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銀行と企業の関係について教えてください。

ドラマなどでは、銀行から企業へ役員が送り込まれたり、貸し渋りなどで苦しむ姿が描かれますが、企業って銀行に協力してもらえないとやっていけないところが多いのでしょうか?

普通に考えて、借金はしない方が良いですし、借り入れは工場の新設など大きな投資の為ですよね、それなら銀行は借りて欲しい訳ですし、一銀行がダメでも他行もあり問題ないかと思います。

だとすると、貸し渋りに合う企業は、投資の見通しが悪いか、運転資金が必要な会社だと思いますが、両方とも会社としてどうなの?って思います。

普通の企業って銀行に協力してもらえないとやっていけないところが多いのでしょうか?
理由も簡素に教えてください。

A 回答 (2件)

銀行からの借り入れを含めて活動を続けている企業は多いですよ。


借り入れに対する考え方が、(少なくとも従来の)一般家庭とは根本的に違うからです。
※ちなみに、消費を中心とした(従来の)一般家庭の考え方は、「入るを量りて出ずるを為す」と呼ばれ、まあ、「収入にあった生活をしましょう」です。

企業の活動は、「結果的な利益を最大化する」という原理で動いています。
こちらは、「出ずるを量りて入るを制す」と呼ばれ、利益の最大化のためにいくら必要かというところから、「では、いくら必要か」と考えます。

例えば、今手持ちが 1000円だったとしましょう。
ここで、調査の結果以下の事がわかったとします。

・ある商品を1個10円で仕入れできる。
・この商品は、1個12円で売れる。
・需要は、500個

ここで、「最終利益を最大化する」という原理に従えば、
・銀行から 4000円借りる
・この商品を 500個買う
・この商品を 500個売る(売上げ 6000円)
・銀行にお金を返す(利息 5% として、4200円)
・最終利益(粗利)6000 - 4200 = 1600円

これに対して、手持ちの 1000円を回転させるだけだと、残るのは 1200円です。

一時的に借金することで、400円余計に儲かるわけです。

もちろん、「調査」とか「予想」の精度が大切であることは言うまでもありません。
また、説明はかなり単純化しています。
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この回答へのお礼

おお!なるほど!
一般家庭との違いが分かりやすいです。
これだと、どんな優良企業でも、借金をすることで大きく成長ですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2021/10/22 10:00

企業で融資を受けて右肩上がりに伸びれば役員を送ることは無いが、伸び悩みが続いて倒産になったら回収もできません



そのためか、企業の財務をチェックして不用な支出を抑えるような指示を出すくらいの権限を持っているのです
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この回答へのお礼

>企業で融資を受けて右肩上がりに伸びれば役員を送ることは無いが、伸び悩みが続いて倒産になったら回収もできません

なるほどです。それほど企業のする投資というのは、賭けの度合いが大きいということでしょうか。

10回投資したら3回失敗する見ないな感じ?
全体では黒字で拡大傾向だけど、時々苦しくなるから銀行に協力してもらわないと
ってかんじですか?

お礼日時:2021/10/22 08:59

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