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ロシア連邦の軍事組織・準軍事組織と軍事的メリットとデメリットについて質問です。

ロシア連邦は、世界最大の領土を持つ超大国で、強大な軍事力を保有していますよね。
ウィキペディアで調べてみた所、ロシア連邦軍には、
1.ロシア陸軍
2. ロシア航空宇宙軍(旧ロシア空軍と独立兵科のロシア航空宇宙防衛軍と統合した)
3.ロシア海軍
4. ロシア戦略ロケット軍
5. ロシア空挺軍
があるそうですが、しかし、準軍事組織があるそうで、
1.連邦保安庁 - 国境軍
2.連邦国家親衛隊局 - 国家親衛隊(旧内務省 国内軍)
3.民間防衛問題・非常事態・自然災害復旧省 - 民間防衛軍
4.連邦警護庁 :大統領連隊や解散した政府通信・情報局の諸部門などを含む。
などあるそうですが、ここ以下の質問です。

1.ロシア連邦のように、軍事組織や準軍事組織が複数ある場合、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

2.ロシア連邦には、軍事組織や準軍事組織が複数あるなら、その分、予算や人材、装備、権限などの奪い合いや対立が起きてもおかしくないでしょうか?

3.ロシア連邦は、世界地図を見ても、広大な領土を持っているが、ロシア連邦の人口数は、1億445万人ですよね。
この人口数だと、ロシア連邦のような領土だと、防衛するのに十分な数でしょうか?

4.よくロシアのジョークのような表現として、「兵士は畑から採れる」というジョークがあるが、今のロシア連邦でも可能でしょうか?

「ロシア連邦の軍事組織・準軍事組織と軍事的」の質問画像

A 回答 (1件)

>1.ロシア連邦のように、軍事組織や準軍事組織が複数ある場合、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?



一般論として、メリットは①機能毎の専業化が図ることができる、②実効力の分散による相互牽制作用があります。①の軍事的分業は地域や制度によって違うので余り一般化はできないけれど、ソ連時代の陸路亡命(民間人も軍人も)をKGBが防止していたというのが分かり易い例。②の実例としてはクーデターのとき。防空軍はクーデターに加わったものの空軍はエリツィンについた。分業が必然なのか、分業故にそうなったのかは微妙なところだけど、ロシアは基本的に、絶対的に信用できるものはないという疑心暗鬼をベースにしている感はあります。デメリットは肥大化と官僚化。

>2.ロシア連邦には、軍事組織や準軍事組織が複数あるなら、その分、予算や人材、装備、権限などの奪い合いや対立が起きてもおかしくないでしょうか?

予算の取り合いは官僚の常でしょう。分業という観点では常に調整が行われていて、というか官僚的なので他の不始末は関与しないように見えます。西側の国では批判と改善がセットですが、ロシアにはその傾向は見い出せません。呆れたレベルの事故があっても補完し合う発想がないので、自己組織内の改革進捗に依存します。故にまた同じ事故を起します。

>3.ロシア連邦は、世界地図を見ても、広大な領土を持っているが、ロシア連邦の人口数は、1億445万人ですよね。
>この人口数だと、ロシア連邦のような領土だと、防衛するのに十分な数でしょうか?

国境線が長いと幾ら人がいても足りません。これは日本のように海岸線が長いと幾ら巡視船があっても足りないのと同じことです。最初から最後まで完璧は目指せません。もちろん、ロシアの場合には自然環境とか、近隣の村まで5,000kmという物言わぬ障壁は有利です。

>4.よくロシアのジョークのような表現として、「兵士は畑から採れる」というジョークがあるが、今のロシア連邦でも可能でしょうか?

真意は分からないのですが、ソ連時代は受刑者を兵に充てたり、市民を前線で戦わせたりということは多かったようですね。
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