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パーム油とトランス脂肪酸は一緒ですか?

A 回答 (3件)

トランス脂肪酸を語る時、油脂と脂肪酸の違いが分かりにくいですね。


次のサイトで脂肪酸と油脂の関係がわかりやすく説明されてます。
https://examist.jp/chemistry/aliphatic/oil-soap/

簡単に言うとグリセリンに脂肪酸が三つくっついたのが油脂です。
グリセリンにくっついた脂肪酸の違いで油脂の性質も変ります。

○パーム油は、炭素が16個繋がったパルミチン酸という脂肪酸を多く含んでいることが特徴の油脂です。

次にトランス脂肪酸というのは、元素の数は同じでもそのくっつき方が違う分子があって、シス型、トランス型と区別されています。
https://japan2.wiki/wiki/Cis%E2%80%93trans_isome …
油脂に含まれる脂肪酸にもシス型とトランス型の二種類があります。
天然の油脂は一部の例外を除いて、シス型の脂肪酸がくっついてます。
ただ、天然の油脂を、固体の油脂に加工するような人工的な加工の段階で、くっついてる脂肪酸の一部が天然にはあまりないトランス型になることがあります。このトランス型の脂肪酸を含む加工油脂が健康に良くないとされています。

私たちがトランス型の脂肪酸そのものを食することは、まず無いと思います。ほとんどは、「トランス脂肪酸を含む油脂」の問題ですね。

だから、結論で言うと次の二つ
1.「油脂」であるパーム油と、「脂肪酸」であるトランス脂肪酸は別物です
2.パーム油は人工的な固体化(水素添加・硬化)することはあまりなく、精製・脱臭段階の加熱ぐらいなので、トランス酸はほとんど含まれていないと思いますよ。
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この回答へのお礼

助かりました

とってもご丁寧に詳しくお答えいただきありがとうございます!!!
少し理解できた気がします!
自分で調べても全く良くわからなかったので、分かりやすくて助かりました!!
ありがとうございました!

お礼日時:2021/10/05 00:27

一緒じゃないです。

パーム油の問題点は、インドネシア・マレーシアの森林破壊につながることです。
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この回答へのお礼

Thank you

一緒じゃないのですね!
環境にも良くないのですね。。
ありがとうございます!

お礼日時:2021/10/05 00:27

一緒ではないですよ。


トランス脂肪酸は特定の脂肪酸の名前ではなく油脂の生成の時にできるグループの総称です。つまりそれ自体は製品ではありません。
一方パーム油はアブラヤシから作られる製品です。不飽和脂肪酸(トランス脂肪酸の一種)を他の植物油より多く含んではいますが、飽和脂肪酸もあります。
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この回答へのお礼

ありがとう

わかりやすくご説明いただきありがとうございます!
不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸についてももう少し自分で調べてみます
ありがとうございます!

お礼日時:2021/10/05 00:29

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