つの使用法があると書いてありました。
口腔の場合は、良く分かりませんが、ベントリンのように、液体
を霧状にして吹き付けるのかなと勝手に判断しています。
注射の場合は、エピペンのような使い方だとは分かりますが、
エピペンのように、左右どちらでも良いから、大腿部の外側に刺せば
良いのかは判断出来ません。
首に打った方が効果はあるようにも思えますが、ただ私には、この
判断は出来ません。

お礼日時:2021/02/24 16:44

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