民主主義はプロレタリア独裁になりませんか？

日本はサラリーマンが多いからサラリーマンをモデルにした社会にするのがよいと思います。日本はサラリーマンの国だから、社会民主主義の国にしたほうがよいと思います。サラリーマンはこんな社会を理想にしています。サラリーマンの為にこんな政策が必要だと思います。
こんなことばかりやってるなら、階級をきっちりと設けて、憲法や社会制度、義務や権利なども階級別を考えてはどうでしょうか？

No.1 回答者： satoumasaru 回答日時： 2021/09/25 18:38

＞階級をきっちりと設けて、憲法や社会制度、義務や権利なども階級別を考えてはどうでしょうか？

昔の身分制度に逆戻りですよね。

No.2 回答者： puyo3155 回答日時： 2021/09/26 17:59

＞日本はサラリーマンが多いからサラリーマンをモデルにした社会にするのがよいと思います。

大きな勘違いですね。サラリーマンが多いのは、資本主義、自由主義の制度として、会社があるからです。サラリーマンという雇われが、階層としてあって社会を動かしているわけではありません。経営者、資本、法人などの、制度があっての、サラリーマンです。

そのような発想で、労働者を主役にし、資本家の社会管理から離脱し、結果の平等までを目指した共産主義は、ユートピアを目指したものに、１００年持たずに世界中で、ほぼ１００％破綻しましたね。

いろいろ原因はありますが、

・　競争がないと、人間は力を発揮しない。
・　効率という指標がなくなるため、国際競争に勝てない。
・　独裁者、一党独裁などで、あらたな利権がが生じる。
・　そして、ほぼ例外なく、組織が不正、賄賂、粛清などで腐敗する。

ことがわかってしまった。
将来どんな制度にしろ、階級を固定して、みんなが平等・・・という制度を導入しようとする、まともな国はいないでしょうね。

人間は生まれながらにして平等で、基本的人権を持っている・・・という考えは、人類が数千年の文化を通じて、たどり着いた、普遍的な考えの一つです。共産主義は、それに反していたので破綻したのです。一方で、その普遍性を憲法にして、そのもとに組み立てられた自由主義・資本主義・民主主義は、機会の平等、結果は競争という形式をとり、ベストではないが、共産主義/独裁体制よりはましだと、世界中のほぼ全員が思っています。（情報管理された国の国民は別にして）

しかし、完璧な制度などありません。自由主義・資本主義は、共産主義よりましですが、実際には、既得権による市場独占、自由競争の阻害、富の差、貧富の差が、社会へのあらゆる機会不平等を生み出し、理想には程遠い状況です。

民主主義も機能しているとは言えず、日本など、ほぼ一党独裁。首相が犯罪犯しても、逮捕も罪も問われない。法治国家とは思えない状況でも、その政党が、与党として権力を独占している。

それでも、制度として権力の流動化が担保されているだけ、ましですね。なので、今後は、市民、国民がもっと政治を勉強し、自分たちの社会をリードする権力はだれにすべきかを、受け売りでもなく、地方利益誘導でもなく、業界利益誘導でもなく、マスコミ手動でもなく、個人個人が、情報にもとづいて、政策を是々非々で考えることでしょう。数が多いサラリーマンの生活をよくする政治も、その延長にあると思います。

ただし、一票の格差の撤廃と、投票の義務化で、地方の強制投票の固定票のインチキ価値の是正をし、小選挙区を改めて、死に票をなくし、本当の意味で民意を反映する仕組みの構築は、制度論として必要だと思います。